2014年02月27日

見えない何かでつながっている未来

『ワイヤレス』という言葉には未来があると思うんですよ。
21世紀になって10数年経つというのに相変わらず車は地面を走ってますし、宇宙旅行も人型ロボットもまだまだ普及には程遠い状況じゃないですか。
かつて思い描いたバラ色の未来、『21世紀』はいまだ夢物語でございまして、むしろ20世紀よりも進歩の速度が遅くなっているんじゃないかとションボリするかつての科学少年も多いのではないかと思います。

しかしそんな中20世紀では想像もしなかった未来の技術が『無線化』に関する技術ではないかと思います。
携帯電話登場以降の無線通信の進歩はめざましく、それに伴い携帯端末も大きく発展してきました。
ケーブルに縛られることなく自由に娯楽やコミュニケーションに興じることが出来る未来。それが現代だと思う訳です。

と言う訳で本日は。
通信の無線化の次はいよいよこれ!
そんな少し先の未来を体感させてくれるキット付き書籍の紹介でございます。

本誌は延期になったのに

『大人の科学マガジンPLUS 電磁実験スピーカー』でございます。
簡単に言えば電線で繋がずにLEDを光らせる事が出来る実験キットなのですが、ただ光らせるだけでないのがこのキットのすごいところでございます。
まぁその話は後ほど。
まずは本体を見ていきましょう。

割りとデカイ

本体は意外と大きいです。
形からして前方後円墳のようですね。この丸いところの外周にコイルがあり、この中に付属のLEDユニットを入れるとLEDが光るという訳です。

このキットはコイルを巻いたり基板を取り付けたりは自分でする必要がございます。

基板完成品の組立キットです別に電線が重なっても問題ありません

リッツ線を巻き付けてコイル状にするのはなかなか大変ですが頑張って下さい。
実際これだけキレイに巻かなくても動作するのであまり神経質にならなくてOKです。

組み上がったら単三乾電池を4本入れてスイッチON!

コイルの中でカプカプ光る

輪っかの中に入れたLEDが見事に光りました。
まぁこの辺、やってることは以前紹介しました『無接点充電モジュール』とおなじでございます。
本体にはボリウムが3個点いておりまして、これで明るさなどを調節できます。

光方とか調整出来ます

そしてそして。
このキットのすごいところはただ光るだけではないというのは先程書いた通り。
では何が出来るのか。
このキットのタイトルは『電磁実験スピーカー』でございます。
そう、『スピーカー』が付いているのです。
つまり音楽プレーヤーを繋ぐと、音楽に合わせてLEDが光るのです!
論より証拠。動画で見ていただきましょう。
最初は普通に点灯させてますが30秒当たりから音楽モードに変わります。お楽しみに。



大人の事情で動画は消音していますが、音の強弱に合わせてLEDが明滅しているのがお解りいただけるかと。
なお、音楽への感度もボリウムで調整出来ます。
また、音楽に合わせて明滅するところは店頭のショーケース内で展示しております。

見たら欲しくなりますよ。多分。

入口すぐのショーケースにて展示しておりますので、是非覗いて見てください。

これからどんどん展示を増やしていきます

気になるお値段は2940円(5%税込)。
キットだけでなく書籍の方も大人の科学らしく読み応え充分で、無線通信の歴史や無線伝送の父『ニコラ=テスラ』の話などかなり興味深く読めました。
また、キットを使った製作記事では、イカのぬいぐるみにLEDを仕込んで光らせる『ダイオードイカ』が個人的にツボでした。

ダイオウイカリシンジには負けるけどいいネーミング

もちろんネーミング的な意味で。

大人も子供も科学の不思議さを体験出来るワイヤレス給電技術。
その一端を楽しく見せてくれる『大人の科学PLUS 電磁実験スピーカー』。
美しい未来が、ココにあります。

ちょっと隠れたところにいます

・学研 大人の科学PLUS 電磁実験スピーカー ¥2940-(消費税5%込)

<記事:伊東>

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