2016年02月12日

お手軽めっきスプレー!!

こんにちは〜。

いきなりですが、皆さん「溶融亜鉛めっき」をご存知でしょうか?
土木建築に携わる方には常識でしょう。橋や鉄塔などの構造物を形作る鋼材に施す防錆処理の一種です。
溶融亜鉛めっきは溶けた亜鉛のプールに鋼材を浸し、表面に亜鉛の膜を形成するという処理のことです。その様子から「ドブづけ」とか「テンプラ」が通称となっているようです。
溶融亜鉛めっきを施された鋼材は、空気や水を通しにくくする酸化被膜を形成してくれる「保護皮膜作用」と傷を自動的に修復してくれる「犠牲防食作用」という2つの作用による強力な防食機能を有しています。
しかし上記のような処理方法のため、古くなっためっきをリフレッシュしたり、切断面・溶接部を補修する場合に一々設備の整った工場に持ち込んで亜鉛プールにボッチャンするのはコスト的にも時間的にも非常にかったるいことになってしまいます。
かといって普通の塗料ではめっきほどの錆止め効果は無く、すぐに錆びが出てしまいます。
そこで「ハケで塗ることができ、なおかつめっきと同等の防錆効果を持つ塗料」が20世紀半ばに開発されました。
これは常温で場所を選ばずに施工できることから「常温亜鉛めっき」と呼ばれています。
そして、その常温亜鉛めっき製品を60年近く作られているのが「ローバル株式会社」さんです。

はい、前置きがめちゃめちゃ長くなりました。
今回ご紹介させて頂く商品は3点!

厚膜タイプ

厚膜ローバルスプレー 塗面積:0.5(1回塗り)
¥2595-

前述の通り、古くなっためっきのリフレッシュ、切断面・溶接部の補修に使えるスプレーです。亜鉛含有量は96%。
とりわけ厚膜タイプはJIS溶融亜鉛めっき規格の最高グレードであるHDZ55と同等のさび止め効果のある厚い塗膜(80μm)を1回塗りで形成できるのが特徴です。
一般塗料だと養生や重ね塗りで何日もかかる作業がこの塗料なら1日で終わるので、作業時間を大幅に短縮できます。

色が渋いマットタイプ

マットカバースプレー 塗面積:0.4(2回塗り)
¥2322-

こちらは名前の通り、低光沢処理(りん酸亜鉛処理)された溶融亜鉛めっきの補修に最適なスプレーです。亜鉛含有量は70%。
厚膜ローバルは白に近い灰色ですがこちらはマットな黒灰色です。
これだけでも錆び止めの効果はありますが、標準のローバルや厚膜ローバルを下塗りしておけば更に効果がパワーアップします。

自然な光沢の変化が特徴のメッキタイプ

メッキカバースプレー 塗面積:3(1回塗り)
¥1890-

ローバルはメッキの補修において絶大な効果がありますが、色が灰色のためめっきが施された光沢のある鋼材に使用すると補修箇所が目立って美観を損ねてしまいます。
しかし一般の銀ペンで補修すると時間が経つにつれ、回りの亜鉛メッキは酸化して光沢を失っていくのに対し銀ペンを使用した箇所のみ光沢を保った状態になりこれまた目立ってしまいます。
そこでメッキカバーを使用すれば、周りのめっきとともに徐々に光沢を失っていくように設計されているので補修箇所があまり目立たなくなります。
使用方法はめっきの「やけ」や、ローバルを使った補修箇所に吹き付けるだけ。
ただしメッキカバー自体にはさび止めの効果はないので要注意です!

駆け足で新商品のスプレー3点をご紹介させて頂きましたが、最初に申し上げたとおり土木建築に携わっていない方だと今ひとつピンと来ないかもしれません。
もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら是非ローバルさんのホームページをご覧下さい。
使用事例が豊富に掲載されているので、亜鉛めっきへの理解が深まると共に思いもよらなかった利用方法が発見できるかもしれません。
個人的にはアマチュア無線塔の補修、釣り針のさび止めの例が興味深かったです。

ローバルスプレーはシリコンハウス1F、3Fにて取り扱い中です!!

<記事:平田M>

通販ご希望の方は共立エレショップへどうぞ!
常温亜鉛メッキ 厚膜ローバルスプレー / HR-420ML

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