2010年12月22日

皆大好きギターエフェクター製作

こんにちは。
挨拶もそこそこに本題切り込ませていただきます。
おひけぇなすって!!

さて、久々の工作部です。
テーマは皆大好きギターエフェクターです。

シリコンハウスでも「ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作(著者・遠藤智義/シンコー・ミュージック刊)」などの自作エフェクター関連の書籍を片手に部品を買いに来られるお客様が後を絶ちません。
実際、定番部品のアルミダイキャストケースや500円フットスイッチは小まめに補充しなくてはならない商品だったりします。

そして今回製作したのはエフェクターの中でも定番中の定番、ディストーションです。
完成品はこちら!
photo_s01

Make(オライリージャパン刊)ではこれまた定番アイテムのミント缶に納めてみました。

回路図と部品一覧は下記の通りです。

<回路図>
dist01

<部品一覧>
photo_s02

・IC
 U:TC4049BP {東芝 ¥42-}

・コンデンサ
 C1:電解コンデンサ(バイポーラ) 25V22μF {ニチコン UES1E220 ¥30-}
 C2:セラミックコンデンサ 10pF {¥10-}
 C3:積層セラミックコンデンサ 0.1μF {ムラタ RPE104 ¥21-}
 C4:セラミックコンデンサ 10pF {¥10-}
 C5:電解コンデンサ(バイポーラ) 25V22μF {ニチコン UES1E220 ¥30-}
 C6:電解コンデンサ 25V100μF {松下 ECA1EM101 ¥15-}
 C7:積層セラミックコンデンサ 0.1μF {ムラタ RPE104 ¥21-}

・抵抗
 R1:1/4W小型カーボン抵抗 1MΩ {松下 ERDS2TJ105 ¥5-}
 R2:1/4W小型カーボン抵抗 1kΩ {松下 ERDS2TJ102 ¥5-}

・ボリューム
 VR:Bカーブ 1MΩ {ROC 16K4-B1M-15RE ¥85-}

・その他
 ユニバーサル基板 {ROC 21-109 ¥84-}
 ICソケット(16ピン) {ROC GS031-1630 ¥30-}
 006P電池スナップ {ROC BS-IC ¥31-}
 ステレオジャック {ホシデン HSJ0857-0160109 ¥73-}
 モノラルジャック {ホシデン HSJ0296-0101509 ¥52-}
 LED {PARALIGHT L-314GD ¥21-}
 トグルスイッチ 二回路二接点 {ROC 2MD1T1B1M1R ¥78-}
 ツマミ {サトーパーツ K-8075-6.1 ¥90-}
 配線材少々
 ハンダ少々


ボリュームで歪み具合を調節、スイッチで信号をディストーション回路を通すかスルーさせるか切り替える、という極々シンプルな構成です。

では早速作業を追っていきましょう。


先ずユニバーサル基板に細かい部品を実装していきます。
回路図のバッファー(三角印に丸ちょんマーク)の下に小さく書いている数字が4049の足の番号です。間違えないよう注意してください。

photo_s03


次にケースに取り付ける部品と基板を配線材で繋いでいきます。配線材は部品ごとに色を買えておくと後々わかり易いです。

photo_s04


ここで3つ注意点があります。
まずボリュームはツマミの奥行きに対して軸が長すぎる場合、ハンダ付けする前に軸の余分なところを金鋸で切り落としておきましょう。
ハンダ付けの後だと他の部品や配線材が金鋸に当たって作業が非常にやりづらくなります。

また、この回路は市販のエフェクターと同様に入力のステレオジャックにプラグを差し込むと電源がオンするようになっています。
ステレオジャックのどの端子がLでRでグランドなのか確かめて、電池のマイナスを確実にRの端子に繋いでください。

photo_s05


三つ目はスイッチについてですが、スイッチの二接点のうち片方は信号をスルーさせるためにスズめっき線などでショートさせておきましょう。

photo_s06


ケースを加工していきます。
オートポンチで窪みをつけて、ピンバイスで穴あけします。
今回の作例のようにケースの壁が薄くて柔らかい場合すぐに歪んでしまうので、力を入れすぎないよう注意してください。

photo_s07


また、ボリュームなどのパネル取り付け部品がケースのふたに干渉してしまう場合、ふたをヤスリであらかじめ削っておきましょう。

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最後に基板をケースの底面に固定して(勿論、絶縁には気をつけてください!僕は100均のスポンジタイプの両面テープを愛用しています)、ジャックやボリュームなどをネジ止めて、LEDをホットボンドに固定して完成です。

photo_s09


完成したミント缶ディストーションに大人の科学vol.26付録のミニエレキを繋げて演奏してみました。

photo_s10

はい、今回は簡単なディストーション回路の作例を紹介させていただきましたが如何でしたでしょうか?
勿論これは一例に過ぎません。
各部品の定数を変更したり、余ったバッファーを利用するのも面白そうです。
入力に直列に抵抗をかませば割ときれいな音のプリアンプになります。
三端子レギュレーターを使用してACアダプターを繋げられるようにしても良いでしょう。


最後に宣伝ですが、シリコンハウスには自作エフェクターに関する書籍やパーツを多数取り扱っております。
興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ!


記事・製作:シリコン2F平田

*掲載されている回路の製作サポートは行っておりません。ご了承ください。

siliconhouse at 21:19│TrackBack(0)シリコンハウス工作部 

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この記事へのコメント

1. Posted by 山田 太郎   2010年12月24日 12:29
5 ステレオピンジャックの回路図は、TipとSleeveが逆では?
実物は合ってそうですが。。。
Tip:入力
Sleeve:電池
Ring:グランド
2. Posted by シリコン2F平田   2010年12月25日 17:55
山田 太郎様
ご指摘ありがとうございます。
回路図を修正させていただきました。