2009年10月24日

コネクタって必要?

ICや他の半導体に比べ地味な存在であるコネクタ達。
けれどもコネクタなくしてはICに電気を供給することも出来ませんって。
地味だけれども必要不可欠なのです!
そして本日はそんなコネクタの中から、便利な電線中継用のコネクタを紹介致します。

ELコネクタピン数色々
JST(日本圧着端子) ELコネクタ
定格電圧:MAX300V
定格電流:MAX10A
使用温度範囲:-25℃ 〜 +90℃
詳しくはメーカーHPをご覧ください。
さてこのELコネクタ、ホビー関連では割とみかけるコネクタなのですが、もちろんそれ以外のジャンルでも電線同士を接続するときに使いやすくて便利です。
加工もオープンバレル用の圧着ペンチ(歯が山型)があればラクにできます。
よくラジオペンチ等でも出来ますか?と質問されることがあるのですが、あまりオススメは出来ません。
なぜかと言いますと……


試してガッテン!

ラジペンPA-21
左:よくあるラジオペンチ 右:エンジニア製圧着ペンチPA-21

UL1007 AWG18先を剥きます
使う電線はビニル線の0.75SQ(18AWG)

ではまずはラジオペンチでやってみます。
最初にコンタクトピン(接触端子)と電線を付けるのですが、この時に「圧着」という作業をする事になります。
ピンに線を差し込んで…ギュッと。
電線を少し剥きまして、まずはピンの中心と電線の芯線を圧着します。
ラジオペンチだとピンの羽根を折りたたむような感じでしょうか。
そして同じように、ピンの根元と電線を被覆の上から圧着します。
(※補足 このようなコンタクトピンの圧着はピンの種類が変わっても基本的には中心と根元の2回、圧着作業が必要です)

出来てると思ったら…
はいっ、一見すると上手く出来てるっぽい。
だがしかし…
抜けるじゃん…。
ぬ、抜けた・・・・・ぐふぅ。
これはこっそり葬ります
こうなってしまっては再利用もしにくいです。
やはりラジオペンチでガッチリ圧着するには、手先の器用さがかなり必要でしょう。
私なんぞでは到底無理です。自分不器用ですから。


気を取り直しまして、次は圧着ペンチを使ってやってみます。
PA-21の出番だぜ
さぁ不器用な私でもキレイに圧着できるかどうか!?見物です。

圧着ペンチを使う場合、
真横から見たところ斜め上から見たところ
このように先にピンを軽〜く挟んで固定すると圧着しやすいです。
ピンの開き幅と圧着ペンチの歯の幅とを合わせます。
(※補足 専用工具でない限り、この歯が正解!ってのがありません。何度か試して探しましょう)

いよいよ圧着です
この状態で電線を持って来まして、
うおりゃあぁぁぁ!(優しく)
圧着!!!!!!

今日の君はキレイだね…
うーむ、我ながら完璧。
ピンの羽根が芯線に両側から食い込んでるのが判りますでしょうか。
なかなか理想的な食い込み方です。
でもやっぱりこの工具がいいんでしょうね…。

そして根元もかしめます。
圧着完了!ちょっとやそっとでは抜けません
圧着完了!
今度はグッと引っ張っても抜けません!素晴らしい…。

圧着作業が終わればあとはコネクタ本体に差し込むだけです。
差し込むだけ〜カチッとロックがかかります

相手側のピンも同じように圧着します。
オスピンも同様に。

差し込むだけよ〜カチッと完成
同じくコネクタ本体に差し込みまして、これでオスメスができあがりました。
オスメスが今一つに!

カチッとな。
ホント使いやすいコネクタです。
外す時は写真の矢印の部分を押しながら引っ張れば簡単に外せます。
外れにくく、外しやすい。ELコネクタの良いところでしょう。
電源ラインの接続コネクタとして最適です。
ちなみに正面から見ればこんな感じです。
正面から見たところ
中のコンタクトピン同士が接触して通電する訳ですね。

画像が多くなりすぎたー、あとで店長に怒られる〜

売場はここです

・JST(日本圧着端子) ELコネクタ 
2ピン プラグハウジング ELP-02V リセプタクルハウジング ELR-02VF
3ピン プラグハウジング ELP-03V リセプタクルハウジング ELR-03V
4ピン プラグハウジング ELP-04V リセプタクルハウジング ELR-04V
2列4ピン プラグハウジング ELP-04NV リセプタクルハウジング ELR-04NV
2列6ピン プラグハウジング ELP-06V リセプタクルハウジング ELR-06V
¥21〜
(2ピンのみ50ヶで¥945-)

コンタクトピン
プラグハウジング用 LLF-41T-P1.3E 適用電線範囲 AWG20〜AWG16(0.5SQ〜1.25SQ)
リセプタクルハウジング用 LLM-41T-P1.3E 適用電線範囲 AWG20〜AWG16(0.5SQ〜1.25SQ)
どちらも¥15-(100ヶで¥1415-)

今回使用した圧着ペンチ
・エンジニア PA-21 ¥4200-


<記事:平田>

共立エレショップにも登録しましたので、通販ご希望の方は
ご利用ください。
JST ELコネクタ/コンタクトピン

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この記事へのコメント

1. Posted by 原田 孝夫   2016年12月31日 19:09
ELコネクタの2ピン プラグハウジング ELP-02V とリセプタクルハウジング ELR-02VFはオス、メスと考えて宜しいのでしょうか?

また、50組を必要としているのですがこの場合、コンタクトピン100本必要となるのでしようか?