2014年09月18日

RAPIRO製作日誌 番外編 知っておいて頂きたいこと編

第一部が完結して一ヶ月が経ちました。
季節も変わり始め、朝晩は半袖だと肌寒いと感じるほどです。
おかげさまでRAPIROも継続して好調な売行きを見せております!
完成写真
当ブログを参考にしながらRAPIRO製作に励んでおられるお客さまからお問い合わせなども多数いただきまして、そのお問い合わせの中から、最初に私が気付けなかった点でこれは皆様にお知らせしなくては!!
と感じた情報もいくつか頂戴いたしました!
なので今回は製作にあたって知っておいた方が良いことをいくつかピックアップしていきたいと思います。

1:電池ボックスを繋がないとACアダプタを挿しても駆動しない
RAPIRO基板の回路構成では、電池ボックスを接続しておかないとACアダプタを挿しても通電しないと言う事が判明しました。
ブログ記事では組み立ての最初の段階ではニッケル水素電池での電源供給を考えて組み立て作業をしていましたが、途中からACアダプタからの電源供給に構想を切り替えました。
電源供給をACアダプタに切り替えた後も電池ボックスを接続したままにしておりましたので、電池BOX無しにはACアダプタから電源が供給されない事に気付く事ができませんでした。
スイッチ写真
なお、ACアダプタでの電源供給に切り替える際なのですが、電池ボックス側のスイッチをACアダプタの側に
写真のように切り替えておく必要があります。

2:サーボモータの初期化はACアダプタで行った方が良い
こちらも複数お問い合わせをいただきました。
サーボモーターの初期化をニッケル水素電池で行われたお客様から質問を頂いたのですが、初期化を行ってもいつまでもサーボモーターからギヤが回るような音がするだけで初期化がうまくいかない、というお問い合わせを頂戴致しました。
調査したところ、電池によっては満充電でもパワー不足で初期化が正常に行えない場合があることが判り
そこでこちらでも検証してみました。
組み立てた状態で、RAPIROにでたらめな姿勢を手動でとらせ、その後電源を入れ初期化作業を行ってみたところ、RAPIROが変な姿勢のままで誤作動を起こしていました。
(この再現方法はサーボモーターが破損する恐れがありますので決してやらないでください)
しかしACアダプタで再度サーボモーターの初期化を行うと、直立に近い姿勢に戻りました。
ACアダプタでの初期化後はニッケル水素電池での駆動に切り替えましたが、問題なくモーションを実行しておりました。
RAPIROを無線化するには当然電源もバッテリー駆動にする必要があります。
そのためには電流が充分に取れるACアダプタを使ってサーボモーターの初期化を行ってください。

電池写真
TOSHIBA社製 IMPULSE 2400mAh

この電池を使用してRAPIROを無線状態で動作させる事が可能なのですが、初期化の作業だけはACアダプタで行った方が正常に行えるという結論に至りました。
初期化をして基本姿勢を調整するまでの作業はACアダプタ駆動で作業を進められることをお勧めします。

3:Raspberry pi搭載の場合無線ドングルを2個使用すると誤作動が生じる
詳細は下記RAPIRO公式フォーラムページに記載されているのですが

http://forum.rapiro.com/thread/44/

どうやらRAPIRO基板からRaspberry piへの電源供給が充分でないようで、無線ドングルを2個使うことは出来ないようです。
無線ドングル、つまりwi-fiやbluetoothなど無線環境に接続するためのアダプタの事なのですが、
bluetoothドングルとwi-fiドングルを同時使用するとRaspberry Piが電源不足で動かなくなります。
ただし

PLANEX社製 BT-Micro3H2X

というbluetoothとwi-fi機能がひとつになったドングルを使用すれば、
電源供給も問題なくbluetooth機器とwi-fi通信での制御をどちらも行えるとの事です。
またRaspberry piにカメラモジュールを搭載し、カメラを動作させながら無線ドングルを使用すると、
これもRaspberryPiが電力不足で誤作動を起こしてしまうようです。

4:いろいろな方法があるということ
特にRaspberry pi搭載編に入ってからの作業なのですが、無線化に向けて色々な設定方法を紹介してまいりました。
しかしそれらはあくまでひとつの手段でしかないと言う事をどうか知っておいて頂きたいのです。
Raspberry piは大まかなOSの分類で言いますと、Linux OSという郡に分類されます。
この郡に属するOSは自分好みのカスタマイズがしやすいという点も特徴で、その設定には様々な方法があります。
私がご紹介したのはほんの一部でして他にも色々な設定の仕方が存在します。
その中で比較的簡単な方法で行っていると感じた設定方法をピックアップして記事にしました。
ですので、

他に方法はないのかな?

とお客様ご自身で色々お調べ頂き試していただくのも、このRAPIROというキットの醍醐味だと私自身感じております。
当店でも一部取り扱いがございますが、Linux OS、Raspberry piに関する書籍を一冊でも読んでみることをお勧めします。
私自身学生時代は専門科目の授業内容がよく理解できず、簡単に記された書籍を探して何冊も同じジャンルの違う専門書を何冊も買い、自分に合った一冊と言うものを常々探しておりました。
人によって判りやすい解説とわかりにくい解説というのがございますので、ご自身にあった一冊を見つけていただきましたら幸いです。

以上が今回お伝えしたかったことです。
今回多くのお客さまから色々なお問い合わせをいただきまして、一側面から見るだけでは見えてこないことがあるということを痛感いたしました。
頂戴致しましたお問い合わせを参考に、今後RAPIROの改造案に進展があり、再び連載を始める際には今回気付く事ができた点を踏まえて
より良い記事を執筆してまいりますので、皆様のご意見ご感想よろしくお願いいたします!!


大人気のRAPIROは当店一階及び、通販ページにて
¥45360-
で販売いたしております。

<記事:福島> 

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