シリコンハウス工作部

2017年02月14日

「けものスイッチ」をつくってみた

2017年冬に某アニメがヒットし、
ツイッター上などで
「すごーい」「たーのしー」などのコメントで埋め尽くされる現象がみられました。

かくいうわたしも立派なフレンズ。
(ええ。スマホアプリ版から遊んでましたとも!)
すぐに「すごーい」「たーのしー」としか言えなくなる程度に語彙力が低下しました。

そこで気づいたんです。
「すごーい」「たーのしー」
そうツイッターで伝えるだけなのに、キーボードを打つのがめんどうくさいのです。

「キーの数はそんなに要らない…」

幸いにも私は電子工作ができるフレンズなので
あふれ出る想いをすぐに発信できるデバイスをつくってみました。

名付けて、「けものスイッチ」!!
kemosw


材料は
leonardo
★Arduino Leonardo
●A000057
●販売価格:3,240円(税込)
●シリコンハウス2Fで好評販売中!


このArduino Leonardoが今回の開発のキモです。

UB-ARD03
★Arduino用 ユニバーサル基板
●UB-ARD03
●販売価格:355円(税込)
●シリコンハウス2Fで好評販売中!

★適当な大きさのタクタイルスイッチ各種



まずユニバーサル基板にタクタイルスイッチを配置します。
img001
ネコ科のフレンズでも使いやすいように肉球の配置にしてみました。
エルゴノミクスデザインってやつですね。

写真の黒いボタンは「すごーい」「たーのしー」と入力を行うボタン、
灰色のボタンはツイッター等で送信を行う送信キーです。

回路図は下記の通りですので、そのとおりに実装してみてください。
(プルアップ抵抗がないじゃないか、と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、理由は後述します。)
img002

img003
だいぶごちゃっとしましたが、配線するとこうなりました。
回路図のとおりに結線されていれば大丈夫です。

配線したら、Arduino Leonardoにmicro USBケーブル経由でプログラムを書き込みます。

Arduino IDE上で以下のソースコードを打ち込んでくださいね。
開発環境が無い方はこちらから最新版をダウンロードしてインストールしてください。

//#ソースコード

//疑似キーボードを使うために必須。
#include

#define BTN1 8
#define BTN2 9
#define BTN3 10
#define BTN4 11
#define BTN5 12

//必要に応じてテキストを書き換えてください。
#define STR1 "sugo-i\n" //すごーい
#define STR2 "ta-nosi-\n" //たーのしー
#define STR3 "ahahahaha\n" //あはははは
#define STR4 "naniare\n" //なにあれ


//ボタンクラス

class BTN{
public:
BTN(int pin);
boolean OnPush();
private:
boolean flag;
int pinNo;
};

BTN::BTN(int pin){
flag = false;
pinNo = pin;
pinMode(pin,INPUT_PULLUP); //入力ピンは内蔵プルアップを使用
}

//ボタンの前回ポーリング時の状態を参照し、Onのタイミングを検知。
boolean BTN::OnPush(){
if(flag == true){
flag = digitalRead(pinNo);
return false;
}else{
if(digitalRead(pinNo)){
flag = digitalRead(pinNo);
return true;
}else{
flag = digitalRead(pinNo);
return false;
}
}
}

BTN myBTN1(BTN1);
BTN myBTN2(BTN2);
BTN myBTN3(BTN3);
BTN myBTN4(BTN4);
BTN myBTN5(BTN5);

void setup() {
//疑似キーボード開始
Keyboard.begin();
}

void loop() {

//ボタンイベント取得のためポーリング。

//ボタンが「押されたら」疑似キーボードからキー入力。
if(myBTN1.OnPush()){
Keyboard.println(STR1);
Keyboard.println(" ");
}

if(myBTN2.OnPush()){
Keyboard.println(STR2);
Keyboard.println(" ");
}

if(myBTN3.OnPush()){
Keyboard.println(STR3);
Keyboard.println(" ");
}

if(myBTN4.OnPush()){
Keyboard.println(STR4);
Keyboard.println(" ");
}

//送信ボタン。ツイッターだったら[Ctrl]+[ENTER]にバインド。
if(myBTN5.OnPush()){
Keyboard.press(KEY_LEFT_CTRL); //[Ctrl]を押しながら
Keyboard.write(KEY_RETURN); //[Enter]を入力
Keyboard.release(KEY_LEFT_CTRL);//[Ctrl]を離す
}

delay(100);

