2014年06月05日

本気でやるからこそ面白い

人生と言うのは何がきっかけになって変化するのか判らないものです。
5年前、10年前に今のような生活をしていると予想できた人というのは極少数なのではないでしょうか。
ちょっとしたきっかけで考え方が変わる事は間々あることですし、不慮の事象で生活そのものが大きく変化する事もよく聞く話でございます。

と言う訳で本日は。
東日本大震災をきっかけに『節電』を限界まで突き詰め、生活をかけて本気で取り組んだ漢(オトコ)の物語の紹介でございます。

いやいや、マジで。

コモンズ『本気で5アンペア(斉藤健一郎:著)』でございます。
筆者は朝日新聞の記者でございまして、福島県郡山支局勤務時代に東日本大震災に遭遇しました。
その半年後に東京支局に転勤になり、新居で携帯電話を充電している時に違和感を覚え、超節電生活を始めるわけです。
原発事故をきっかけに東電から電気を買う事に嫌悪感を覚える辺り、不謹慎とは思いつつも面白いなぁと感じました。
この辺のエピソードは本書40ページ、『電気使用への違和感』と言う節に書かれており、私の中では最初の山場でした。

その後電気料金は200円を切るところまで行きまして、そこに至るまでの紆余曲折は面白いだけでなく生活の知恵的な節電術なども含まれていてかなり実用的で、取材や実験ではない、実生活として本気で取り組んでいるからこそ紡ぎ出されるエピソードの数々は並みの実用書など歯牙にもかけない説得力を持っています。
私は1ヶ月に4〜5冊程度しか本を読みませんが、今年読んだ本の中では五指に入る面白さでした。

私は勝谷誠彦氏の有料メールでこの本を知りました。

書いているのは朝日新聞の記者さんですが、文章は分かりやすく読みやすく、硬さもありません。

朝日っぽい考え方とかも随所にあってその辺も面白い

サクサク読める良書でございます。

気になるお値段は1512円。
最終的に筆者はソーラーパネルを使って自家発電をするところまで手を出します。
この時のエピソードもこれからソーラーパネルで自家発電をしようと考えている人にとっては参考になる部分が多いです。
まぁ単純に『節電』と言うだけでなく、いろいろと考えさせられる内容の詰まった体験記でございます。
朝日新聞というとそれだけで毛嫌いする人もいますが、レッテル貼って一括拒否なんて言う狭量な事は言わず是非ご一読くださいませ。
朝日嫌いの人もそれはそれで楽しめる内容になっております。

太陽電池に手を出す前に読むことをおすすめします。

・コモンズ 本気で5アンペア 斉藤健一郎:著 ¥1512-

<記事:伊東>

通販ご希望の方は共立エレショップをご利用ください。
本気で5アンペア――電気の自産自消へ

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by のび太は俺のモノ   2014年06月05日 21:28
よし、
シリコンはエアコン無しで乗り切ろう!


あと、デジットは変なBGM止めよう。