2009年11月22日

圧着端子の話

先日パナ電のACプラグの加工法をご紹介致しました。
今回はその時に使いました『圧着端子』のお話です。
今回もまた、知ってる人には『何を今更』感タップリなことを得意気に語らせて頂きます。

『圧着端子』と言いますと、圧着加工にて電線を付ける端子全般を言いまして、『圧着』というのは、まぁ、平たく言うと『ペンチなんかで握りつぶして電線を挟み込む』接続方法です。
当店で最も売れてる圧着ペンチ『PA-21』も、オープンバレルタイプの圧着端子を圧着する工具な訳です。
オープンバレルタイプタイプの圧着端子に関しては以前書きましたので、今回はオープンでない、筒状の圧着端子のお話しです。

まぁいわゆる『丸端』『Y端』というヤツで。

圧着端子色々

国内メーカーの丸型圧着端子(以下『丸端』)、Y型圧着端子(以下『Y端』)にはある共通点がございます。
それは、型番が『○○-××』と数字の組み合わせで出来ているのです。
Y端や一部の丸端にはこの間にアルファベットが付くこともありますが、基本はこの構成にしたがっています。
この数字には意味がありまして、結論から言いますと、前の数字は適合電線の太さを、後の数字は適合するネジ径を表しております。
例えば丸端の場合、『R1.25-3.5』と言う型番の商品は、『1.25SQの電線が使えて、Φ3.5mmのネジに付けることが出来る』と言う訳です。
これは冨士端子であれニチフであれ、同じように型番が付けられています。

また、ありがたいことにそれぞれの圧着端子には型番が刻印されていますので、圧着端子がごちゃ混ぜになっても根気があればより分けも可能なのです。

丸端の刻印Y端の刻印

ニチフの『0.3-3』に施された刻印とか見ると、単純に技術力を誇示したいだけなんじゃないかと穿った見方すら出来てしまいます。

虫眼鏡がないと見えにくい

『ほ〜らこんなに細かい刻印だって出来るんだぜ!』みたいな。

まぁそんな感じで、圧着端子を選ぶ際は使う電線の太さと、取り付けるネジなり棒なりの太さを調べた上でお選びください。
また、手に取った圧着端子を戻す際も、刻印を見て正しい位置に戻していただけると幸いです。

なお、1.25SQ用の圧着端子ですが、この端子のみ対応電線に幅がありまして、冨士端子もニチフも0.25〜1.65SQまで対応しております。
使いたい電線が0.75SQや0.5SQで、適合する圧着端子がないとお嘆きだった方には朗報かと。

まぁ0.25SQ以下の細い電線でも、
こんなに細くたって
内部導体を何回か折り曲げれば擬似的に太線になりますので
沢山集まれば
圧着できないこともないんですけどね。
戦える!!
写真ではAWG28(0.08SQ)の電線を使用しましたが、シッカリ圧着できてます。
工夫次第で何とかなるモンですよ。

そんな訳で、この記事が皆様が圧着端子をお使いになる際の参考になれば幸いです。

種類多いですが頑張って探してください。

余談ですが、丸型圧着端子の『5.5-6』『5.5-8』『8-6』『8-8』以上4種類のみ、金メッキの物を取り扱っております。

金メッキもあるでよ。

単価は全て1個63円でございます。
金メッキ好きの方は是非ご記憶の程を。

ココだけ金色堂

<記事:伊東>

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