シリコンブックレビュー

2014年01月11日

地球の力、風力の実力

日本で『再生可能エネルギー』といえば太陽光発電が真っ先にあげられます。
国名にも『日の本』と在るとおり、日本人にとってお天道様というのは特別な存在でございまして、無尽蔵とも思えるパワーをアテにしたい気持ちはよく判ります。
太陽光発電に関しては何か裏でもあるのかマスメディアでもよく報道されているのですが、それ以外の再生可能エネルギーに付いては報道でも耳にすることは少なく、知らないことだらけでございます。
しかしいわゆる環境先進国においては遠く離れた太陽よりも、身近に吹き続ける風力をエネルギー源にする場合が多いようです。

と言う訳で本日は。
世界的には太陽光よりもメジャーな風力発電の可能性について知ることが出来る書籍の紹介でございます。

今年初読了の本です。

オーム社『日本の知らない風力発電の実力(安田陽:著)』でございます。
表紙に大きく『風力発電をめぐる『誤解』と『神話』を解きほぐす』と書かれている通り、我々が漠然と抱く風力発電に関するマイナスイメージを丁寧な解説で払拭してくれる良書でございます。
風力発電といいますと、2004年につくば市の小中学校で早稲田大学が風量予測を誤って風車を設置し、訴訟にまで発展した事件がすぐに浮かびます。
『風任せの風力発電はアテにならないのではないか、発電量が一定でない発電機を電力系統に繋いではいけないのではないか』そう言った誰もが考える疑問について、欧州の事例を元に日本でも充分に導入出来ることを解説してくれます。

漠然とした負のイメージに答えてくれます

中身は出典を明らかにした図も豊富で説得力があり、文章も判りやすく素人でも取っつきやすいのでオススメです。

表やグラフが豊富で比較が分かり易い

内容は風力発電の原理や機械的な話は一切なく、『電力会社が大規模発電に風力発電を導入出来るか』と言う部分を詳しく解説されておりますので、個人で風力発電を導入したいと考えている人向けではありません。
しかしもっと大きな視点で風力発電を見る、つまり国策として大規模に風力発電を導入すると言う事に関しては充分な見識の得られる内容です。
実際どこにどれだけ設置すればどのくらいの電力が得られるかなど具体的な話は一切出てきませんが、導入に至る根幹の部分はこの本で理解出来ます。
風力発電に否定的だった私も、これなら導入も有りだなと思いました。
勿論つくば市の事例に学んでシッカリとした科学的データに基づく風量予測は必要ですが。
正直な話、発電時間に制約がある上に天候にも左右される太陽光よりも、昼も夜も吹き続ける風力の方がよほど実用的な発電だと思った次第でございます。

気になるお値段は1470円。
自然の力を利用した発電と言うと、どうしても自分の家の電気代を浮かすために導入しようと思いがちですが、そんな小さな話ではなくもっとマクロな視点で風力発電を知りたい人にオススメでございます。

読み物としても充分面白いですよ。

・オーム社 日本の知らない風力発電の実力
 安田陽:著 ¥1470- (税込/5%)

<記事:伊東>

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2013年12月06日

ぅゎょぅι゛ょっょぃ

『人は見た目が9割』なんて事を申しまして、相手に好感を与えるに当たり第一印象というのはとても重要でございます。
これは人に限った話ではなく、例えば書籍においてもタイトルのインパクトで売れる売れないが決まったりもします。
まさに『人は見た目が9割』という言葉はインパクトがあり、同名の書籍はベストセラーとなりました。

しかしいくら第一印象がよくても話をしてみるとガッカリ。書籍も読んでみてションボリという場合もよくある話でございます。

と言う訳で本日は。
書籍の新刊を仕入れる場合、版元のホームページに表紙の写真が掲載されていないこともよくあります。
そういう時でもタイトルと紹介文で仕入を決めるのですが、まれに仕入れてから中身を見て『まさかこんな本だったとは・・・』と思うこともある訳でして、本日紹介致します書籍も良い意味で『まさかこんな本だったとは・・・』と驚きを隠せなかった書籍でございます。

物理ってキュートwwww

オーム社『身近な物理の記号たち(川村康文・坂田英明・松本悠:共著)』でございます。
この書籍も表紙の写真を見ないままタイトルと紹介文だけで仕入れたのですが、堅そうなタイトルだっただけに表紙を見てビックリしましたよ。
中身もだいたい表紙通りのゆるい感じでございまして、目次に書かれた各記号のサブタイトルだけでも違う意味で興味をそそられてしまいます。

目次もゆるい

中身は各記号を見開き2ページで紹介しておりまして、図や数式も豊富でさわりを知るには充分な内容となっております。
なにより紹介記号の横に添えられたイラストが秀逸でして、ゆるくてわかりやすいこの本を象徴しております。

放射線の威力を端的に表している言いたい事は判るんだけど説明出来ないw

また、裏表紙に描かれている6人の少女は重い方の素粒子グループ、『クォーク』の皆さんです。

僕らの基礎を構成するアイドルです

とまぁ、こんな感じでお堅い物理記号を柔らかく紹介してくれております。

気になるお値段は2310円。
正直『萌える物理記号』とかタイトルを付けられてもおかしくない内容ですが、今現在就学中の人もそうでない人も、物理記号の基礎的なところを楽しく学べる良書でございます。

今新刊ラッシュなので面白いことになってますよ

・オーム社 身近な物理の記号たち 川村康文・坂田英明・松本悠:共著 ¥2310-

<記事:伊東>

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2013年09月18日

私が好きなマンガの話

漫画家って、たまに複数の本を同時に出してくることがありますよね。
キャンペーン的な感じで単行本を全部買って応募したら何かもらえたり。
好きな作者の本をいっぺんに読めるのは嬉しいのですが、お財布には少し厳しかったりもするモノです。

と言う訳で本日は。
多分偶然なんでしょうけど、先月末に3冊同時に単行本を発売されたこんな漫画家さんの書籍の紹介でございます。

表紙

学研ノーラコミックス『まんがサイエンス 14(あさりよしとお:著)』でございます。
先の震災直後コミックスの発売延期が相次いだあさりさんですが、ココに来てアステロイドマイナーズの2巻を始め単行本がまとめて出されました。
『好きな漫画家ベスト3は?』と訊かれれば『あさりよしとお、永野のりこ、田丸浩史』といの一番ならぬあの一番に作者の名前が上がる私からすれば、ここ最近の単行本ラッシュは嬉しい限りなのですよ。

先月末に発売されたあさりさんの単行本は、一つが今日紹介致します『まんがサイエンス14』、もう一つが小惑星探査機はやぶさをテーマにしたマンガ『小惑星に挑む』、最後が宇宙好きが集まって液体燃料ロケットを自作しようという真実の記録『宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた: 実録なつのロケット団』の3冊なのですが、どれも星五つでお勧め出来る書籍でございます。
特に『宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた: 実録なつのロケット団』はマンガではなく活字の本なのですが、あさりさんの文章の読みやすさと面白さにグイグイ引き込まれていきました。
この本は近いウチに店頭に並ぶことになると思います。

閑話休題。

本題の『まんがサイエンス14』でございます。
今回は初っ端に放射線と放射能の話が出てきます。

もくじ

先の震災以降全く解決の糸口が見えない放射能の問題について、まず予備知識として放射線・放射能について知りたい人にお勧めでございます。
原子力発電の源、核分裂についても描かれており、まずこのマンガで学んでから次のステップへ進んでみては如何でしょうか。

放射能の後はヒッグス粒子、銀河や太陽、月の話、ロボットや飛行機などお馴染みのテーマに話題は移っていきます。
最近は大人の科学マガジンに掲載されることが多いまんがサイエンスですが、大人の科学マガジンに掲載されたお話も一部収録されております。
いずれも面白くてわかりやすい。お子様から大人まで充分に楽しめる良書でございます。

気になるお値段は820円。
親子で楽しめる『まんがサイエンス』シリーズ。
学級文庫として教室に、科学啓蒙書として図書室に置いといても閉架要求されることはなさそうな優良マンガでございます。

だいたいそろってます

・学研 まんがサイエンス 14 あさりよしとお:著 ¥820-

<記事:伊東>

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2013年08月29日

とあるPICの記事全集

やっと夏が終わりました。
季節的な意味ではなく、仕事的な意味で。
先週行いました棚卸しの集計、入力作業がようやく終わりまして、これで晴れて日常業務へと復帰ができました。
最近ブログ記事もご無沙汰してましたんで、またこれからチョコチョコ駄記事を書いていこうと思います。

と言う訳で本日は。
デジタル化ってスゴイですよね。
その威力をまざまざと見せつけられた商品の紹介でございます。

10年間の集大成!!

