2010年08月01日

私はコレで、科学が好きになりました。

さぁ8月です。夏休みも残すところ後1ヶ月!
って、まだ1ヶ月もあるんですねェ。うらやましい。
シリコンハウスは今年は夏期休業無しで営業いたします。
ただし8月23日月曜日は、毎年恒例棚卸しのため臨時休業とさせていただきます。

さて、夏休みと言うこともあってここ最近のお子さま連れのお客様が増えております。
場所の関係もあると思うのですが、ありがたい話です。
そんな中我が1階はと言いますと、先日記事にも書きました通り夏休みの自由研究・工作をお手伝いしようと、それ系のキットを増やしております。
そんな中、ようやく本命ともいえるキットが入荷いたしました。
それがこちら。

筆者一押しのキット群

米村でんじろう先生のサイエンスキットシリーズです。
お値段も手頃でシンプルかつおもしろい。制作も簡単で、説明書もよくできていますので、楽しみながら科学に触れ合うことができます。
お子様向けの入門キットとしては最適だと思う次第です。

まぁこの商品に関しては後日詳しく紹介するとして。

本日紹介したかったのは、科学の入門書としては私自身がもっとも強くお奨めするこちらの書籍でございます。

全部で11冊あります。

学研ノーラコミックス、あさりよしとお著『まんがサイエンス』シリーズでございます。

『まんがサイエンス』と言えば知る人ぞ知る科学まんがでございまして、「まだかなまだかな〜」のCMが懐かしい学研の学習誌で連載されておりました。
途中中断を挟んだモノの、1987年から実に15年以上も連載し続けたという驚異の科学まんがでございます。
私自身は中学1年生の時にこの『まんがサイエンス』3巻に出会い、オカルト一辺倒だった頭の中が科学とオカルトが共存するようになりました。

絵の変わり方に年月を感じる

取り扱う内容は理科の教科書で習うことから生活に密着した話題、ロボットや最新科学技術、果ては環境問題から宇宙ロケットまで科学全般を網羅しているといえます。
主人公を小学生にして、子供の目線で科学する、一緒になって考えることができるよう工夫されており、説明もわかりやすく子供から大人まで楽しめる名著でございます。

こうしてみると色々ある

各巻ごとに大まかなテーマが設定されており、どの巻から呼んでもちゃんと楽しめるようになっていることもポイント高いです。

最新刊。次はいつ出るのやら。

パラパラめくって興味を持ったところから買うのがよいのではないかと。
私自身のお薦めは2巻、3巻、4巻、6巻でございます。

校庭でロケットを打ち上げてはいけません
2巻は宇宙ロケットの話が中心で、最新の11巻と内容的にかぶるところが多いのですが、2巻は宇宙開発に実際に活躍した歴史上の人物を登場させることにより、世界の宇宙開発史というモノを大まかに学べるようになっております。
最新11巻の方はロケットの原理を解説することに主眼が置かれ、2巻よりも詳しく、わかりやすくなっております。2巻発売から12年経って描かれた作品ですから、その間の技術革新についても追記されております。

サブタイトルが秀逸。
3巻はロボットの話がメインでして、その中で『簡単に見られるロボットの代表』として『自動販売機』があげられており、『ロボット』というモノを概念としてもうまくとらえられる内容になっております。
また、この3巻は1993年に刊行されたモノですが、現在広く普及している『Suica』や『Pitapa』など、非接触型ICカードの話も出てきており、時代を大きく先取りした内容にも驚かされます。

日本のロケット開発についても載ってます。
4巻は環境問題をテーマとしておりまして、『環境問題とは単一の事象のみを見ても解決せず、あらゆる事象が複雑に絡み合って起こる問題である』ことを丁寧に教えてくれます。
この本を読めば、特定の物質のみを悪者にし、話を単純にして煙に巻こうとする現在の状況に疑問を持たざるを得なくなります。10年以上前に描かれた作品ではありますが、今読んでも十分に説得力がある作品です。

私が一番好きな巻です
6巻は力学をテーマとしていますが、生活に密着した話題も多く、万遍なくいろんなことを知ることができます。
特に抗菌剤の話や寿命の話、睡眠の話などはシリーズ全体を見ても完成度の高いよい話です。

と、まぁ色々語ってきましたが、正直な話あさりよしとお先生は私がもっとも敬愛する漫画家さんの一人でして、語りだしたら止まらないんでこの辺にしときます。
とにもかくにもこの『まんがサイエンス』シリーズが科学まんがとしては最高峰であることは間違いありません。
是非とも手に取っていただければ幸いです。
全巻一律820円でございます。

売場ではひっそりとしてます。

<記事:伊東>

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