DIPスイッチ各販売店・通販サイト売り切れ続出! 「大人の科学 真空管ラジオ」

2006年04月08日

超精密プローブ登場

 性能の良い電子回路の製作に欠かせないのが精度の良い測定と調整です。
通常はテスターやオシロスコープを使用することになるのですが、そこで問題なのが被測定部分への接続(プロービング)でして、込み行った部分や細かい部分へのプロービングはとても苦労する割には巧く信号を拾えなかったりします。
 さて、今回ご紹介するENGINEERのEプローブルーペはそのような苦労をかなり軽減してくれるツールです。
テクトロのプローブ  通常のオシロスコープのプローブで込み行った部分を測定するとなると、だいたいこんな感じです。
 ユニバーサル基板に組んだロジックICのパスコン端子に現れるスイッチングノイズを見ようしたのですが、込み入っていて暗くて、足を捉えきれずに外れそうです。

SDE-20
 Eプローブルーペを使用した場合が左の通りです。
内蔵されている白色LEDの照明はとても明るく、プローブの先端は非常に細く鋭いニードルになっているので余裕でコンデンサの足をプロービング出来ています。
(余りに明るく照らしてくれるので埃が目立ってしまっています.....)
MOTU PCI-324  さて、このEプローブルーペは過去のハンドツールでは例を見ない特筆すべき機能としてものすごく高性能なルーペを装備しているのです。
 専用に設計されたその5倍非球面レンズはプローブ先端とその周辺を非常に明るく、詳細に拡大します。
ENGINEERの方からサンプルを見せてもらったときに、何より驚いたのはそのレンズ部分でした。
 写真はピンピッチが0.5mm、ピン幅が0.2mm以下というVQFPパッケージLSIの足を文字通りピンポイントで狙ったところ、余裕でプロービング出来てしまいました。
 ちょっと分かりにくいのですがレンズ上面に並んだLSIの足が収差(本来直線であるものが中央と両端の上下位置がズレる歪み)無く一列に並んでいる、非球面レンズだからこそ可能になる画質もチェックしてください。
 また、レンズ外の部分の明るさと比較すると分かりやすいのが内蔵の白色LEDによる的確な照明です。
残念ながら写真機がプローブのレンズを撮る角度の関係で全面にピントが合った絵になっていませんが、肉眼で見た場合はどの部分も見事な結像をしています。

 このEプローブルーペは2種類ありまして、TTLレベルのロジック回路のシグナルを耳で確認できるブザーや導通チェック用の信号発振回路を内蔵したSDE-10と、オシロスコープ等測定器のプローブとしての接続を考慮したBNC端子を装備したSDE-20があります。
 お値段は通常SDE-10が11592円、SDE-20が9912円となっていますが、4月末日まではキャンペーン価格としてSDE-10が9828円、SDE-20が8484円となっています(全て税込み価格)。
 百聞は一見に如かずと言う諺が見事に当てはまる品物ですので、シリコンハウス2階で実際に手に取って、見て、その優れたレンズと使い勝手の良さをぜひご体験下さい。



絵と文:近藤

トラックバックURL

DIPスイッチ各販売店・通販サイト売り切れ続出! 「大人の科学 真空管ラジオ」