CQ出版『PICマイコン製作記事全集(トランジスタ技術編集部:編)』でございます。
2001年から2010年まで、トランジスタ技術に掲載された10年分のPICマイコンに関する記事を集めたとんでもないアーカイブでございます。

まぁ何がスゴイって。
この付属のCD-ROMですよ。

これがアカシックレコード!?

この中におよそ1500ページに及ぶ10年分の記事がPDFファイルで収められております。
これを紙の本でやろうとしますと、例えば本紙の表紙などを除いた記事部分が96ページで厚み7mm、これをもとに1500ページ分の厚みを計算しますと約109mm。つまりタウンページどころかコミックボンボンを2冊重ねたくらいの厚みになってしまう訳です。
それをこのキラキラした円盤一つに収めてしまうなんて、デジタル化ってスゴイですねぇ。

では本誌の中身には何が書いてあるのか。
中身は全12章に別れているのですが、記事部分は初めの1章と2章のみ。

PICの歴史とか今後の話とか

残りはCD-ROMに収められた記事のインデックス的内容。

インデックス部分

『この記事はCD-ROMのココに書かれてますヨ〜』というのが主な内容でございます。
そのページ比率は1:2。

この厚みの違い

つまり本紙全体の3分の2がインデックスなのです。
まぁCD-ROMに収められた記事数からすればそれも止む無しと言った感じではございますが、こう言うのを見ると『アカシックレコード』ってのも文字ではなく高密度の記録媒体に収められているので一部の人にしか読み出すことが出来ないのかなぁなんて考えたりもする訳でございます。

気になるお値段は4200円。
トランジスタ技術が送るPIC製作記事10年の集大成。
まさにPIC的『ラジエルの書』。
PIC好きの人必携の書でございます。

でもひっそり店頭にいます

・CQ出版 PICマイコン製作記事全集 トランジスタ技術編集部:編 ¥4200-

<記事:伊東>

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2013年08月18日

(感想は)一言じゃダメなんですか!?

いよいよ夏休み特集も本日が最後。
最後の最後に残るやっかいな宿題と言えば、そう、読書感想文でございます。

まぁ私自身作文は苦手ではないのですが、この読書感想文というのが本当に苦手でございまして、小学生の頃はあらすじ書いて『面白かった』、あらすじ書いて『スゴイと思った』などと言うダメな読書感想文の王道を走っておりました。
中学生の頃ふと思い付いて『自分の感想文を読んだ人がこの本を読みたくなるような感想文を書こう!』と思い立ち、そこそこ面白い具合に書けたのですが、教師からは『面白いけどコレは感想文ではない』と言われて凹んだりもしました。
そもそも感想文の書き方なんて習ってないんだから書ける訳無いだろ!と己の不勉強を人のせいにした青春時代でございました。

と言う訳で本日は。
専門書ばかりのシリコンハウスに読書感想文に使えそうな本が置いてあるの!?とお思いの皆様。
あるんですよ、実は。シリコンハウスにも児童文学書が。

科学と魔法が交差する世界ではありません

あかね書房のスプラッシュ・ストーリーズ13『ロボット魔法部はじめます(中松まるは・作、わたなべさちよ・絵)』でございます。
なんでこの本が店頭にあるかと言いますと。
この本の舞台が大阪日本橋なんですよ。
主人公がでんでんタウン周辺の小学校に通う男の子でして、そんなちょっとオタクっぽい男の子が自分をオタクと罵るクラスの女の子の鼻を明かそうとロボットダンス競技に挑戦すると言う物語でございます。
この女の子を巻き込んでロボットダンスを中心に挑戦と失敗を繰り返し少しづつ成長していく様は、児童文学の王道的な流れなんじゃないかと思います。
すみません、普段小説ってほとんど読まないんで『王道』がどんなモノかよく解らなくて・・・

中身は文字も大きくページ数も190ページ弱。挿絵も多いので場面をイメージしやすく出来てます。

文字も大きく読みやすい。

肝心のロボットダンスのくだりはマンガになっているので

ダンスはマンガで表現!!

これまたイメージしやすく楽しめます。
読了時間は約1時間。ただしこれは私が読んだ時の時間です。お子様の場合は2〜3時間くらいと思っておけば当たらずも遠からずなのではないかと。
いきなりお子様に『読め!』と言ってもめんどくさがるでしょうから、『2時間くらいで読めるからちょっと読んでみ』とか具体的な時間を言ってあげれば『そのくらいの時間で読めるなら』と読み始めるんじゃないかと思います。
読み始めれば意外と(失礼!)面白くて、私自身読んでる途中で夢中になってコーヒーこぼしたりもしたくらいです。
特に最後の部分では自分自身の過去とダブって・・・・・いやいや、ネタバレは止めておきましょう。
おかしな大阪弁が気にはなりますが、モノづくりにおいて大切なことがシッカリと描かれてますし、単純なハッピーエンドでないところも好感が持てました。

気になるお値段は1260円。
シリコンハウスに来るようなお子様なら、充分に楽しめる物語だと思います。
読書感想文の書き方に関してはインターネット上に解説してくれているサイトがあるのでその辺をご参照ください。
ホントは店頭でこの本を買ってくれたお客様には私が書いた読書感想文をプレゼント!なんて言う迷惑な企画も考えていたのですが、感想文が書き上がらなかったんでお蔵入り。
すぐに読めるので親御さんも一緒に読んでお互いの感想をわいわい話し合えば、お子さんも感想文を書きやすくなるんじゃないかと思います。
親子のコミュニケーションにもご活用くださいませ。

新聞の書評も参考にしてみてください大人の事情で平積みもしてます。

・あかね書房 ロボット魔法部はじめます 中松まるは・作 わたなべみちよ・絵 ¥1260-

<記事:伊東>

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2013年08月06日

やるやらないは自己責任で

夏休みでございます。
シリコンハウス店頭にもお子様の姿がよく見られるようになり、自由研究や工作の宿題と思われる質問が増えてきました。
まぁ小学生の自由研究と言いますと。
観察日記やちょっとした工作なんかが定番だと思うのですが。
しかしそんなありきたりの研究では飽き足らないお子様が。
どこかに必ず居るはず!

と言う訳で本日は。
『ガキじゃねぇんだからこんなショボイ研究やってられるか!』と言う早熟なお子様にピッタリの参考書の紹介でございます。

表紙がカッコイイ

三才ブックス『エクストリーム工作ノ教科書(文:ドクターオギノ)』でございます。
アレな本と言えば三才ブックスさんです。
この『エクストリーム工作ノ教科書』も最近出ました新刊でして、『誰でも研究室レベルの大発明を家庭で再現!』と銘打たれているステキな書籍でございます。

写真が一々ステキ

目を引かれた記事としまして、例えばテスラコイルの先端を人間にして、人体からイナズマを放出するとか
指先からサンダラ

ペットボトルのキャップからガソリンを抽出するというまるで未来少年コ●ンのようなことをしてみる記事ですとか、
プラスチックを絞って油を採る、みたいな。

WEBカメラを改造して放射線を見るカメラを作ってみたりだとか。
この辺の記事はとても興味深い

ホントにもう、『マジでこんなんできるの!?』と我々でも驚くような記事が満載でございます。
実際この本の記事を元に自由研究やったとして、先生はどんな反応するんでしょうね。

気になるお値段は1980円。
もちろん知識欲の高い大人が読んでも充分に面白い良書でございます。
好奇心旺盛な人から中二病の人まで。広くオススメする次第でございます。

他の本も面白いよ

・三才ブックス エクストリーム工作ノ教科書 文:ドクターオギノ ¥1980-

<記事:伊東>

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2013年07月07日

君の知らない物語

本日は7月7日。七夕でございます。
今年は珍しく晴れそうなので、無事に対面する織り姫と彦星を拝めるかもしれませんね。
織り姫は約25光年、彦星は約16.7光年向こうにいますんで、願い事をするときはタイムラグを考慮してした方が良いという話もございます。
織り姫と彦星と言えば、星座では夏の大三角を形成する星でございます。
星にまつわる季節の節目。今夜は夜空を見上げて星に願いを掛けてみるのも風流ですね。

