やっぱ監督って重要よねラピロ製作日誌 プログラム編 ロボット開発基礎の基礎

2014年06月11日

もう後戻りできない

人間、一度生活水準を上げてしまうと後戻りはなかなか出来ないものでございます。
私の場合たまたま一人暮らしをはじめたマンションに宅配ボックスと言う不在時でも宅配便を受け取ってくれる文明の利器が設置されておりまして、おかげでネット通販の依存度が高まりすぎた為に新たに引越しを考えた場合設備ランクを落とす事が出来ず予算が合わなくて困った事になっております。
まぁそんな特殊な事例は別にしても、例えば温水洗浄便座などは海外の方でもそれに慣れてしまうと温水洗浄便座無しのところでは用を足せなくなってしまうと言う話はしばしば耳にするモノでございます。

と言う訳で本日は。
工具の中にも中毒性のあるものは多いものでございます。
いい工具を使ってしまうと安物には戻れなくなってしまうものでして、本日ご紹介いたします工具も、一度使うともう昔には戻れなくなる逸品でございます。

多国籍なパッケージ

白光のハンダ除去器『FR-300』でございます。
その名の通りハンダ付けした基板などからハンダを除去する機械なのですが、これを使ってしまうとハンダ吸取り線はおろかバネポンプ式のハンダ吸取器すら不便に感じてしまいます。

白光のハンダ除去器と言いますと『808』がございましたが、この『FR-300』はその後継機でございます。
本体は100gほど重くなっていますが部品の配置が変更されたためそれほど重さは感じません。

トリガー付と言えばガンタイプ

手に持ったときのバランスは『808』の方が安定しているように感じますが、まぁ気になるほどではございません。
使い勝手も『808』から大きく変更されておりまして、まずグリップの部分に電源スイッチが付きました。

押しにくい電源スイッチ

コンセントに繋いでいてもこのスイッチを入れない限りノズルは温まらないので、いちいちコンセントを抜き差しする必要がなくなりました。
ただし安全を考慮してか狭いところにプッシュスイッチが付いているため、指の太い人には押しにくいように感じました。
不用意に電源が入りにくいのはいいんですが、同時に電源が切りにくいと言うような状況になっており、もう一工夫欲しかったなぁと。

他にも『808』ではドライバーを使って温度調節をしていましたが、この『FR-300』ではグリップ下部にダイヤルが付いており、簡単に温度調節が行えるようになりました。

温度調整がしやすくなったのは嬉しい

グリップにLEDが付いたのも最近の傾向ですね。

電源入れた直後や吸い取った後に光る

パッケージには『使用中はLEDが点灯』と書かれていますが、使ってみた感じノズルを暖めているときに赤く光るように思えました。
『使用中』と言うのは『ヒーター使用中』と言う意味なんでしょうか?この辺は謎の残るところです。
しかしまぁLEDが消えたらノズルも温まったと思って問題ないかと思います。

吸取りポンプの駆動トリガーは従来どおり。

トリガーは大きくなった分うっかり押しちゃうことも増えた

トリガー自身が少し大きくなった分押し心地が軽くなったようにも感じました。
電源ON時にこのトリガーを押すと『ヴーーーー!!!』と言うブザーみたいな音がしてハンダを吸取ります。
しかしまぁ、多分私がドジなだけなんでしょうけど、初めて『FR-300』の電源スイッチを入れた時このトリガーを知らずに押してたみたいでいきなり『ヴーーーッッ!!!』と言う音がしてビックリしました。
トリガーと電源スイッチがちょうど真裏にあるので、電源スイッチを人差し指で入れるときなどはご注意ください。
ただし吸取り時の音自体は『808』よりも抑え目になってました。

吸取ったハンダがフィルターパイプに溜まるのも今までどおり。

溜まってる溜まってる

この辺の手入れの仕方も従来どおりでございます。

大きく変わったのはノズルの交換方法。
付属品に専用のレンチが付いておりまして、これを先っちょにかぶせて捻ります。

スポッと被せてグイッと捻る

すると簡単に保護パイプが外れます。
レンチの赤い部分の突起を押すと保護パイプを掴む事もできますので、保護パイプが焼き付いた時でも何とかなりそうです。
この辺の構造は従来のナットで留める方式を同軸コネクタの『F型』とするなら、『FR-300』は『BNC型』と言えそうです。

保護パイプがスルッと外れる簡単にバラせて交換も楽

ではここで実際に吸取ってみた動画を見ていただきましょう。
サンプルはシリコンハウス2階のバックヤードに転がっていたジャンク基板でございます。
そのため見た目が汚いですがその辺はご了承ください。



動画は諸事情により無音にしております。
実際には静かなところではドキッとするほどポンプの『ヴーーーッ!!』と言う音がしております。
しかしハンダの量に関わらず溶けたハンダを瞬時に吸取ってくれており、電線をハンダしたところも数秒で除去できました。

しっかり除去できてますハンダ付けした配線もキレイに取れました

何より便利なのは今までなら片手にハンダゴテ、もう片方の手にハンダ吸取り線やら吸取り器を持って作業しなくてはならずなかなかに大変でしたが、このハンダ除去器ならハンダゴテと吸取り器が一体になっているため片手で簡単に作業が出来てしまいます。
ハンダを溶かす場所と吸取る場所が同じなのも作業性が良い理由の一つでして、これホント一度使うともう戻れませんわ。

セット一式。必要な物は全部入ってる

気になるお値段は20412円。
個人レベルで考えるとお高い気もしますが、一度購入すれば長い事使えますし、何よりこの便利さを知ってしまうともう後戻りは出来ません。
作業効率も大幅に上がりますので、会社や作業場に1台あるととても重宝すると思います。
ぜひ多くの電子工作好きの方に触ってみて欲しい工具でございます。

一押しです

・白光 ハンダ除去器 FR-300 ¥20412-

<記事:伊東>

通信販売も行っております。どうぞご利用くださいませ。

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