2017年10月22日

試される大地(ランド)

最近は基板CADさえ使えれば、誰でもプリント基板を作れるようになりました。
便利な世の中です。
しかし、どんなに回路シミュレーションしようとも、
実際に部品を配置した際、パターンの引きまわしなどによって思いもよらない
バグが発生することもあります。

そんなとき、テスターやオシロスコープの出番なのですが、
そういうときほど、
「テスト用の端子が無く、パターンはレジストに埋もれてしまっている」
こういうことに頭を悩ませることもあります。

備えあれば憂いなし、あらかじめ基板にテスト用端子をつけられるように、
工夫しておけば、あとあとデバッグが容易になります。

本日はそんな回路チェック用の端子等をご紹介いたします。

SHK5G
■サンハヤト 表面実装用カラーチェック端子 SHK-5-G (20個入)
販売価格:534円(税込)

色のラインアップは黒・赤・橙・黄・青・紫・白の7色。

テスト用のチェック端子は、サンハヤトから何種類か作られていますが
こちらの商品は表面実装が可能なタイプとなります。
1.25x2.5mmのランドさえ作っておけば実装できます。

長めのランドなので、パターンに沿うようにランドを配置しておけば
パターンの引き回しにそれほど邪魔にはならないと思います。

SOK001G
■サンハヤト 信号ラインチェック用端子 SOK-001-G (20個入)
販売価格:388円(税込)


こちらは「その発想はなかった」というべき、
DIP-ICのデバッグに便利な端子です。
DIPソケットへICとこの端子を一緒に差し込むことによって
DIP-ICから端子を引き出すことが可能です。

これまではICクリップでICのピンに引っ掛けてプローブを引き出すことが多かったかと思いますが
これは一度ピンの足から端子を引き出すことになるので、隣接ピンとのショートのリスクが低くなります。
実装に際して、あらかじめ実装されたICソケット以外の加工が必要ない上に
使用後は取り外せますので、お手軽にご使用頂けます。

TTW200
■サンハヤト スルーホール用テストワイヤ TTW-200 (10本入)
販売価格:648円(税込)


こちらの商品は一見、両端がピンになったジャンプワイヤに見えますが
TTW200TIP
実は先端が板バネになっていて、0.9-1.0mm径のスルーホールに差し込むことが出来ます。

と、いうことは。

1.0mm径ほどのスルーホールさえ作っておけばそれがテスト端子として扱えるということです!
また、マイコン基板を量産する際、ファーム書き込みのソケットを実装するのが
手間やコストがかかってしまうという場合にも
スルーホールさえあればお手軽に結線できるのです。

シリコンハウス2Fにて販売中です!

<担当:木下>

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