と言う訳で本日は。
遙かな宇宙に飛び出したい!そんなあなたにピッタリの書籍の紹介でございます。

夢は宇宙へ

誠文堂新光社『新版 手作りロケット入門(日本モデルロケット協会:編)』でございます。
個人で楽しむロケットと言えば、空気圧で水を噴射してとばすペットボトルロケットが一般的ですが、この書籍では火薬を使って上空100kmの宇宙を目指すモデルロケットの解説を行っております。

目次モデルロケット製作解説

内容は宇宙ロケットの歴史から原理の解説、その後モデルロケットの解説や打ち上げの解説からロケットの製作、シミュレーションソフト『RockSim』の使い方など、かなり深い内容までカバーしております。

まぁロケットの基本や開発の歴史をもっと分かりやすく簡単に知りたければまんがサイエンスの2巻、4巻がオススメですが、もっとしっかり学術的に知りたいと思えばこちらがオススメです。

気になるお値段は1890円。
本格的なロケットなので日本国内で打ち上げるのは難しくはありますが、スカイダイビングと同じで全く出来ない訳でもございません。
小惑星探査機はやぶさの帰還や宇宙兄弟のヒットなどで、宇宙飛行士だけでなく宇宙開発に関わる人たちに注目が集まるようになった昨今、モデルロケットから宇宙への扉を開いてみてはいかがでしょうか。

たまには本を読もう

・誠文堂新光社 新版 手作りロケット入門 日本モデルロケット協会:編 ¥1890-

<記事:伊東>

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2013年06月22日

はじめての『C』体験

『プログラミング』と言いますと。
あたかもパンジャーブ語でも勉強するかの如く、遠い国の難しい言語と言うイメージがあるのではないでしょうか。

何かをはじめようと言う時、まずネットで調べて、それでもよく分からなかったら本を買う、と言うプロセスを辿るのが最近の主流だと思います。
しかしいざ本を買おうとした時、ニッチになればなるほど初心者向けの本が無く、ある程度メジャーになると今度は選択肢が多すぎて迷うという状況に陥ってしまいます。
そう言う時アマゾンなどの書評が役に立つのですが、全ての書籍について書評がある訳でもなく、書店で現物を見ようにも専門書は肩身が狭い状況で、目当ての本を手に取れなかったりもします。
まぁそう言った状況ですので、シリコンハウスでは電子工作絡みの書籍を気軽に手に取って頂けるよう、品揃えを充実させようと日々精進している次第でございます。

と言う訳で本日は。
なんだか前置きが違う方向に流れて行ってしまいましたが。
これからC言語をはじめようという人に超オススメの書籍を紹介致します。

本日の新刊

秀和システム『世界で一番かんたんなC言語のe本(堀江幸生、山内敏昭:著)』でございます。

この書籍がなんでC言語をこれからはじめる人にピッタリかと言いますと。
普通のC言語入門書でもC言語の歴史や仕組み、プログラムの書き方のルールなど、ホントに1から教えてくれます。
しかしこの本はそれだけではないのです。

大まかな目次

実は私がC言語をはじめようとした時、まずつまずいたのは『環境作り』でした。
プログラム自体はテキストソフトで書けます。しかしそれをコンパイルして実行する、その環境が作れませんでした。
ネットで調べても正直よく分からず、使っているパソコンがMacなので解説書も見当たらず途方に暮れておりました。

ココまで書けばもうお判りですね。
そう、この書籍はC言語を勉強するための環境作りまで解説してくれているのです。
しかも『Mac対応』!

マカーに朗報

MacOSX(と言っても10.8)でC言語を勉強するための環境構築についても分かりやすく解説がされております。

環境作りの解説その2環境作りの解説その2

つまりこの本はC言語を1からどころか0からはじめる人に最適な作りになっております。
特に周りに詳しい人が居ないマカーに。

気になるお値段は1365円。
この手の入門書としてはかなりお安い。
手に取りやすい初心者向けの良書でございます。

手に取っておくれやす

・秀和システム 世界で一番かんたんなC言語のe本 堀江幸生、山内敏昭:著 ¥1365-

<記事:伊東>

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2013年05月28日

悪用厳禁!

この春から一人暮らしをはじめたり、引っ越しをしたりで新たな生活をはじめた方も多いんじゃないかと思います。
新生活には慣れましたか?
新しい土地では知らないことも多くて戸惑う場面も多々あるんじゃないかと思います。
新居に関して言えば、やはり気になるのはセキュリティ面。
最近は単身者向けの賃貸住宅でもセキュリティ面を売りにしている物件も増えてきました。
しかしまぁ安全面を他人任せにしてはいけません。
大事なのは『自衛』でございます。
自分の身は自分で守る。
一人前の大人として大切な心構えでございます。

と言う訳で本日は。
改めて身のまわりのセキュリティを見直そう。
そう真剣に思わせてくれる書籍の紹介でございます。

悪用厳禁!

三才ブックス『防犯バイブル2013-2014』でございます。
2008年版から更にパワーアップして帰ってきた防犯バイブル。
盗聴、盗撮、ピッキングなどお馴染みの犯罪から遠隔操作ウィルス、なりすまし、スマホのハッキングなど最新の犯罪までその手口が公開されております。

ラジオライフっぽい構成です

いやもう何と言うか、色んな手口があるんだなぁと。
ホント読んでて面白い書籍です。
内容について多くは語れませんが、老若男女問わず一度目を通しておくことをオススメします。

気になるお値段は1500円。
表紙に書かれている『犯罪から身を守ってくれるのは知識だ!』という言葉の通り、手口を知っていれば対策は取れます。
自分だけは大丈夫と思わない方が得策でございます。
こういった情報は集めておいて損は無いと思いますよ。

試しにパラパラ見てみてください。

・三才ブックス 防犯バイブル2013-2014 ¥1500-

<記事:伊東>

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2013年05月14日

暮らし安心書籍やん

シリコンハウスでは『ものづくり支援』を合い言葉に、自分で工作する人の助けになるよう店作りをしております。
まぁシリコンハウス1階は完成品メインで外から見たら雑貨屋のように思われるかもしれませんが、最近はキット類を増やすなどしてバランスを取るようにしております。
しかし『モノづくり』と言っても電子工作だけではありません。
むしろ日常生活では電子工作以外で自作や工作する事の方が多かったりもします。
身のまわりの小物の修理や製作、部屋の補修、人によっては家具なんかも自作する人もいらっしゃいます。

と言う訳で本日は。
そんな日常生活でのちょっとした『ものづくり』を助けてくれる書籍の紹介でございます。

表紙そのまんまの本です

洋泉社『増補新版 イラストだから簡単!なんでも自分で修理する本(著:片桐雅量)』でございます。
表紙にほぼ全ての説明が書かれていてあんまり説明する事無いんですが、この本、まず最初に水道の水漏れの修理から始まります。蛇口の種類別パッキンの交換法とか載ってます。生活に密着しまくりでございます。
まぁ長く住んでいると色々と起こる水回りのトラブル。水道、トイレ、排水溝。この辺りの修理法は知ってるようで以外と知らないモノでございます。
この本を読んで予習しておけば、いざという時頼りになる人と株を上げることが出来る事でしょう。

このほか家具のちょっとしたキズの補修法や障子、ふすまの貼り替え方、傘の修理や自転車のメンテなど、生活に密着したところで色々と載っております。

簡単な内容の説明

タイトル通り中身もイラストがふんだんに使われており、解りやすい作りになっております。

中も見やすくて解りやすい

巻末には揃えておきたい基本的な工具とその使い方まで載せられており、『機械に強いお父さん』を演出するのに不足のない内容となっております。

気になるお値段は800円。税込でございます。
値段もお安く、一家に1冊あるととても重宝するこの『なんでも自分で修理する本』。
お父さん以外にも一人暮らしの若者も常備しておいた方が良いと思う一冊でございます。

色々わかりやすい本です

・洋泉社 増補新版 イラストだから簡単!なんでも自分で修理する本 著:片桐雅量 ¥800-

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2013年04月20日

RDG (レポートダメ出しされて激凹み)

言葉というのは自分以外の人間に情報を伝えるための道具でして、そもそも相手に伝わらない言葉というのは意味がないわけです。
会話の場合はその場で聞き直したり、身振り手振りやイントネーションなど言葉以外の情報も豊富なのでまだ何とかなりますが、文章での伝達となると、ちょっとした書き方の違いで大きな誤解を生んだり悪い印象を与えたりとなかなか難しいモノでございます。

