2015年06月21日

不思議にステキ!電線の無いボトルLEDアート

最近空きビンにLEDを入れて光らせる装飾を作るのが一部で流行っているんだそうで。
一部では『ボトルLED』と言う名前で広がりつつあるこの自作オブジェ。
早速真似して作ってみました。

これだけでも充分ステキなんですけどね

お酒の空きビンやメイソンジャーなどに粒状のLED、クリスマスツリーなどの電飾に使う様なヤツですね。それを適当に突っ込むだけでなんだかお洒落なオブジェが出来てしまうと言う、お手軽なのに出来上がりは結構良い感じの工作でございます。

で、実際に飾って見て思ったんですが。
ビンの中に入っているのはLEDですから、当然電気の供給が必要です。
つまりそのままでは電気を供給する電線がビンから伸びてくる訳です。
もちろん乾電池で光らせると言う手もありますが、ビンの内部で全てを完結させようと思うとビンの中に電池を入れる必要が有りまして、電源のON/OFFや電池交換など手間の掛かるオブジェになってしまいます。

何とかコレをすっきりさせる方法は無いものだろうか。

と言う訳で、やってみた。

使用するのはこれ↓。

不思議な電子工作といえばコレ

以前も紹介したことがありますseeedの無接点充電モジュール『POW01141B』。
コイル同志の電磁誘導で離れた場所に電気を送ることができるモジュールでございます。
これの受信側をLEDの電源としてビンの中に仕込み、外側から電気を供給しようと、そういった試みでございます。

使用するLEDは電池式LEDワイヤー

5Vで光るLEDならだいたい使えます(電流注意!)

何色でもできるのですが、今回は色を変えながら点滅する『RGB点滅』タイプを使うことにしました。
今回使う無接点充電モジュールは入力はDC12Vなのですが、出力がDC5Vになるため、乾電池3本、定格電圧4.5Vで点灯する電池式LEDワイヤーを選びました。

まずは下準備としてジャマな電池BOXを取り除きます。

配線を傷つけないように破壊する

簡単に言うと壊してバラします。
キレイにバラすのは難しかったため、ニッパーで切りつつ壊しつつ何とか配線部分を取り出しました。

次に電池用の金具は使わないので取り除き、無接点充電モジュールの受信側を配線同士はんだ付けします。

結線部分は収縮チューブ等で保護しておくと安全です

今回は判りやすいように透明の収縮チューブで保護しましたが、目立たなくするために白や黒など、色付きの収縮チューブで保護してもOKです。
本来DC4.5Vで光らせるところにDC5V突っ込む事になりますので、抵抗は取り外さずにそのままお使いください。

抵抗の足とモジュールの電線をはんだ付け

まぁ本来ならちゃんと計算して適切な値の抵抗に取り替えた方が良いのでしょうけど、店頭での実験ではDC5Vで点灯させ続けても問題が無い事が判っているのでそのままにしてます。

はい、加工はこれで終了。
はんだ付けが終わったら送信側に電源を繋いでちゃんと点灯するか確かめてください。

確認は大事です

プラスとマイナスを間違えていないか、送信と受信を間違えていないか、はんだ付けはちゃんと出来ているかなど、点灯しない場合はその辺りを確認してみて下さい。

ちゃんと光ることが確認できたら、ビンに詰めます。

コイルを固定してからLEDワイヤーを適当に入れました

どこから給電するかでコイルを固定する場所が変わるのですが、まぁビンの底に取り付けるのが最も簡単ではないかと思います。
ビンの中のコイルが動くと送信側のコイルとの距離が離れてしまい、上手く給電できなくなるので今回は薄い両面テープで固定しました。

コイルに綿などをかぶせて隠すという手もあります

送信側はビンを置く台の裏側に設置しました。

両面テープとセロハンテープで固定しました

今回良い台が見つからなかったので商品が入っていた白箱を再利用しました。エコです。
あまり分厚い素材の台などに仕込むとコイル同士の距離が離れてしまうため、上手く給電できなくなりますのでご注意ください。
送信側のコイルも外れてしまわないようしっかりと固定して下さい。

なお、今回は設置場所が↓壁面の予定でしたので、土台がしっかりするよう厚紙の箱にしましたが、
デモなんで透明ケースでも良かったかも。
テーブルの上や家具の天板などに設置する場合はランチョンマットなどで送信側を隠してしまえば台などに固定する必要は有りません。

台の上にビンを乗せればこの通り。

無事設置完了です。

キレイに光りました。
ビンを少し持ち上げればLEDも消灯します。

距離によって微妙に光り方が変ります

仕掛けを知らないと結構不思議に思われますよ。

最後にもう一つ注意点を。
送信側を設置する台の素材はコイル同士の距離を近くするために薄いに越した事はないのですが、金属を使うと給電が上手く行かなくなりますのでご注意ください。

金属板がシールドになってます

上の写真はビンと台の間に1mm厚の鉄板を挟んだ状態です。
たった1mm挟んだだけで受信できる電力が著しく低下するため、もっとも低い電圧で光る赤色が弱弱しく光るだけになりました。

と言う訳で。
簡単でオシャレな『ボトルLED』に一手間加えて更にステキにする無接点給電化工作。
工作時間は30分ほど。それも主に電池BOXをバラす作業ですので、難易度も低めなので普段は手芸しかしない人にもオススメでございます。

知らずに見るとホント不思議ですよ

・seeed 無接点充電モジュール POW01141B ¥1450- ※価格改定しました
・電池式LEDワイヤー RGB点滅 ¥1296-

<記事:伊東>

通販ご希望の方は共立エレショップへどうぞ!
無接点給電ボトルLED部品セット / POW01141B-SET

トラックバックURL