2008年10月11日

濡れるのは外側だけ

秋雨前線が過ぎ去れば、本格的な秋到来。一年で最も過ごしやすく、食べ物のおいしい季節となります。
雨の日は気分も湿りがちになり、意欲も低い方へ流されてしまいがちになるものです。
電子工作で言えば水は大敵で、特に外部で使用されるコネクタ等はしっかりと防水しておきたいところです。
今回ご紹介致します商品は、そんな配線材の防水に便利な商品でございます。

それがこちら。

防水チューブinパッケージ

エーモン製防水収縮チューブでございます。
エーモンと言えばカー用品メーカーとして知る人ぞ知るメーカーでございます。
この収縮チューブも自動車で使用する事を念頭に作られた商品ですから、その性能にも信頼がおけるというものです。

特徴としましてはこの商品、内側に接着剤が付いておりまして、収縮する時に加えた熱で接着剤が融着するようになっております。
この接着剤がチューブと配線材との隙間をふさぎ、防水出来るという訳です。
収縮後のチューブを見ると溶け出してきた接着剤が見て取れます。

とろける接着剤はみ出す接着剤

なお、接着剤は冷えて固まりますので、チューブが熱を持っている間にコードを引っ張ると抜けてしまう事もございます。常温になるまではあまり力を加えないようにしてください。

収縮率はパッケージには75%とと書かれていますが、こちらで簡単に試しただけでも65%ほど縮みましたのであながち言い過ぎでもないかと思われます。

劇的ビフォーアフター

チューブを選ぶ際は、中に入れる配線材の太さの2倍を超えないように選んでいただければ、問題も起きないかと思われます。



ではここで。
実際に防水出来るのか実験してみましょう。

取り出したる実験材料はコレ。

水没判別用シール

なんだか判りますか?
そう、携帯電話なんかに付いている水に濡れたら赤くなるシールでございます。
この実験の為にわざわざ携帯電話を一台分解しましたよ。

コレを防水チューブの中に入れ、チューブの両端をVFF電線でふさぎ、水に沈めます。

チューブの中にシールがあります水に沈めます

この状態で30分間放置。

待つ事30分

では、30分後のチューブを解体してみましょう。

チューブを割ってみるシールはどうなった!?

シールに変化は見られません。見事に防水していた事が証明出来ました。

で、好奇心に駆られてこのシールを水に沈めてみました。

シールのみ沈めてみたホントに赤くなるんだね

やっぱり赤くなりましたよ。コレでこのシールが本物である事も証明されました。

その後コードからチューブを剥がそうと試みましたが、かなりガッチリと接着されており途中で断念。
溶接面は部材より硬くなければならない、そんな溶接の鉄則をきっちり押さえた商品でございます。

剥けない・・・

今回は内径4φと6φの2種類が入荷。
気になるお値段は4φが285円、6φが325円でございます。
どちらも長さ140mmが4本入っております。

結線部分を防水にしたい場合や、普通の収縮チューブより強固に保護したい場合等にオススメ致します。

収縮チューブ売り場の一角に

・エーモン 防水収縮チューブ
  4φ No.1196 ¥285-
  6φ No.1197 ¥325-

<記事:伊東>

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