}

//#ソースコード終り


プログラムのポイントは
1.チップ内蔵プルアップ抵抗を利用し外付け部品を減らしたこと
2.Arduino Leonardoの疑似キーボード機能を使用したこと
です。

2.に関してはUNO等の、疑似キーボードが使えないボードではできませんので、
Leonardo等の『疑似キーボード機能が利用できるボード』をご使用ください。

使い方は、まずmicroUSB経由で今プログラムしたデバイスをPCにつなぎます。
そしてwindowsだったら[全角/半角]キーで日本語入力を選択してください。

ツイッターで使用する場合、ツイート入力欄をクリックして入力状態にします。

あとは心のまま、「たーのしー」「すごーい」とボタンを押しまくってください。
そして、迷わず送信ボタン(ツイッターの場合[Ctrl]+[Enter]にバインドしたボタン、作例では灰色のボタン)
を押しましょう!


ね、簡単でしょ!?

Arduino Leonardo上のプログラムを書き換えれば
「わーい」「おもしろーい」など好きなテキストを送信することも可能ですし、
疑似キーボードとしての機能を利用して、
つないでおくだけで一定時間ごとに「すごーい」「たーのしー」とツイートするデバイスにすることだってできます。

フレンズのみなさんは是非とも作ってみて、語彙力をどんどん低下させましょう!

<担当:木下>

通販ご希望の方は共立エレショップへどうぞ!
フィジカルコンピューティングモジュールArduino Leonardo
Arduino用ユニバーサル基板[RoHS] / UB-ARD03


siliconhouse at 21:37|PermalinkTrackBack(0)

2016年04月26日

LEDライトを簡単に作ろう大作戦

電子工作って、そんなに難しくないんですよ。
いえ、もちろん凝った事をしようとすると途端に難しくなるんですが、それは電子工作に限らず手芸だろうが模型だろうが料理だろうがなんでもそうです。
しかしなんにでも入門者向けと言うのはございまして、電子工作においても入門者向けといわれる工作は、初めてでもそれなりに出来てしまう物なのです。

と言う訳で本日は。
昨日紹介しました単3型乾電池1本タイプ電池BOXスイッチ付『DB311-SW』を使ってこんな物を作ってみました。

手の平サイズの小型LEDライトです

はい、小型のLEDライトです。
使用した材料は『DB311-SW』と共立プロダクツの乾電池1本1.5Vで光る白色工輝度LED『KP-OSW4DK2』と、少量の熱収縮チューブのみ。

使ったのはこれだけ

たったこれだけの材料で、工具さえ有れば15分ほどでLEDライトが作れてしまうんですね。
何をしているかといえば、『DB311-SW』内にある空洞部分に『KP-OSW4DK2』を納めて光らせると、たったそれだけなんです。

この辺に収めるイメージ

つくり方もいたって簡単。
電池BOXにLED用の穴を開けて電線をつなぐだけ。
具体的に説明しますと・・・

まずLED用の穴を開けるために、電池BOX内部にLEDを当ててみてどの辺に穴が必要か調べます。

LEDの先端がどの辺かを探る

大体あたりをつけたら赤ペンなどでマーキング。

空ける穴の大きさを考えて印を付けよう

今回は5φのLEDを使いますから、直径5mmの穴を開ける必要があります。
いきなり大きな穴は開けにくいので細いドリルで下穴を開けます。

細い下穴をあけると穴がズレにくくなる

その後ドリルやテーパーリーマーで穴を広げ、最終的に直径5mmほどになれば穴開けは完了です。

何段階かに分けて開けると楽

電池BOXはそれほど硬くないので、手回しドリル(ピンバイス)で簡単に穴を開けることが出来ます。
それほど高い物でもないのでこの機会に買っておいて、工具箱に入れておくと色々便利ですよ。

