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2007年12月10日

大きくても妹

今年の2月に発売され、圧着ペンチの新たな境地を切り開いたエンジニア製『PA-09』。
今やすっかり定番となり、当店でも売れ筋商品となっております。

その『PA-09』に姉妹品が登場しました。
それがこちら。

PA-20本体

精密圧着ペンチ『PA-20』でございます。
エンジニア一押しの新商品でございます。

この『PA-20』、『PA-09』との違いはダイスのサイズにあります。
『PA-20』は『PA-09』より大きいサイズのコンタクトピンをターゲットにしております。

PA-09とPA-20

『PA-09』が極小コンタクトピンを圧着出来ることを最大の特徴としていたのに対し、『PA-20』はもっと汎用的なコンタクトピンを圧着出来る事が特徴と言えます。
公式には2.5mm〜5.0mmピッチのコネクタに対応と謳われております。
『PA-09』は1.25mm〜2.5mmピッチに対応を謳われており、一見したところ『PA-09』と『PA-20』の違いはあまり無いように思われます。
確かに両者を比べましても4つしかないダイスの内2つが同じサイズとなっております。

PA-09とPA-20ダイス比較


しかし実際には両者では板厚が違い、『PA-20』は『PA-09』よりも0.5mmも厚くなっております。

PA-09とPA-20ダイス厚み比較

この0.5mmの厚みの違いは侮りがたく、2.5mmピッチのコネクタでも日圧のEHコネクタやXHコネクタでは芯線をかしめる部分がギリギリの幅になり、少しずれるだけで失敗することになります。
圧着できない訳ではありませんが、少々慣れが必要となります。
しかし板厚が増したことにより、同じ2.5mmピッチでもNHコネクタなどの比較的大きめのコンタクトピンはしっかりと圧着出来るようになりました。
そういった意味で、ダイスの半分が『PA-09』と同じサイズであっても住み分けができていると言えます。

我々が試したところでは日圧のNH、SM、VHコネクタ、molexの5159TL、5194TL、AMPのミニユニバーサルメイテンロック、コマーシャルメイテンロックなどはかなりの精度で圧着できました。
(詳しい圧着事例はメーカーページをご参照ください)

PA-20圧着例

しかしこの『PA-20』、ダイスが根元に行くほど大きくなっておりまして、VHコネクタなど大き目のピンをかしめる時には高さがギリギリになり、やりにくく感じました。

PA-20奥が大きい01PA-20奥が大きい02

同じようなオープンバレル用圧着ペンチでも、『PA-20』よりも幅広く大きなダイスを備えたホーザンの『P-706』では根元に行くほどダイスが小さくなるよう配慮されています。
この点は今後の改良ポイントであると言えるでしょう。

気になるお値段は『PA-09』と同価格、3950円でございます。
ホーザンの『P-706』より安価でホビー用途でよく使う範囲もそつなくカバーされていますので、選択肢の一つとしてはアリだと思います。
例によってカウンター内にサンプルを用意しておりますので、試してみたいお客様はお気軽にお申し付けください。

PA-20店頭


・ENGINNER 精密圧着ペンチ PA-20 ¥3950-

<記事:伊東>

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この記事へのコメント

1. Posted by Mちゃん   2016年02月11日 18:55
エンジニアの対応の物をPA-09を含め
2つ買いましたが、正直うまくできません。

molex1.25mmピッチの物では
1.3mmでかしめると入らず
1.0mmではかなりの加減が必要でした。

1.25mmは専用のダイスの窪みが欲しいなぁと痛感しています。
多分コツがあるんでしょうね。
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