2007年10月02日

ココはテストに出るから

配線材には大きく分けて2種類ございます。
それは『単線』と『撚線』でございます。

『単線』と言うのは導体が1本の電線で構成されているもの。
誤解をおそれずに言えば、針金の周りに絶縁体を巻いた感じの線材です。

単線導体断面単線導体

『撚線』と言うのは細い銅線をワイヤーのようにより集めて導体を構成している電線です。
『撚線』の方が動きに強い為、配線材の多くは撚線でできています。

撚線導体断面撚線導体

よく1本だけの配線材を『単線』と呼ばれる事がありますが、正しくは『単芯線』と言いまして、『単芯線』にも『単線導体』と『撚線導体』があるわけです。
ややこしいですがココを間違えると全く別物の配線材を勧められる事になりますので、是非憶えておいていただきたい所です。

さて『単線』と『撚線』の見分け方ですが、線材の断面を見て頂ければ一番判りやすいのですが、配線材がパックされていたり細すぎてよく判らない場合もございます。
そんな時は線材の太さの表記をご参照ください。
一般的に『単線』は導体の直径で表記されています。単位は『mm(ミリメートル)』または『φ(ファイ)』です。
『撚線』の場合は導体の合計断面積で表記されています。単位は『m(平方ミリメートル)』または『SQ(スクエア)』です。

あるいは『AWG』で表記されている物もあります。
『AWG』とはAmerican wire gaugeの略で、アメリカなどで使われている導体の太さを表す表記です。
この『AWG』、直径や断面積に換算するには特殊な計算式が必要なので詳しくは省略しますが、数字が小さいほど太く、数字が大きいほど細くなる、と覚えておいてください。
『AWG』で表記された線材はUL規格の認証を受けている場合が多いようです。

で、当店で取り扱いのある配線材はほとんどが『撚線』でございます。
数少ない『単線』の配線材は、KQE電線とETFE電線、それと電話工事用のFCTケーブルのみでございます。

単線売場

各電線については後日ご紹介いたします。
お楽しみに。

<記事:伊東>

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