2013年09月29日
王者の帰還
今年に入ってからヘッドホンアンプが熱いのか、色んなキットメーカーがヘッドホンアンプキットを出してきています。
今年5月にエレキットさんが『TU-HP01』を発売したのを皮切りに（これは完成品ですが）、7月末に赤フグさんが、8月にはビット・トレード・ワンさんが、9月に入ってからは八ヶ岳クラブさんが相次いでヘッドホンアンプを発売されました。
OPアンプ1個の簡単な回路の物から真空管とのハイブリッド式まで各社様々個性豊かなヘッドホンアンプが店頭を賑わせております。
と言う訳で本日は。
電流帰還方式を採用した本格ヘッドホンアンプキットの紹介でございます。
ビット・トレード・ワン製電流帰還式ヘッドフォンアンプ『AD00031』でございます。
電流帰還式アンプというのは、入力される周波数(音の高低)によって変化するインピーダンスに左右されず、どの周波数でも一定の出力を取ることの出来るアンプでして、音の広がりや再現性の高いアンプと言われています。
以前ビットレさんが発売された電流帰還式のオーディオアンプも、定格出力0.5Wと書かれているモノの、出力される音はパワフルで、定格出力の何倍もの音を感じる事が出来る優れものでございました。
今回はその電流帰還式アンプのヘッドホン版の紹介でございます。
こちらのキットはケースや入力ケーブルまで付いた至れり尽くせりなキットでございます。
部品点数もそれ程多くなく、作るのもあまり難しくはありません。
完成基板はこんな感じ。
ハンダ付けヶ所も意外と少なめ。
説明書も付いているので初心者でも安心です。
使用電池は単四型乾電池を4本。電源を入れると水色のLEDが光ります。
基板に部品を付け終わったら全面パネルとボリウムのツマミを付けてケースへin。
これで完成。
手に乗る程度の大きさなのでポケットにも入っちゃいます。
プレーヤーと一緒にカバンに入れても邪魔になりません。
気になるお値段は9980円。
電池以外全てセットになったキットですので、既にプレーヤーとヘッドホンをお持ちであれば組み立てるだけですぐにお使い頂けます。
ポータブルヘッドホンアンプとして気軽に持ち出せるビット・トレード・ワンの電流帰還式ヘッドフォンアンプ。
原音に忠実な音を楽しみたい人にオススメでございます。
てなところで。
気になる音質の話。
この辺は主観の話になるので参考程度に読んで頂ければ幸いでございます。
実は先日の『球ちゃんIX』の記事を書く少し前、店頭で置いていますヘッドホンアンプ4種（エレキット、ビット・トレード・ワン、赤フグ、八ヶ岳クラブ）を聞き比べしてみたんですよ。
弊社ワンダーピュア開発部門の人たちも交えて色々と感想を聞いてみた次第でございます。
その時の4種の中で、もっとも評価が高かったのがこの『電流帰還式ヘッドフォンアンプ』でした。
音はフラットで少し高音域が広がる感じ。クリアな音質で、聞き比べに参加した開発部門の人間が満場一致で一番良いと言っておりました。
歪み率を測定した結果は、最大出力50mWの半分、25mWくらいまで低歪をキープ。
ヘッドホンアンプ4種の中では出力に対する歪率はもっとも低い数字が出ておりました。
と言う訳で。
色々良いことばっかり書きましたが、シリコンハウス店員の中には『聞いてて疲れる音』と表現した人もおりまして、まぁこの辺は聴く音楽との相性も有るのかなぁと思いました。
まぁ素直な音が好きな人にはお勧め出来るんじゃないかなぁと思います。
・ビット・トレード・ワン 電流帰還式ヘッドフォンアンプ AD00031 ￥9980-
＜記事：伊東＞
共立エレショップにも登録しました。
通販ご希望の方は、ご利用ください。
電流帰還式ヘッドフォンアンプ AD00031
今年5月にエレキットさんが『TU-HP01』を発売したのを皮切りに（これは完成品ですが）、7月末に赤フグさんが、8月にはビット・トレード・ワンさんが、9月に入ってからは八ヶ岳クラブさんが相次いでヘッドホンアンプを発売されました。
OPアンプ1個の簡単な回路の物から真空管とのハイブリッド式まで各社様々個性豊かなヘッドホンアンプが店頭を賑わせております。
と言う訳で本日は。
電流帰還方式を採用した本格ヘッドホンアンプキットの紹介でございます。
ビット・トレード・ワン製電流帰還式ヘッドフォンアンプ『AD00031』でございます。
電流帰還式アンプというのは、入力される周波数(音の高低)によって変化するインピーダンスに左右されず、どの周波数でも一定の出力を取ることの出来るアンプでして、音の広がりや再現性の高いアンプと言われています。
以前ビットレさんが発売された電流帰還式のオーディオアンプも、定格出力0.5Wと書かれているモノの、出力される音はパワフルで、定格出力の何倍もの音を感じる事が出来る優れものでございました。
今回はその電流帰還式アンプのヘッドホン版の紹介でございます。
こちらのキットはケースや入力ケーブルまで付いた至れり尽くせりなキットでございます。
部品点数もそれ程多くなく、作るのもあまり難しくはありません。
完成基板はこんな感じ。
ハンダ付けヶ所も意外と少なめ。
説明書も付いているので初心者でも安心です。
使用電池は単四型乾電池を4本。電源を入れると水色のLEDが光ります。
基板に部品を付け終わったら全面パネルとボリウムのツマミを付けてケースへin。
これで完成。
手に乗る程度の大きさなのでポケットにも入っちゃいます。
プレーヤーと一緒にカバンに入れても邪魔になりません。
気になるお値段は9980円。
電池以外全てセットになったキットですので、既にプレーヤーとヘッドホンをお持ちであれば組み立てるだけですぐにお使い頂けます。
ポータブルヘッドホンアンプとして気軽に持ち出せるビット・トレード・ワンの電流帰還式ヘッドフォンアンプ。
原音に忠実な音を楽しみたい人にオススメでございます。
てなところで。
気になる音質の話。
この辺は主観の話になるので参考程度に読んで頂ければ幸いでございます。
実は先日の『球ちゃんIX』の記事を書く少し前、店頭で置いていますヘッドホンアンプ4種（エレキット、ビット・トレード・ワン、赤フグ、八ヶ岳クラブ）を聞き比べしてみたんですよ。
弊社ワンダーピュア開発部門の人たちも交えて色々と感想を聞いてみた次第でございます。
その時の4種の中で、もっとも評価が高かったのがこの『電流帰還式ヘッドフォンアンプ』でした。
音はフラットで少し高音域が広がる感じ。クリアな音質で、聞き比べに参加した開発部門の人間が満場一致で一番良いと言っておりました。
歪み率を測定した結果は、最大出力50mWの半分、25mWくらいまで低歪をキープ。
ヘッドホンアンプ4種の中では出力に対する歪率はもっとも低い数字が出ておりました。
と言う訳で。
色々良いことばっかり書きましたが、シリコンハウス店員の中には『聞いてて疲れる音』と表現した人もおりまして、まぁこの辺は聴く音楽との相性も有るのかなぁと思いました。
まぁ素直な音が好きな人にはお勧め出来るんじゃないかなぁと思います。
・ビット・トレード・ワン 電流帰還式ヘッドフォンアンプ AD00031 ￥9980-
＜記事：伊東＞
共立エレショップにも登録しました。
通販ご希望の方は、ご利用ください。
電流帰還式ヘッドフォンアンプ AD00031
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