かく言う私もこう見えて会社員ですので、報告書や連絡事項など文章で情報を伝達する機会は多いモノです。
今書いている商品紹介の記事もそうなのですが、果たして今自分が書いていることは相手にちゃんと理解されるのだろうかと常々不安を抱えながら文章をしたためております。

と言う訳で本日は。
文章で情報を伝えるために、いい歳した大人、特に社会人は知っておかなきゃいけないことを教えてくれる書籍の紹介でございます。

いい大人は読んでおこう

フォレスト出版『これだけは知っておきたい「レポート・報告書」の基本と常識(著:栗原道子)』でございます。
よく考えてみると、私自身学生時代にレポートの課題が何度も出ていたわりには書き方は習ってないなぁと思いました。
私わりとボッチだったんで他人のレポートを見る機会もなく、何となく自分の感覚で今まで書いてきたんですが、最近特に自分の文章の書き方に不安を覚えてこの本を仕入れてみた次第です。
この本はレポート・報告書の意義から書き方まで具体例を用いて解説してくれているのでとても判りやすく親切です。

具体例も多くわかりやすい内容

具体例では日常業務の報告書から会議の議事録、始末書など種類も豊富。
わかりやすい文章の書き方からメールで報告書を書く時の注意事項なども載っており、ホントに使える1冊でございます。
特に私の心に響いた箇所は『タイトルは一目でわかるようシンプルに。凝る必要は無い!』という部分。いやぁ、耳が痛い。
冗談はさておき、人の入れ替わりが激しいこの時期、新人の方は上司の覚えが良くなるよう、上司の方は部下にバカにされないよう、この本で自分の報告の仕方を再確認しておくと良いと思います。

『自分は大丈夫』とか思っちゃダメよ

気になるお値段は1365円。
自分で読むのは勿論、どうにも要領を得ない報告をしてくるあの人に読ませるためにも部署に1冊あると便利でございます。
組織で仕事をする以上、仕事の効率化を図る上で情報の伝達をスムーズにすることはとても意義のあることです。
ダラダラしゃべるよりもスパッと文章で伝えた方が効率的ってモンです。
なお、現在の日本の国語教育は『言文一致』を基本にしておりますので、書き言葉を正せば話し言葉も正されるはずです。
わかりやすい日本語を操るために必読の書でございます。

学生から社会人まで

・フォレスト出版 これだけは知っておきたい「レポート・報告書」の基本と常識 著:栗原道子 ¥1365-

<記事:伊東>

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2013年04月12日

ついに出ましたシリコン本!

エンジニアさんがネジザウルス本を出したのはまだ記憶に新しいところですが、ついについにシリコンの本も登場ですよ!

と言う訳で本日は!
これが噂のシリコン本だ!!

シリコンハウス関係無し!

日刊工業新聞社のおもしろサイエンスシリーズ『シリコンとシリコーンの科学』でございます。
ええ、もちろんシリコンハウスは関係ありません。ええ、もちろん。

さてこの本は日本語にしてしまうと同じに聞こえる『シリコン』と『シリコーン』の違いをシッカリと強調して解説してくれる良書でございます。

シリコンとは違うのだよ!

まぁ両者の違いを説明するのは最初だけで、大半は現代の科学技術に欠かせない『シリコーン』の特性と使用例の解説に費やされています。

目次はシリコーンまみれ

実際の話ホント色んな所で使われてるんだなぁと感心しました。
シリコーンって、我々の生活を支える重要なモノなんだなぁと思いました。
以外と知らないシリコンのこと。この本を読めばその凄さがよく判ります。
読み物としても充分に面白いので、気軽に読んで知識も仕入れたい人には超オススメのシリコン本でございます。

気になるお値段は1680円。
シリコンハウスはシリコーンハウスではありませんが、皆様にとってシリコンでありシリコーンでもある存在になれるよう決意を新たにした次第でございます。
『シリコン』と『シリコーン』の違いが気になる人は今すぐご購入くださいませ。

ほかにも面白そうなの色々

・日刊工業新聞社 おもしろサイエンスシリーズ シリコンとシリコーンの科学 ¥1680-

<記事:伊東>

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2013年04月08日

ステップアップ!Arduino

春です。
土日の雨風ですっかり桜も散ってしまいましたがまだまだ季節は春でございます。

春と言えば実質的な1年の始まりの季節でございます。
新年度が始まって1週間が過ぎ、電車やら飲み屋やらで新社会人の人を見る事も多くなりました。
学生さんや新社会人に限らず、春は新しいことをはじめるにもピッタリな季節でございます。

と言う訳で本日は。
そんな春だから、と言う訳ではありませんが、新しいことをはじめてみたいなぁと言う人にピッタリの書籍の紹介でございます。

ボクの!

ラトルズの『ボクのArduino工作ノート(著:鈴木哲哉)』でございます。
この『ボクのArduino工作ノート』はそのタイトルで想像出来るとおり、『ボクの電子工作ノート』の姉妹本でございます。
今度はArduinoを使った工作に特化した実例集となっております。

で、なんでコレがこれからはじめる人にピッタリかと言いますと。
全編カラーで写真や図も豊富で見やすく解りやすい。

とても見やすく解りやすい紙面作り

スケッチ(Arduino操るプログラムのこと)も解説付きで記述してあるので応用もしやすそう。
と言うのもあります。
しかし一番にオススメする理由は、具体的な工作事例が豊富と言うこと。

初心者がこういうマイコンボードをはじめようと思った時、どこでつまずくかと言うと、『やりたいことが解らない』時ではないでしょうか。
とりあえず入門書でLEDは光らせてみた。
で?次は何するの?何がしたいの?
となった時、この本が役に立つのです。
表紙をよく見て頂ければ分かるのですが、この本で紹介されている工作事例が小さな字でびっしりと書かれています。
コレだけ工作事例があれば興味を引かれる物がいくつかあるはず。
気になった工作を自分でも試してみて、ちょっと応用してみて、スキルを上げていくことが出来るのです。

気になるお値段は2572円。
今なら『限定特典プレミアCD-ROM』が付いております。

CD-ROMは無くなり次第配布終了

これからはじめる人が入門書と一緒に買うのは勿論、Arduinoの基本的な使い方は判った、今度は具体的な工作をしたい!と言うステップアップを望む人にもオススメの1冊でございます。

見本も出してます

・ラトルズ ボクのArduino工作ノート 著:鈴木哲哉 ¥2572-

<記事:伊東>

共立エレショップにも登録しました。
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ラトルズ ボクのArduino工作ノート


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2013年03月06日

あばれ接着

『ハンダ付けはハンダと金属の結婚式』という名言(迷言?)がありますが、電子工作に限らずこと『工作』という分野において、接着というのはポピュラーかつ悩ましい加工法でございます。
以外と知っているようで知らないことが多く、くっつける素材に応じて接着剤が違っていたりでいったいどの接着剤を使えばいいのか頭を抱えることもしばしばです。
そもそも『接着』とは何なのか。ハンダ付けと接着は違う物なのかなど、気になる事は尽きません。

と言う訳で本日は。
そんな『接着』に関する疑問をある程度解決してくれる書籍の紹介でございます。

おもしろサイエンスシリーズ!

