3F新商品情報 2009/5/17SIMPLE180

2009年05月18日

あばれ圧着

さて昨日。カナレのF型プラグをご紹介致しました。
その際、カナレのコネクタを圧着するには専用工具が必要と書きました。
カナレのコネクタというのは、コネクタ自身の単価は安くて嬉しいのですが、使える工具が純正のものしか無く、カナレの純正工具というのはウチで取り扱いのある物でも18900円と、割と高額なのです。
それでも東洋コネクタの純正工具と比べればそれほど高くもないのですが、物の値段を相場ではなく自分の小遣いと比較して判断する人にはビックリするくらい高額に映るようです。
どこかの工具メーカーがカナレのコネクタを圧着できる工具を作れば、絶対に売れるのになぁと、以前から某工具メーカーに提案していたら、とうとうそのカナレのコネクタが圧着できる工具が登場したのでした。

それがこちら。

コレが正規のパッケージです本体はキレイです

ホーザン製同軸圧着ペンチ『P-741』でございます。
この工具はカナレの圧着工具『TC-35CA』と同等のダイスを持っています。

ダイス近影

そのため、全てのコネクタを圧着可能という訳ではありませんが、シリコンハウスで取り扱いのあるカナレ製のコネクタなら『BCP-C5F』以外は全て圧着可能です。
詳しくはメーカーサイトをご参照下さい。

で、実際に使ってみたんですが。

ギュッとしてグッとして

中心コンタクトに関しては、純正工具が四角く圧着するのに対し、P-741はスリーブと同じく六角形に圧着されます。

カナレ純正工具使用その1P-741使用その1

カナレ純正工具使用その2P-741使用その2

そのせいかコンタクトピンを差し込む際に純正工具で圧着した物よりも少し挿入感が硬い気がしました。

スリーブは工具の構造上二段締めのようになってしまいます。

スリーブ部分比較

まぁこの点は気にすることはないかと思います。
ちなみにこのP-741はクリンプハイトの調節はできません。圧着する形が違いますので計算することもできませんし。そう言う意味ではカナレ純正工具で圧着した時と同じ性能は期待できませんので、その点はご理解の上ご購入ください。

気になるお値段は8500円。純正工具の半分以下でございます。
仕事で使うにはどうかと思いますが、個人の趣味で使う分には充分だと思います。
今まで工具の値段がネックでカナレのコネクタに手を出しあぐねていた個人ユーザー様にオススメ致します。

他の同軸圧着ペンチと共に

・HOZAN 同軸圧着ペンチ(カナレ用) P-741 ¥8500-

<記事:伊東>

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