2015年10月23日

両雄並び立つ

一挙両得。一石二鳥。
とかく利益を求める現代人にはついつい食指が伸びてしまう言葉でございます。
昭和生まれの私なんぞは『同時上映』とか『豪華二本立て』なんて言葉にもついつい反応してしまう次第でございます。

と言う訳で本日は。
そんな一粒で二度美味しい書籍の紹介でございます。

最近のトレンドを押さえた贅沢な書籍

工学社『「ソーラー発電」「LED」ではじめる電子工作(神田民太郎:著)』でございます。
タイトルを見るとソーラー発電を利用してLEDを光らせるのかと思えるのですが、何とこの本、ソーラー発電はソーラー発電、LED工作はLED工作で別の章に分かれており、全くつながりが無いのです。

ちらほら見える写真が興味をそそる

全3部構成になっていますが、第1部がソーラー発電、第2部と3部がLEDを使った工作の章になっております。

ソーラーとLEDはつながりが無い

ソーラー発電の章ではソーラーパネルと鉛シールバッテリーを使って家庭用の照明とテレビが使えるようなシステムの組み方が紹介されております。

本格的なソーラーシステムを組もう!

白黒ではありますが写真や図が多く使われており、イメージしやすい構成となっております。
章が進むとPICマイコンを使ったソーラーチャージコントロールシステムの自作や、グラフィック積算電力計の自作など、かなり凝った工作が紹介されております。
実用性、作り応えともに充分すぎる内容でございます。

LEDの章ではまず4×4×4LEDキューブの作成から始まります。

根気のいる工作です

キットではなく自分で部品を集めて一から作る構成になっており、これだけでも結構な仕事量なのですが、更にコレをPICマイコンで制御して文字や記号を浮かび上がらせるところまで話は進みます。
C言語を使ってプログラミングするのですが、プログラムまで丁寧に記してくれているので同じ物を作る分には何とかなりそうです。

そのまま打ち込めばOK

LEDキューブを作った後はLEDドットマトリクスを使った電光掲示板の製作に話が移ります。
最初はPICマイコンで制御して文字を出すところから始まり、後半はプリント基板を自作して『LED方向幕エディター』と言うソフトを使って実物大の列車「LED方向幕」を作るところまで進みます。
この辺まで来ると、正直読んでても『なんかすげ〜』くらいの感想しか出てこないのですが、造りたいと思っていた人にとっては最高の教科書なのではないでしょうか。

気になるお値段は2484円。
ソーラー発電システムとLED表示器。ここ最近の電子工作の流行を見事に押さえたこの『「ソーラー発電」「LED」ではじめる電子工作』。
この本から電子工作を始めるというのはかなりハードルが高い気もしますが、今まさにコレを作りたかったんだ!と言う人にとってはチャレンジし甲斐のある内容だと思います。

どのジャンルの棚に置けばいいのか解らない・・

・工学社 「ソーラー発電」「LED」ではじめる電子工作 神田民太郎:著 ¥2484-

<記事:伊東>

通販ご希望の方は共立エレショップへどうぞ!
ソーラー発電 LEDではじめる電子工作 / ISBN9784777517695

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