日刊工業新聞社『おもしろサイエンス 接着の科学』でございます。
内容は接着のメカニズムから歴史、実用的なtipsや大ヒット商品の誕生秘話、未来の接着剤像まで幅広く扱われており、コレを読めば接着剤について一通りわかる内容になっています。

簡単な目次

この日刊工業新聞社の『おもしろサイエンス』シリーズは図や表も多く、内容も判りやすいので最近お気に入りです。

移動中でも読みやすい。

各トピックもコンパクトにまとめられており、例えば電車の中など移動中にチョコチョコ読むにも適した構成になっています。
学生さんからサラリーマンまで、基本的なところを知りたい人全てにオススメ出来るシリーズでございます。

気になるお値段は1575円。今後ますます工作の主流になって行くであろう『接着』という技術。この本を読んで理論的なところを押さえておけば、今後の潮流にも乗り遅れることがないのではないかと思います。

まぁ、単純に知らないことを知るというのは楽しい物です。
ここ最近書籍の紹介が多いのは以外とシリコンハウスの書籍コーナーが充実しているというアピールと、私の趣味で仕入れた本も増えてきたのでヨロシクね、と言ったところでございます。
『何でそんなこと知ってるの?』と言われたい人はシリコンハウスの書籍コーナーへGO!です。

書籍コーナーは大型書店よりも充実してます

・日刊工業新聞社 おもしろサイエンス 接着の科学 ¥1575-

<記事:伊東>

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2013年03月02日

こいつはしゅげ〜入門書

ついにストリートフェスタの開催も決定致しまして、コスプレイヤーの方も衣装の製作に熱が入る頃なのではないでしょうか。
今年のストリートフェスタは3月24日(日)開催でして、春分の日ではないんですね。
遠方から来てくださっている参加者の方はあんまりハッチャケ過ぎると翌日からの仕事に影響が出るので悩ましいところなのではないかと思います。

さてコスプレと言いますと。
シリコンハウスは部品屋ですので、電飾を仕込んだ衣装という物を密かに提案していたりします。
シリコンブログにも『乙女部』としてそれに関する記事を上げたり、私自身もこんな記事を上げたりもしました。
しかしいざやるとなるとなんか尻込みしちゃう。ブログの記事だけではよく判らないし・・・
なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

と言う訳で本日は。
裁縫は得意だけで電子工作はやったことない。そんな乙女部予備軍の人にオススメな書籍を紹介致します。

オシャレな表紙

ワークスコーポレーション『テクノ手芸(テクノ手芸部:著)』でございます。
テクノ手芸部』さんと言いますと、既にWEBなどでご存じの方もいらっしゃるのではないかと思いますが、手芸と電子工作を一つにした作品を発表し続けるアートユニットでございます。
この『テクノ手芸』はテクノ手芸WEBで発表された作品の作り方を丁寧に解説した書籍なのです。

LEDでイクラを表現するだと!?

導電糸を使った裁縫のような電子工作。
なんだか難しそうではありますが、内容は写真をふんだんに使って丁寧に作り方が解説されています。

簡単で効果大な工作

↑の写真は『光るマフラー』の解説記事なのですが、たった7工程で製作されており、簡単で効果的な作品例がたくさん掲載されております。

勿論電子工作については基礎のきそから解説してあり、徐々にステップアップしていく親切な構成になっています。
部品の解説から電子工作で使う工具の解説など、電子工作の入門書としても判りやすく取っつきやすい良書でございます。
後ろの方ではArduinoなどのマイコンボードを使った工作まで出てきますが、その辺りも判りやすく解説されているので安心です。

arduinoの解説

気になるお値段は3570円。
お高い気もしますが手芸好きが電子工作という別世界に飛び込むのには最適な入門書ですので、買っておいて損はないと思います。
これは私個人の考えですが、モノづくりという意味だけでなく電子工作と手芸や料理というのは手順や考え方がよく似ているように思います。
つまり別世界と言ってもかなり近い世界だと思うのです。
もしもコスプレイヤーさんに限らず『光る服飾』や『光る小物』などに興味が有る方は、この本を読んで電子工作の世界に飛び込んでみてくださいませ。

面出ししてます。

・ワークスコーポレーション テクノ手芸 テクノ手芸部:著 ¥3570-

<記事:伊東>

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2013年02月27日

これが『アイデア』と言うモノだ

以前オーム社の『タミヤ工作パーツで作る しくみがわかるロボット教室(メカヅキ:著)』と言う書籍を紹介致しました。
本日紹介致します書籍は、その続編にあたる書籍でございます。

表紙に映ってる写真だけでもカッコイイ

オーム社『メカにこだわる!オリジナルロボットD・I・Y(メカヅキ:著)』でございます。
今回もタミヤのパーツを使ってメカやロボっぽい物を作っていくのですが、今回は前回と違ってさらに凝った工作が紹介されております。

個人的に面白かったのはギヤボックスを使ってロボットアームを作るところ。
普通ロボットアームはサーボモーターをマイコンで制御するのですが、この書籍では回りっぱなしのDCモーターをタミヤのリモコンボックス(モーターを正転、逆転させるだけのアレ)を使って再現するんですよ。
昔のロボット類はこういう機工の物が多かったと先輩社員にききましたが、そう言うコトを知らない浅学な私としてはとても勉強になりました。

本の最後ではラジコンロボットまで作ってしまうのですが、そんな難しそうな内容でも紙面は3D画像をメインにした判りやすい構成になっています。

図解多し分かり易し

精密な加工が必要になる場面もありますが、それでも画像通りに作れば何とかなりそうな気がします。
電子制御よりもメカニカルな制御が好きな人にオススメでございます。

気になるお値段は2100円。こっそりこれを読んでロボットを作ればお子様から尊敬されること間違い無し!
お父さんの株をギュンギュン上げてお子様の科学リテラシーもギュンギュン上げちゃいましょう!

お子様と楽しめる書籍達

・オーム社 メカにこだわる!オリジナルロボットD・I・Y メカヅキ:著 ¥2100-

<記事:伊東>

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2013年02月23日

OH!マイキー

『マイコン』と言いますと、電子工作をはじめたばかりの頃は魔法のICと言うイメージがあり、これを使いこなせばなんでも簡単に作れてしまう!と盛り上がったりするのですが、回路設計やプログラミングの本を読むとその雰囲気で挫折する、と言う場合が多いのではないかと思います。
入門書を見ても書かれていることは自分がしたいこととは違うし、かと言って実践的な本を読むとついて行けない。
そうこうする内になんだかどうでもよくなってきて諦めてしまう。
さてどうしたモノか。

と言う訳で本日は。
そんなマイコンを使ってみたいけど尻込みしている人に最適な書籍の紹介でございます。

新しい試みの入門書

工学社『キットではじめるマイコンボード(川口昌良:著)』でございます。

マイコンと言えばその名もズバリ『マイコンキットドットコム』と言うキットメーカーがございまして、この書籍の著者はそこの代表さんなんですね。
書籍のタイトル通り実際にマイコンキットドットコムで販売されているキットを元に、マイコンの使い方を解説してくれるのです。

書籍では最初にPICマイコンとC言語を使ったプログラミングを解説してくれます。
文章の書き方も判りやすく、初心者が読んでも拒否反応の起こらない文章です。
記述の仕方からコンパイル、書込まで一通り解説が載っております。

基本の解説が終わったらいよいよ実際のキットを使った解説です。
センサーキットを軸にタイマーリレーキットやトーキングテスター等全9アイテムの解説が載せられております。
キットの概要や仕様、回路図が載せられた後、プログラミングに関してはフローチャートで解説がされています。

フローチャートは計画を立てるときにも使える

フローチャートからプログラムを記述するというと難しそうに思えますが、フリーチャートというのはプログラムを図案化したモノなのでやってみると意外と簡単です。
実際にプログラムを考えるときでもフローチャートで組み立てていく方が判りやすく簡単なので、是非ともココで慣れておくことをオススメします。
なお、工学社様のサポートページでサンプルプログラムが公開されていますので、そちらも併せてご覧になればより深く理解できるかと思います。

巻末には簡単なケース加工の方法やプリント基板の作り方も載せられており、至れり尽くせりです。
気になるお値段は1980円。キットと併せて購入しても専門書1冊と変わらないお値段です。

実際にキットを組み立てながら読むと更に理解が深まる新機軸のPICマイコン入門書。
これからはじめる人だけでなくスキルアップを目指す人にもお薦めの良書でございます。

担当オススメ!

また、『キットではじめるマイコンボード』にて解説されているキットは全部ではございませんがシリコンハウスで取り扱いがございます。

マイキー色々扱ってます

併せてお買い求めくださいませ。

なお、シリコンハウスではマイコンキットドットコムさんを親しみを込めて『マイキー』と読んでおります。
大阪だからって『マイド』とか略したりしないんだから!

