2015年05月07日

『IchigoJam』でLチカ!

相変わらず人気で勢いの衰えない小型ボードパソコン『IchigoJam』。
しかしこの『IchigoJam』。なにもBASICでゲームを作って遊ぶだけではございません。
本体に付いたI/Oポートを使ってマイコンボードの様に使うこともできるのです。

と言う訳で本日は。
マイコンボード事始と言えば『Lチカ』。
もちろん『IchigoJam』でも『Lチカ』!なパーツセットの紹介でございます。

シリコンハウスオリオジナル商品です

『IchigoJam用ブレッドボードLチカセット』でございます。

セット内容は小型のブレッドボードと赤・黄・緑のLED、LED用の抵抗が3本とブレッドボード用のジャンプワイヤーが6本入っております。

これだけで結構遊べるセットです。

LEDを光らせるためのサンプルプログラムを書いた説明書も入っておりますので、『IchigoJam』環境がある方でしたらこのセットを買うだけで『Lチカ』が楽しめます。

組立もとっても簡単。

プスプス挿すだけの簡単工作

説明書の写真を見ながら部品を挿していくだけ。10分もかかりません。
ただしLEDには挿す方向がありますのでその点だけご注意ください。

ブレッドボードが組み上がったら『IchigoJam』と接続するのですが、接続するのは『IchigoJam』のIC横にあるボードソケット。

面倒だったハンダ付けはこの日の為に!

ここが『IchigoJam』のI/Oポートでございます。
今回は『GND』ポートにLEDのマイナスを、『OUT1』『OUT2』『OUT3』ポートにLEDのプラス側をそれぞれ接続します。

接続が終わったらサンプルプログラムを打ち込みます。

LEDを1個光らせるプログラムです

このプログラムを『RUN』すると。

LEDが点滅しました

『OUT1』に接続したLED(今回は緑色)が点滅します。
ちなみにプログラムはこんな感じ。

10 T=30
20 OUT 1,1
30 WAIT T
40 OUT 1,0
50 WAIT T
60 GOTO 20

以上。たったコレだけでございます。

簡単にこのプログラムを解説いたしますと。

まず行番『10』。
『T』と言う変数に『30』を代入しています。
別に『T』でなくてもいいのですが、今回はこの変数を時間として使いますので『time』の『T』を使いました。

次に行番『20』。
『OUT』はそのまま『出力』を意味しており、『OUT 1』でI/Oポートの『OUT 1』に出力しなさいと言う命令になります。
その後の『,1』はON/OFFの『ON』を表します。
コンピューターは2進数で動いていますので、『1=ON』『0=OFF』となります。
『IchigoJam』の場合、『1』、つまり『ON』にするとそのポートに3.3Vの電圧がかかります(この状態を『HIGH』と言う)。
逆に『0』にするとかかる電圧が0Vになります(この状態を『LOW』と言う)。
ですから、厳密に言うと『OUT 1,1』と言う命令文は『OUT1ポートをHIGHにする』命令と言えます。
I/OポートとLEDの間に抵抗を入れたのは、HIGH状態の電圧3.3VをそのままLEDに流すと電圧が高すぎるため、LEDに最適な電圧に調節するためなんですね。

次に行番『30』。
『WAIT』と言うのはそのまま待てと言う命令文。
『WAIT』の後に数字を書き込むと、その時間だけ静止する事になります。
ちなみに『WAIT』の後に付ける数字は『1』につきおよそ60分の1秒静止します。
つまり『WAIT 60』と書くとおよそ1秒間静止させる事ができます。
今回は変数『T』に『30』を代入しているため、およそ0.5秒LEDは点灯したままになります。

次に行番『40』。
今度は『OUT 1』に『0』を出力する、つまり『OUT1ポートをLOWにしなさい』と言う命令文で、結果LEDを消灯させる命令文になっています。

次に行番『50』。
これは行番『30』と同じ。
60分の『T』秒間行番『40』の状態のまま待てと言う命令文です。

最後に行番『60』。
『GOTO』と言うのは指定した行番に行け、と言う命令文。
ここでは行番『20』に行くことを指示していますので、以下行番『20』から『60』までを延々繰り返すことになります。

以上が今回のプログラムの解説でございます。
変数『T』に代入する値を変える、『WAIT』の後に直接数字を記入するなどすれば点滅の周期が変えられますし、『OUT』の後のポート番号を変えれば別のLEDを光らせる事ができます。
BASICは見たまんま英語ベースですので、理解しやすく英語の勉強にもなるのでお子様にもオススメの言語でございます。

ココまでが基本編。
実は付属の説明書には応用編のプログラムも掲載されております。

応用編です。こちらはあえて解説いたしません。

そのプログラムは3個のLEDを順番に光らせるものでして、実際に『RUN』させるとこうなります。



全部で8行の短いプログラムなのですが、よくよく見ると不思議な記述がされております。
果たしてこの謎を解くことができるでしょうか。
この謎が解けた暁には、3個のLEDを同時に光らせたり、もっと複雑に点灯させる事ができるようになります。
ぜひともこの謎に挑戦して見てくださいませ。

気になるお値段は400円。
『IchigoJam』をマイコンボードとして使うための入門に最適なこの『Lチカセット』。
ただ作って光らせるだけではない、考えて、応用させる余地を持った学習に最適なセットでございます。

ソフトだけじゃなくハードでも遊んでみよう

・IchigoJam用ブレッドボードLチカセット ¥400-

<記事:伊東>

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