穴を開け終わったらLEDをはめてみましょう。

少しくらい穴が大きくても問題なし

試しにフタを閉めてみて、キチンと収まるようであれば大成功です。

後はLEDと電池BOXの配線をつなぐだけ。
電池BOXの配線は内部から引っ張ると抜けて出てきます。

引っ張れば出てきます

後は適当な長さに配線を切り、つなげばOK。

線同士をハンダ付け

赤は赤、黒は黒でつなげば極性も間違う事はありません。
なお、ハンダでつないだ部分は必ず熱収縮チューブなどで絶縁保護をして下さい。
配線は狭いところに押し込めますから、絶縁していないとショートする可能性が高いです。
今回は作業箱に余ってた2φの熱収縮チューブを使いましたが、ジャストフィットでした。

つなぎ終えたら電池BOXに全部を納めて

きれいに収まりました

フタが閉まれば完成です。

配線が長いとフタが閉まらなくなる

スイッチを入れてLEDが光れば大成功。

配線さえ間違えなければ失敗しません

今回使いましたLED『KP-OSW4DK2』は22000mcdの高輝度タイプなので、真っ暗な中でも2m先くらいなら充分照らし出す事ができます。

意外と明るくて驚いたw

非常灯や手元灯として充分な明るさがありますので、実用面でも必要充分なのです。
何より小さいので持ち運びも容易ですし、単三型アルカリ電池1本で使えるのも便利です。
材料費も正味200円掛かってませんから、手軽で簡単、実用的な入門者向け電子工作としてオススメいたします。

と言う訳で、本当は簡単な電子工作を体験してみたい方はぜひ店頭で行なっております電子工作キット製作体験会にご参加くださいませ。
今回紹介しましたLEDライトはあまりにも簡単すぎる上にキットではないので対象外ですが、先日紹介しました『LEDで太陽光発電実験部品セット』は対象になりますので、ぜひ作りに来てみてくださいませ。
全年齢版は5月1日の日曜日。
大人も参加OK

お子様版は5月8日の日曜日です。
こっちはお子様限定

まだ席には空きがあるので、特に予定のない人は参加して見ても面白いと思いますよ。

・単3型乾電池1本タイプ電池BOXスイッチ付 DB311-SW ¥70-
・共立プロダクツ 乾電池1本1.5Vで光る白色工輝度LED2本入 KP-OSW4DK2 ¥216-

<記事:伊東>

siliconhouse at 17:00|PermalinkTrackBack(0)

2015年08月13日

話題独占!?ちょっとオシャレな夏休みの工作

そんなこんなで昨日法事に行ってきた訳なんですが。
せっかく親戚が集まるんだからという事で、以前からの約束通り小学六年生の甥っ子の夏休みの工作を手伝ってきました。
『手伝う』と言ってもネタ提供から丸投げの状態だったんですが、まぁ親戚の大人に頼るのも書籍を参考にするのも同じようなものなので、一応私もこういう仕事をしておりますから、オッチャンちょっと本気出してみた次第でございます。

当初は最近流行の『無接点給電ボトルLED』で行こうと思ったんですが、どうも教室ではコンセントが確保できないという事で、乾電池で光るボトルLEDを考えて見ました。
それがこちら。

オッチャン本気で考えた

ボトルLEDの欠点は電源線が見えてしまうこと。
ボトルからコンセントや電池BOXへつながる電線が見えているのが不細工に思えます。
と言う訳で、それが見えないようにしてみました。

使用した材料はコレだけ。

主な使用部品

静電容量式のタッチスイッチ『KP-Tch1-W』と電球色の乾電池式LEDワイヤー、リレー『G6K-2P 4.5V』、あとLEDワイヤー用の抵抗とリレー用の小信号用ダイオード。
これ以外に電池BOXが必要になりますが、電池BOXは使用する瓶の口の大きさによって変わるので写真には載せてません。
今回は広口(口径約8cm)の瓶が見つかりましたので単四×3本の電池BOXを使用しました。