・工学社 キットではじめるマイコンボード 川口昌良:著 ¥1980-

<記事:伊東>

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2013年02月12日

きっかけは『タミヤ』

少し昔のお話。私がシリコンハウスに入店する少し前の頃。
シリコンハウス店頭では田宮模型のダンガンレーサーが走り回っておりました。
田宮模型と言いますと、私が子供の頃はミニ四駆が最初のブームになっていた頃でして、ずいぶんと『モノづくり』という物を学ばせて貰いました。
私の兄の世代になると動かないプラモデルが主流でして、よく兄が苦心して作った戦車や戦闘機をうっかり壊して殴り倒されたモノでした。

と言う訳で本日は。
私なんかが生まれる前から子供達にモノづくりの楽しさを教えてくれている田宮模型。その田宮模型の工作パーツを使って工作をしようという書籍の紹介でございます。

基本はタミヤ

オーム社『タミヤ工作パーツで作る しくみがわかるロボット教室(メカヅキ:著)』でございます。
タイトルとウチが紹介していることでかなり本格的なロボット工作とか載ってそうなイメージを持たれるかもしれませんが、中身はホントにお子様とお父さん向けの内容でございます。

最初は工具の使い方の説明から始まります。
工具と言ってもこの本で使う工具はドライバーとペンチとハサミくらい。
作る物も始めの三分の一、初級編では全く電気を使いません。まずは簡単で楽しく工作に慣れていくことが出来ます。

初級編以降は工作も少しづつ凝った物になっていき、モーターを使って手回し発電機を作ってみたり、タミヤのギヤボックスとリモコンボックスを使ってリモコンカーを作ってみたりと、大人が見ても面白そうな工作が載っています。
もちろん部品のほとんどはタミヤの製品なので、作るのも簡単で判りやすい工作ばかりです。
親子で楽しめること間違いナシの良書でございます。

気になるお値段は1995円。巻末には電気の基本的な説明や、ギヤの働き、ギヤ比の話などメカ部分の判りやすい解説が載せられております。
電子工作よりもさらにハード寄りの内容ですが、その分お子様にも判りやすく、モノづくりへの興味も高まるのではないかと思います。

子供向けの書籍も色々あります

・オーム社 タミヤ工作パーツで作る しくみがわかるロボット教室 メカヅキ:著 ¥1995-

<記事:伊東>
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タミヤ工作パーツで作る しくみがわかるロボット工作教室

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2013年01月16日

メーカー越えのクオリティを作り上げる!?


coverトランジスタ技術
2013年2月号

今月号の特集は
「作る! Myディジタル・オーディオ」

オーディオICの変遷から、今使われてる各種信号変換ICなどを紹介。
全くの初心者の方が見てすぐ作れる、といった内容ではなく、
S/PDIF、I2S、ジッタなどの専門用語などは一つ一つ解説されておらず、各自調べていただく形で、
ディジタルオーディオに興味を持たれた方により深く知ってもらうようになってます。

ハイクオリティオーディオデータからの「192kHz/24ビット対応! D-Aコンバータ」の利点、OPアンプの比較紹介、USBディジタルラジオなど今どきのオーディオ情報が満載です。

この本で触れられてるように、一時個人では手に入らない部品が多くなりアンプの作製から離れていた方も、入手しやすい部品が増えたため再度取り組める環境となりました。
「単電源入力→正負電源変換」を内蔵したアンプICなど進化した部品を見ると製作意欲が湧いてきそうです。

連載記事では
注目の電動バイク作製「爆走! トラ技号の全貌! 」が始まりました。
12Vの鉛蓄電池を5台直列にして72Vで動かす電動バイクに圧巻。
公道走行を目指します。
海外のDIY電動バイク事情もコラムで紹介され、ワールドワイドな人気があるのが判ります。
製作に情熱を傾ける人は国を問わないようです。

製作に情熱と言えば
投稿記事の「譜面めくり機」も同じです。
文字通り「譜面をめくる機械」(しかも一回だけ)。
トラ技読者の中でも必要な人がなかなか居ないと思われるニッチな製作記事。
しかし、ボリューム軸に穴を開けるなどユニーク(独創的)なアイディアとそれを作る実行力には感銘を受けます。赤外線センサ、マイコンを組合せ自分に必要な物を作り上げてしまう姿勢に頭が下がります。

この他にも「通信速度」と「応答速度」 の違いなどを説明した記事など、知れば為になる情報がいっぱいです。

税込¥820_で販売中

(担当:小川)

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2012年11月21日

ベストな入門書!

世の中に「入門書」と題されたものは多数ございますが、入りやすさと、その先の広がりが大事と思います。
門は簡単にくぐれたものの中身スカスカ、っていうのではダメだし、かといって中身を濃くしすぎて門がくぐりづらくなってしまうと本末転倒。
今回紹介する書籍はそんな入りやすさと中身の広さを兼ね備えた「入門書」です。
CPU自作入門

HDLによる論理設計・基板製作・プログラミング
CPU自作入門
¥3675-

CPUって作れるの??
とまず疑問に思うかも知れませんが、当店でも以前から「CPUの創り方」という書籍が販売されており論理回路を理解するのにもってこいの内容でした。
論理回路を読み解いていけばCPUも基本的には単純な動作の積み重ねであることがわかります。

今回紹介するこちらの書籍は「FPGAによるCPUの設計と実装」と言うことで、CPUの構成から始まり、基板の実装、そしてプログラミングまで、
「ハードウェアとソフトウェアを個人レベルでゼロから設計し、実装して動かす」ことに主眼を置いており、単なる技術書とは一線を画しております。

FPGAやHDLによる回路記述だけでも十分な内容なのに「作る」ことの大切さも教えてくれる!
そんなバランスの良い内容になっております。
特にFPGAを実装するためどうしても複雑になる基板の設計や作成に関する内容にも十分説明されており、初心者の方でも楽しめることうけあい!

各章に設けられているコラムでは作成するにあたり知っておきたい電子部品の知識や専門用語について触れられており、これがまたポイント押さえた構成で、書籍を読み進めていくことによって「経験」と「知識」がバランスよく身につくことでしょう。
「知識を得る」「高度な回路を設計する」ということに加え「作成する手順を楽しむ」ことが実感できるような書籍と思われます。

 

また本書籍で使用されているFPGAも単体での取り扱いを始めました。
xc3s250e4vqg100i

XILINX
Spartan-3E FPGA
XC3S250E-4VQG100I
¥2280-

ゲート:250K
ロジックセル:5508
RAMビット:38K
ロジックユニット:612
I/O:66
パッケージ:100ピン VTQFP(0.5mmピッチ)


何気にFPGA単体での取り扱いはこれがはじめてです。
半田付けが大変かと思われますが、そこも含めて楽しんでいただけれたらと思います。

担当:鈴木

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CPU自作入門 HDLによる論理設計・基板製作・プログラミング
Spartan-3E FPGA XC3S250E-4VQG100I


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2012年11月15日

これで謎は全て解けた?

エンジニアの方や工業系の学生さんとって、小規模の回路なら回路図を見てどういう動作をするのかを読み解くのはそんなに難しくないかもしれませんが、いくつもの回路が組み合わさって規模が大きくなっていくと、もはやミステリー。
ベテランの人ならともかく、新人や経験の浅い人なら、どこから読み解いていけばいいのかすら分からなくなると思います。
私もそんな一人です。

そんな時、サポートしてくれる本がこちら。

PB151197-r

『回路の素101』  ¥2520−

この本には、アンプ回路・フィルタ回路・演算回路など、定番のアナログ回路が101例記載されており、回路をブロック ごとに分割した回路とこの本載っている回路ライブラリと照らし合わせながら、全体の回路を読み解いていく 回路図集 となっています。
照らし合わせていく回路図集と言っても、もちろん回路図だけが書いてあるだけではなく、回路の特性を求める計算式 や具体的な回路定数が記載さ れて解説されており、分かり易い内容となっております。

新人の方には教科書・参考書として、ベテランの方には「この回路、どういう動作するんだったけ」とド忘れした時に調べる辞書として、職場のデスクや自宅の本棚に有ると便利な1冊ではないでしょうか。

・CQ出版 回路の素101 鈴木雅臣:著 ¥2520-

<担当:小林>        

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2012年10月13日

身近な物をアレするとこうなる

今年も日本人がノーベル賞を受賞しました。
今回は25年ぶり2回目のノーベル医学生理学賞でしたが、日本の研究開発が世界に貢献しているというのは嬉しい限りでございます。
『ものづくり支援』を掲げて電子部品を商うシリコンハウスとしましても、こうして営業できているということはまだまだ『技術大国日本』も大丈夫なのかなぁと感じる次第でございます。

さてこの『技術大国』という枕詞ですが、思うに日本人の民族性に支えられている部分が大きいのではないかと思います。
今回ノーベル医学生理学賞を受賞した『iPS細胞』の研究も、助手さんの『せっかくだからやってみよう』という考えが結果に繋がったと報道されています。
この『せっかくだから』というのは日本人が好きな考え方で、日本メーカーの無駄に多機能な電子機器を見てもその傾向が伺えます。
もっと身近なところでは、例えばおばちゃんが新聞の折り込み広告を折り紙代わりにして見事な作品を作り上げたり、5円玉で亀や五重塔を作ってみたりとその創作時の頭の柔らかさには驚くばかりです。

