本日(8/20)はシリコンハウスはお休みです。金メッキのファストン端子始めました。

2020年08月22日

ナムコ、気持ちいいよ。

nam電波新聞社刊
ALL ABOUT namco
オールアバウト・ナムコ 令和版
¥4,730-
(税込)

1985年に初版を発行した「ALL ABOUT namco」の復刻版。

全国書店での発売は8月31日ですが、当店は先行販売店として8月22日から販売しております。

ナムコが当時のアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)で出していたヒット作品の紹介記事が目白押し。
解析分析記事、キャラクター、楽譜などを満載。
当時を知ってる人ばかりではなく、今の人たちが読んでも十分楽しめる内容で、特にプログラムをしている方にとっては参考になることも多いと思います。
書籍内広告にもあるワンボードマイコン「IchigoJam」でナムコゲームを真似てプログラムを作ったり、音楽を演奏させるといった楽しみ方もあります。

■多くのゲームデータを記載。
ボムビー/キューティQ/パックマン/スーパーパックマン/パック&パル/ギャラクシアン/ボスコニアン/ギャラガ/ギャプラス/ラリーX/ニューラリーX/タンクバタリアン/キング&バルーン/ワープ&ワープ/ディグダグ/マッピー/グロブダー/ディグダグII/ゼビウス/フォゾン/リブルラブル/ドルアーガの塔/パックランド/ドラゴンバスター/メトロクロス
と言ったアーケードゲームに加えて、ファミコン、パソコン版のゲームも記載。

■ナムコのゲームはアイディアがすごい。
当時は普通に受け入れてましたが、こうやって改めてナムコゲームを見返してみると、独創性において数あるゲームメーカーの中でも群を抜いていたことが分かります。
ポリスがネズミでネコが窃盗というネズミのネコの関係性を逆転(マッピー)、空気ポンプで敵を膨らませる(ディグダグ)、掘削機で島を沈める(ディグダグ供法王様さえ無事なら何度でもよみがえる(キング&バルーン)、当時主流だった1レバー1ボタンではなく2本レバーで敵を囲む(リブルラブル)など、更には「宝箱を出すには1Pボタンを押す」と言った今のナゾトキ顔負けの仕掛けがあるゲームもあります。
どれもよくこんな設定を思いついたなという感があり、それをゲームにするというナムコはやはり偉大です。
新作が出る度、驚きを提供してくれました。

■パソコンゲーム記事も面白い。
当時は個人でパソコンが買えるようになった時期と重なり、ナムコのゲームも多く移植されました。
しかし、スペック的にアーケードゲーム機には及ばず、いかにパソコンで遊べるレベルまで落とし込むかが鍵となりました。
そこで、多大な威力を発揮して貢献したのが、この「オールアバウト・ナムコ」を発刊されている電波新聞社です。
各パソコンへの移植の多くは電波新聞社が担っていました。
例えばグラフィック機能が乏しい「MZ-700」ではテキスト文字を駆使して表現されていました。
先ほどの「マッピー」(ネズミ)は
◢◢
〇〇
こんなグラフィックになります。
ただ、PCGという外付けボードを持っている方のために予めグラフィックを強化したプログラムも入れられていました。
電波新聞社の親切心がうかがい知れます。

また、「PC-6001」に「ゼビウス」を移植する際には、グラフィックの面でそのままの色合いでは困難のため色合いを変えた「タイニーゼビウス」として提供。
「PC-6001」ユーザーへの親切心と言うかそれを通り越して、執念さえ感じさせられます。
「ゼビウス」と言えばおそらくゲーム史上初めて「銀色」と「透明」を表現したゲームでしたが、
それを捨ておいても「ゼビウス」のゲーム性を「PC-6001」で再現してくれました。

しかし、テキスト表示でも色合いを変えても、ゲームの面白さは伝わり、ナムコと電波新聞社の組み合わせはパソコンユーザーにとって最強コンビでした。

また、今の人たちにとってはゲーム媒体が「カセットテープ」だったということにも驚かれるかもしれません。
「音」から「データ」に変換してパソコンに読み込ませていました。
通信速度は300bpsとか1,200bps(当時は「ボー」という言い方が主流だったかもしれません)。
今の「メガ」や「ギガ」とは比べるべくもないスペックで楽しさを提供してくれた電波新聞社は凄いと言わざるを得ません。

■グッズの記載もちょっと嬉しい。
今年で40周年を迎える「パックマン」をはじめ、ナムコのキャラクター人気は高く、様々なグッズも販売されており、本誌ではそのグッズのほんの一部を紹介されています。
当時はおもちゃ屋で売ってることはほとんど無かったと思います。
ナムコ直営のゲームセンター「キャロット」での販売がメインではなかったでしょうか。
都心ならともかく地方からはなかなか行けず、今のようにネット販売もない時代ではハガキによる通信販売で手に入れるしかありませんでした。
なかなかお目にかかれなかったグッズ情報もありがたいものです。

■楽譜が載ってるのが貴重。
世界初のゲームミュージックのCDアルバムはナムコだったと思います(「ビデオ・ゲーム・ミュージック/ナムコ」YMOの細野晴臣氏が監修)。
当時のナムコの音楽は泣く子も笑うPOPで軽快な音楽が多く魅力的でした。
当時はパソコン雑誌の投稿プログラムが盛んでゲームミュージックも人気を博していました。
これまた電波新聞社の「ベーシックマガジン」でも変わらず、参考に出来る楽譜は重宝されていました。
DTMが普及している今では更にお手軽に打ち込めるのではないでしょうか。
ナムコの素敵な音楽を是非再現して欲しいと思います。
特に今回紹介している「オールアバウト・ナムコ 令和版」には「ドルアーガの塔」の追加楽譜が載っています。

■ボリュームたっぷりで楽しめる。
大容量の400ページ超え。
「遊びをクリエイト」するナムコならではの魅力的なゲームは昔の人も今の人も楽しめると思います。

外出自粛や猛暑で外に出にくい今の時期。
部屋で楽しめる「オールアバウト・ナムコ 令和版」はおすすめです。
5

楽しんだ後は
「クーソーしてから寝てください」。

(担当:小川)

当店通販サイト「共立エレショップ」でも販売中です。
「ALL ABOUT namco ナムコゲームのすべて」
https://eleshop.jp/shop/g/gK87311/

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