これらの部品を下図の様に配線します。

ザクッと書いた実態配線図

はんだ付け箇所はわずか12箇所。
その分細かい作業になるので集中力と器用さが必要となります。

実際に甥っ子がはんだ付けしたのが下の写真。

配線は少し手伝いましたがハンダ付けは甥っ子がやりました

配線がまとまる所はやはりハンダがダマになってたりしますが、この日初めてハンダゴテを握ったにしては上手くハンダ付けできていると思います。

これらを瓶のふたの裏に押し込んで外から見えないようにします。

フタによっては両面テープで固定する必要もこのフタはピッタリ部品が収まった

タッチスイッチの感知面をふたの裏側に密着させる事により、フタを触るとLEDワイヤーが点灯したり消灯したりさせることが出来ます。
完成図はこんな感じ。

下から覗かないと部品が見えない

これでフタを触るとLEDワイヤーがON/OFFします。
ただし、フタを間に挟んでいるため、指先で触った程度では反応しません。
フタの厚みにも因りますが、今回使った瓶のふたでは手のひらで触らないと反応しませんでした。
また、金属のフタを使う場合はフタ全体がスイッチになってしまい、ふちを触っても反応してしまう敏感な瓶になってしまうので注意が必要です。

では実際にON/OFFしている所を見ていただきましょう。



スイッチをON/OFFしているのがうちの甥っ子です。
甥っ子家族にもなかなか好評の工作でした。
学校から持って返ってきた後も実用品として使えるのもこの工作の良い所でございます。

なお、製作時間は延べ1時間少し。私自身が試作を作ったときは20分程度で作れましたので、それほど難しい作業ではありません。
店頭にも試作で作ったものを用意してございます。

試作1号機

興味のある方は触ってみてくださいませ。
なお、一般的な瓶の口は穴径6cmほどでして、この大きさの場合単四×3本の電池BOXを収める事ができません。
口の狭い瓶を使うときは電池を単5サイズにするなど工夫が必要になりますので、もしこの工作をする際は瓶を決めてから材料を選んでくださいませ。

と言う訳で。
電子部品屋のオッチャンがちょっと本気出して考えた小学生向けの電子工作。
見た目にもオシャレなんでクラスの女子から『私にも作って〜』とかなんとかフラグが立つかもしれませんよw

・共立プロダクツ タッチスイッチ KP-Tch1-W ¥918-
・電池式LEDワイヤー 電球色 ¥980-
・OMRON リレー G6K-2P 4.5V ¥565-
・抵抗(値は電池式LEDワイヤーの電池BOXに入っているものに合わせる) ¥5〜10-
・小信号用ダイオード ¥15-程度
・電池BOX(使用する瓶のふたの大きさに合わせて選ぶ) ¥100-前後

<記事:伊東>

siliconhouse at 14:48|PermalinkTrackBack(0)

2015年08月02日

お風呂ブザー作ってみた

ついに8月に入りまして。
8月と言えばお盆でございます。
私自身もお盆は毎年法事が有り、親戚と顔を合わせることになるのですが、悩ましいのは小学生の甥っ子に『夏休みの工作ネタなんかない?』と聞かれる事でございます。
まぁこういう仕事をしておりますし、店頭では『夏休みの工作特集』なんてのもやってますから期待されて当然なんですが。
ちなみに昨年はいくつかネタを渡した中から『手がた記念日』を選んだとのことで、クラスでも評判が良かったそうです。
まぁ夏休みの工作で石膏像なんて私もみた事ないですから、あのリアルな仕上がりからして受けるのも納得といった感じもしました。
簡単に作れてインパクトもある『手がた記念日』。オススメでございます。

しかし受けが良かったと言っても連続して同じ手は使えません。
さてどうしたものかと悩んでいるのですが。

とりあえず気分を変えて、先日から行なってます『部品を集めて部品をもらおう』キャンペーンの中の一つ、『トランジスタを使ったお風呂ブザー』を作ってみることにしました。

ターゲットはこいつ!!