と言う訳で本日は。
そんな目から鱗の創意工夫を体現した書籍の紹介でございます。

この発想はなかったわ

学研『はじめてでもできる かんたんティッシュ工作(著:駒宮洋)』でございます。
タイトル通り、消耗品としてあまりに身近なティッシュペーパーを使って色んな物を作ってみようという解説書でございます。
と言っても折り紙のように1枚の紙で何かを作るのではなく、ティッシュペーパーをちぎったり丸めたりボンドでくっつけたりと色々手間は掛けています。
しかしその分仕上がりは精巧で、写真だけ見ていると昆虫などは気持ち悪くなるくらい良く出来ています。

リアルすぎるバッタ

もちろんそんな難しそうなモノばかりではなく、最初は『リンゴ』などから徐々にレベルが上がっていく構成になっていますので、お子様と一緒に楽しむことができます。

作り方色々載ってます

作り終えたらサインペンなどで色を付ければ世界に一つだけのフィギュアが完成致します。
『身近な物を工夫して何か作る』という考え方を遊びながら学習できる良書でございます。

気になるお値段は980円。作り方は全て写真に注釈が入った形になっているのでとても判りやすくなっております。

商品を紹介する前に『創意工夫』と書きましたが、おそらくこう言うのって『何となく面白そうだったから』で始めて『もっと面白く』を追求する内に完成度が上がって言ったんじゃないかと思うんです。
同じような現象は日本のサブカルチャーにはよく見られる現象でして、こう言う打算を抜きにした『面白さの追求』が日本人の民族的底力なんじゃないかと思った次第です。

・学研 はじめてでもできるかんたんティッシュ工作 著:駒宮洋 ¥980-

<記事:伊東>

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2012年08月23日

夏休みはあと少し

夏休みだったんですよね・・・。

毎年ながら私は夏らしい事なにもせずに終わってしまいそう
です。というのも「泳げない」「太陽光が苦手」「熱いのダメ」
と夏を楽しむ要素が全く無理な私なんで仕方が無いんです。

さぁ秋を早く来い!!

でも、そんな秋を迎える前に学生さんは宿題をやってしまわ
ないといけないとですね。その宿題の中でも最後になればなる
ほど面倒になってしまうのが「工作」。

そんな工作に丁度良い書籍のご紹介です。
P1120147
成美堂出版 動く!遊べる!小学生のおもしろ工作

ペットボトルや紙コップ・牛乳パックなどを使って教室の人気者
になれそうな面白い工作の作り方が色々掲載されています。

簡単な「ビニールぶくろだこ」や「合体ピクチャー」から、
大人でも難しそうな「ビー玉ジェットコースター」や「ポンポン
蒸気船」なんかも掲載されています。

道具の購入先など詳しくは書かれていませんが、結構簡単に手に
入りそうな物をメインに書かれているので、材料集めにも簡単に
出来そうです。(電子関連部材はぜひシリコンハウスで!)

ぜひ、早めに筆記宿題を終わらせて「工作」にチャレンジしてみて
下さい。

成美堂出版 動く!遊べる!小学生のおもしろ工作 ¥945-



担当:ヨツモト
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動く!遊べる!小学生のおもしろ工作

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2012年06月17日

東京の街の部品屋さんに聞きました

「大阪の街の部品屋は聞かれていません!」

仕方ないよね・・・orz



まぁ、そんな泣き言いっても仕方が無いので、今回も本の紹介
致します。
とらぎ 2012年7月号
トランジスタ技術 2012年7月号


今回の特集は冒頭にも話題にした「徹底調査!売れ筋No.1」。

という訳で各店舗やネットショップで売れている半導体などが紹介
されています。大体シリコンハウスでも同じような部品が売れてい
るような印象なんで、ここに掲載されている部品を使う場合はネット
などでも資料が豊富にあり、使いやすいと思います。

「***な回路を作ろうと思うんだが部品どうしよう?」な時にひっぱり
出して見ると役に立つ特集です。


そして、付録はこちら。
トラ技Jr. 2012年7月
トラ技Jr.2012年7・8月号


今回はロボット・センサ BEST4。
「PSDセンサ」「加速度センサ」「ジャイロ・センサ」「電流センサ」な
センサがロボットを作る際にどのような使われているかを解説。
参考回路例もあるので便利。

学生さん向けという事で簡単な読み物的なものを多く、ちょっとした空き
時間に最適な付録です。ぜひぜひ手に取ってご覧になって下さい。

CQ出版 トランジスタ技術 2012年7月号 ¥880-

担当:ヨツモト

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2012年05月24日

「プーン」と「ポーン」は違う

本日ご紹介はみんなが無意識に聞いている
こんな音を掘り下げた本をご紹介。

P1110029
音響サイエンスシリーズ5
「サイン音の科学」
メッセージを伝える音のデザイン論

シリコンハウス1F店員も間違えておりましたが
「サイン音」であって「サイン波」ではございません。

街中などで無意識で聞いている歩行者用信号機や地下鉄の入口
を示す「ポーン」なんて音や、車のライト消し忘れ報知器などなど
街中には色々なサイン音があふれています。

しかし「あの場所で流れているサイン音はなぜあんな音なんだろう?」
なんて普通は考える事無いですが、考えてみると色々理由があり学問
になっていきます。

もちろん音響関連を語るときに、かならず出てくる倍音やコードの話
なんかも出てきます。

私が個人的になるほどと思ったのは「サイン音は擬音語で言えないと
いけない」という所でしょうか。

なぜ言えないといけないか?

それは・・・それは・・・ネタばれなんで秘密です。



本格的に学ばなくても読んでいくとかなり惹きつけられる一冊となって
おります。ぜひご覧になってください。

コロナ社 「サイン音の科学」 ¥2,940-

担当:ヨツモト


関係無いですがこのレトロな本のデザインかなり好きです。
さすがコロナ社良い仕事してます。

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2012年01月08日

子供の科学2012年2月号

本日はいきなり紹介!
子供の科学2012年2月号
子供の科学 2012年2月号

今回の特集は「成長期の今カラダはこう変わる!」科学的な面
から第二次成長期を解説しております。

そんな特集も面白いのですが、その他イグノーベル賞を取って
いた「わさび臭気を利用した火災報知器」の解説だったり
「よく飛ぶ飛行機」の付録なんかも付いています。
大人が読んでも発見のある雑誌です。
ぜひご覧になって下さい。

誠文堂新光社 子供の科学2012年2月号 ¥680-
1Fにて販売中。

担当:ヨツモト


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2011年11月27日

そんなの絶対おかしいよ!

ブルーバックスのお勧め
都筑卓司先生の本。
マックスウェルの悪魔 都筑卓司著
新装版
「マックスウェルの悪魔」
¥1,029_
(税込)

物理学に止(とど)まらず、社会学や世界にも関係することが書かれている本です。

マックスウェルの悪魔を語るには まず「エントロピー増大の法則」の説明が必要ですので、 ちょっと乱暴ですが、本の内容を要約して説明します。

分離から混合に移行するのをエントロピーの法則と言います。
収束することはなく増え続けるだけなので「エントロピー増大の法則」です。

■エントロピー増大の法則
・熱力学の第二法則としては…
(外部から手を加えない限り)低い温度から高い温度に変化はしない。

・統計力学としては…
 確率的に一番起こりうる状態になっていく。

・社会としては…
 情報量は増え続ける(減ることは無い)。

熱力学的には膨大な時間の末に
宇宙は暑い寒いも無くなる「熱平衡」の状態になる。
どこもいつも均一。
こことあそこの違いも無く、過去と未来の違いも無いので時間も無くなる。
このような形でいずれ宇宙は終焉する…
という仮説が生まれます。

でも、“そんなの絶対おかしいよ”と言いたくならないでしょうか。

現在の世の中は温めたり冷やしたり出来ますし、
また、物を収束させて分離させて
建物、食べ物、乗り物、芸術、その他数え切れない新たな物作り上げています。

しかし、無駄になるエネルギーが必ず生じるので、
エネルギー保存則に則れば、使った分のエネルギー以上に産み出すことはありえず、
結局、エネルギーは拡散していくのみ。エントロピー増大の法則に従った終末を迎える…。

そんなエントロピー増大に対抗するのが
「マックスウェルの悪魔」
低エネルギーから高エネルギーにする事はできませんが、確率を操れる
という想像上の生き物。
温めたり冷やしたりできませんが、
熱い気体と冷たい気体に分けることができます。
こうすれば温度差ができ、タービンを回せてエネルギーが得られます。

工場から出て空気中に混ざってしまった煤煙も分けられ公害問題も解消。
放射性物質を隔離するなんてお手の物。

“悪魔”と言いながら結構良いやつです。

時間がかかりますが人間も同じことができそうです。
しかし、先ほどもあったように無駄なエネルギーが生じる問題は解決しない
…のでしょうか?