材料はたったのこれだけ。

部品点数もわずかこれだけ

2階で迷いながら集めてもそれほど時間はかかりません。
キャンペーン中はこの部品の中から左下にある三本足の黒いの、トランジスタを2個プレゼントいたします。

メイン部品を渡しちゃう暴挙

工作もそれほど難しくは有りません。
はんだ付け箇所も15箇所ほど。実態配線図の通りに部品を差し込んではんだ付けをするだけです。

思ってたよりも簡単でしたw

製作自体は15分ほどでできました。
おそらく初めてでも1時間もかからないと思います。
一つの穴に2本足を入れないといけないところがちょっと面倒ではありますが、難しいところは後回しにしてハンダしやすいところからやっていけば大丈夫です。

部品が少ないのでシンプルな構成

一番難しいのはスイッチの足に配線をつけるところだと思います。
しかしこれも配線の被覆を多めに剥いて、足に導線を巻きつけて軽く固定すればハンダも楽になります。
なお、今回の製作で使った配線材は電池スナップの配線をカットして流用しました。
ラグ板上で使っているジャンパーは抵抗の足の切れ端です。
モノラルプラグ付コードはプラスマイナス関係有りませんので茶色い線と白い被覆の線を逆につけてもOKです。

と言う訳であっさりと完成してしまったのですが。
こんな基板むき出しの状態では味気ない。
そこでケースを作ることにしました。

用意したのはコレ↓

ウチに余ってたタッパーを使いました

食品保存なんかに使うタッパーです。
百均などでも売ってますし、何より大きさにバリエーションが有り、素材が柔らかいので加工もしやすいと、初心者の工作にはもってこいの素材でございます。

まずはフタにブザーとスイッチの穴を開けるべく、部品をあてがって開ける穴の型を取ります。

好きな位置に穴を空けてね

スイッチの穴はスイッチに付いているナットの穴を利用すると楽に型が取れます。

タッパーの素材はカッターナイフでも簡単に切れるので穴あけもそれほど手間では有りません。

いびつな穴も味ですよ

小さくて丸い穴を開けるときは打ち抜きパンチ(穴あけポンチとも言う)があると楽です。

ピンチにパンチ!

次にケースに横穴を空けます。

ここの穴あけはちょっと手間

これはセンサーになるモノラルプラグ付コードを出すための穴です。
本当ならモノラルプラグ付コードをはんだ付けする前に穴を開け、通しておけばもっと小さい穴ですんだのですが、本体を完成させてからのケース作りになってしまったので仕方有りません。

3箇所の穴あけが終わったらそれぞれの部品を通して完成です。

プラグを通す前にむすんでね

ブザーやスイッチ部分の穴が大きすぎてぶかぶかになった場合は隙間をホットボンドや接着剤などで埋めてあげてください。
なお、モノラルプラグ付コードの根元を結んでいるのは、コードが引っ張られたとき、結んだところが穴に引っかかって基板のはんだ付け箇所に力がかからない様にする為です。

こうやってハンダ部分が取れないようにします。

フタを閉めて、スイッチの左右に『ON/OFF』などの記号を入れたり装飾すれば出来上がり。

タッパーをデコって女子力アピール!

いかにも手作りな感じが夏休みの工作っぽくていい感じです。
何かこのまま提出しても違和感無さそうですねw

そんなこんなで。
ケース加工を含めても1時間もかからない簡単工作『お風呂ブザー』。
便利な部品セットは980円(タッパーは別売り)。自分で部品を集めればもっとお安く作ることが出来ます。
このお風呂ブザーは手の汗でも反応するので、教室に展示しておけばクラスメイトがブーブー鳴らして楽しんでくれると思いますよ。
今回作ってみたお風呂ブザーは店頭でも展示しております。参考にしてみてくださいね。

これなら甥っ子も作れるかなぁ

<記事:伊東>

siliconhouse at 12:00|PermalinkTrackBack(0)

2015年06月21日

不思議にステキ!電線の無いボトルLEDアート

最近空きビンにLEDを入れて光らせる装飾を作るのが一部で流行っているんだそうで。
一部では『ボトルLED』と言う名前で広がりつつあるこの自作オブジェ。
早速真似して作ってみました。