人の創造(想像)力

人にいくら創造力があっても
人もエネルギー保存の法則や熱力学第二法則から逃れることはできないので、結局エントロピー増大の法則に従った終末を迎える…と考えるか、
あるいは、生命というものに対しては別の解釈が必要ではないか…という気もする。
というようなことを筆者はこの本の中で語っています。

人の意思や願いがエントロピーを小さくするのかも知れません。

もともとの初版は1970年に発行されている本です。
旧新マックスウェルの悪魔

最終項では社会的エントロピーの増大(情報量の激増)にも言及して 簡単ながら未来予想も書かれています。
紀元2000年: 職場のオートメ化は進み一見機能的になったように思われるが、対人関係などの感情問題はエントロピー増大の分野が多々あって人間の神経を蝕んでいく要因になっている…自殺者の数はガンの死亡率を上まわってくる。
(繰り返しますが、1970年に書かれていた内容です)
ストレスなどを考えると当たってる面もあるかと思います。ただし、2008年の統計では自殺者の数はガンの死亡率を上回っていません。
さらに本書では1ページも満たないですが、2100年の未来なども書かれています。

世界の行く末を考えさせられる名著です。

なにか末世思想の本と勘違いされそうな紹介になってしまいましたが、
マックスウェルの悪魔に関連した物理の世界を楽しめる本です。
下記のような気軽で面白そうな所もあります。
永久機関。
ストーブの上でヤカンが凍る。
磁石が磁石で無くなる。
真空の温度。
なぜ空気は上空にもあって落ちてこないのか?
力学的に許され、熱学的に不可能になる。矛盾。
過去が未来に、未来が過去になっても支障なし。

副題が「確率から物理学へ」とある通り、確率の話が多くなっていますが、トランプなどを例にとってとっつきやすく説明されています。

これだけ書いておきながらこの本の魅力を伝えられていません。
ただ、間違い無く今ある事象や未来に対する考えが深まる面白い本です。

(担当:小川)

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2011年11月17日

「パズル・物理入門」

講談社のブルーバックスと言えば
科学好きの方ならすぐお分かりになるくらい有名なシリーズです。
中高生の時に学校の図書館で読まれた方も多いのではないでしょうか。
科学に興味を持った少年少女には正に打ってつけです。

今回は自分の好みで恐縮ですが、
ブルーバックスの中で私が一番好きな本を紹介させていただきます。
パズル・物理入門 都筑 卓司著
新装版
「パズル・物理入門」

¥987_
(税込)
私にとってブルーバックスと言えばこの方「都筑卓司」先生。
「物理のトウシロ」を自認する人たちを集めてあれやこれや作り上げたという本書だけあって、物理の予備知識が無くても楽しく理解できる名著です。
物理パズルが全83問。

本書の長所の一つは
それぞれの問題が短いところ。
ストレス無しに読み進めていけます。
一問一答形式。
問題1ページ、回答1ページ。
章の変わり目ごとに数ページの補足説明。
いつでも読むのを中断できますし、気になる所から読み始めても良し。

章が進むと
相対性理論など難しそうな問題も出てきますが、
それもできるだけ理解しやすく書かれています。
・夏が暑いのは
 地球と太陽が近いから?

・荷物無しの自転車、重い荷物を載せた自転車。
 下り坂で速いのはどっち?

・地球の中心に向かってどんどん降りていくと
 背負ったリュックの重さはどうなる?
などなど
子供から大人まで気になり楽しめる問題があり、
特に子供にとっては分からない所は分からないなりに
「このようなことがあるんだ」という知識だけでも得られれば、後々の探究心につながります。

リュックの重さと同じく重力の問題などは
身近な現象で個人的にお気に入りです。
・体重が軽くなるのはそれぞれどっち?
 北極と赤道。
 西向きに飛んでる飛行機、東向きに飛んでる飛行機。
興味があるところだけ読んでも楽しめます。

■本書の主な構成。
1.静力学
2.動力学とまさつ
3.地球
4.流体力学
5.光と音
6.熱と電磁気
7.相対論と宇宙

本書は「新装版」ということで以前に出版していた本の改訂版です。
と言っても活字や問題・回答の見出しのデザインが若干変わったくらいです。
新旧パズル・物理入門 新旧パズル・物理入門-裏

初版は昭和43年に発行され、奇しくも今年で発刊43年目でした。
それほど時を経た本でありながら
今でも古さを感じさせない本です。
それもそのはず、昔も今も真理は変わらず
未来にも通じる知識です。

科学が好きな方もそうでない方にも、
一度手にとって読んでいただきたい本です。

(担当:小川)
解っていらっしゃった方もおられると思いますが、
先日のblog記事「クイズ・物理入門」というタイトルの元はこの本です。

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siliconhouse at 17:37|PermalinkTrackBack(0)

2011年11月10日

Processingをはじめよう

この前久々に実家に帰った時に母にいきなり言われたん
ですが「最近blog書いてないやんか!仕事してるの!」との事。

えぇ、もちろん仕事はblog以外もありますので
「それ以外の仕事をしていますよ」とは言ったものの、その後に・・・

「伊東君は相変わらずよく書いてるね」とblogキングこと、伊東君と
比べられてしまいました。

毎日息子の会社のblogをチェックしている母は、伊東君の書く記事
が好きなようです。「かあちゃん俺もがんばるよ!!」という訳で
久々の連投です。

休話閑題

本日はこの書籍を紹介
IMG_4853
オライリージャパン 「Processingをはじめよう」


私が勉強した数年前に発行されたProcessing書籍も、かなり面白い
内容だったのですが、今回発行されたこちらもかなり解りやすく
面白い内容になっています。

C言語をまったく知らない人には厳しいかもしれませんが、ちょっと
触った事のある人でしたら、中に書かれている通りプログラムを
書いていくだけでアニメーションを作成出来ます。

そして、ただプログラムを作って動かすだけではなく、Arduinoなど
のマイコン+センサーを使用し、パソコンの画面をセンサーで変化
させるなんて事もすぐ可能。

そして、この書籍には訳者の船田さん特製「Processingクイック
リファレンス」が付いております。「命令」からも「実行内容」
からも探せる索引が付いているので、今後自由にプログラムを
組む時にも便利です。

フリーで使えるプログラムを使わないのはもったいない!!
ぜひ、Processingでアニメーション+マイコンの世界を楽しんで下さい。

オライリージャパン 「Processingをはじめよう」¥2,100-
1Fにて販売中。

担当:ヨツモト


共立エレショップにも登録しましたので、通販ご希望の方は
ご利用ください。
Processingをはじめよう


siliconhouse at 23:30|PermalinkTrackBack(0)

2011年10月03日

はじめての電源回路設計

昨日あたりから大阪でもかなりな冷え込みで「ついに秋かぁ」
としみじみしております。

秋と言えば「芸術の秋」や「読書の秋」なんて言葉もある通り
「過ごしやすい季節だからなにかに集中するのに適してますよ」
なんて時期なんでこんな書籍はどうでしょう?

トラスペ電源NO.116
CQ出版 トランジスタ技術 SPECIAL forフレッシャーズ
はじめての電源回路設計Q&A


昔の電源というとトランスが→ブリッジ→三端子レギュレーターが
あったりなかったり、ぐらいの回路だったのが、最近では色々な
安定&効率の良い方式がたくさんあり、把握が難しくなってきている
のも確か。

本の序盤には「スイッチング」「リニア」「降圧型」「昇圧型」「POL」
などなど用語解説&簡単な参考回路図が書かれています。

Q&A形式ですので、質問→答えという流れがとても読みやすく、
電源知識有る・無し関係無く面白い読み物になっています。
(上級者には物足りなく感じるかもしれませんが・・・)

ぜひぜひ手に取ってご覧になって下さい。

CQ出版 トランジスタ技術SPECIAL forフレッシャーズ NO.116
「はじめての電源回路設計Q&A集」 ¥1,890-

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