これだけでも充分ステキなんですけどね

お酒の空きビンやメイソンジャーなどに粒状のLED、クリスマスツリーなどの電飾に使う様なヤツですね。それを適当に突っ込むだけでなんだかお洒落なオブジェが出来てしまうと言う、お手軽なのに出来上がりは結構良い感じの工作でございます。

で、実際に飾って見て思ったんですが。
ビンの中に入っているのはLEDですから、当然電気の供給が必要です。
つまりそのままでは電気を供給する電線がビンから伸びてくる訳です。
もちろん乾電池で光らせると言う手もありますが、ビンの内部で全てを完結させようと思うとビンの中に電池を入れる必要が有りまして、電源のON/OFFや電池交換など手間の掛かるオブジェになってしまいます。

何とかコレをすっきりさせる方法は無いものだろうか。

と言う訳で、やってみた。

使用するのはこれ↓。

不思議な電子工作といえばコレ

以前も紹介したことがありますseeedの無接点充電モジュール『POW01141B』。
コイル同志の電磁誘導で離れた場所に電気を送ることができるモジュールでございます。
これの受信側をLEDの電源としてビンの中に仕込み、外側から電気を供給しようと、そういった試みでございます。

使用するLEDは電池式LEDワイヤー

5Vで光るLEDならだいたい使えます(電流注意!)

何色でもできるのですが、今回は色を変えながら点滅する『RGB点滅』タイプを使うことにしました。
今回使う無接点充電モジュールは入力はDC12Vなのですが、出力がDC5Vになるため、乾電池3本、定格電圧4.5Vで点灯する電池式LEDワイヤーを選びました。

まずは下準備としてジャマな電池BOXを取り除きます。

配線を傷つけないように破壊する

簡単に言うと壊してバラします。
キレイにバラすのは難しかったため、ニッパーで切りつつ壊しつつ何とか配線部分を取り出しました。

次に電池用の金具は使わないので取り除き、無接点充電モジュールの受信側を配線同士はんだ付けします。

結線部分は収縮チューブ等で保護しておくと安全です

今回は判りやすいように透明の収縮チューブで保護しましたが、目立たなくするために白や黒など、色付きの収縮チューブで保護してもOKです。
本来DC4.5Vで光らせるところにDC5V突っ込む事になりますので、抵抗は取り外さずにそのままお使いください。

抵抗の足とモジュールの電線をはんだ付け

まぁ本来ならちゃんと計算して適切な値の抵抗に取り替えた方が良いのでしょうけど、店頭での実験ではDC5Vで点灯させ続けても問題が無い事が判っているのでそのままにしてます。

はい、加工はこれで終了。
はんだ付けが終わったら送信側に電源を繋いでちゃんと点灯するか確かめてください。

確認は大事です

プラスとマイナスを間違えていないか、送信と受信を間違えていないか、はんだ付けはちゃんと出来ているかなど、点灯しない場合はその辺りを確認してみて下さい。

ちゃんと光ることが確認できたら、ビンに詰めます。

コイルを固定してからLEDワイヤーを適当に入れました

どこから給電するかでコイルを固定する場所が変わるのですが、まぁビンの底に取り付けるのが最も簡単ではないかと思います。
ビンの中のコイルが動くと送信側のコイルとの距離が離れてしまい、上手く給電できなくなるので今回は薄い両面テープで固定しました。

コイルに綿などをかぶせて隠すという手もあります

送信側はビンを置く台の裏側に設置しました。

両面テープとセロハンテープで固定しました

今回良い台が見つからなかったので商品が入っていた白箱を再利用しました。エコです。
あまり分厚い素材の台などに仕込むとコイル同士の距離が離れてしまうため、上手く給電できなくなりますのでご注意ください。
送信側のコイルも外れてしまわないようしっかりと固定して下さい。

なお、今回は設置場所が↓壁面の予定でしたので、土台がしっかりするよう厚紙の箱にしましたが、
デモなんで透明ケースでも良かったかも。
テーブルの上や家具の天板などに設置する場合はランチョンマットなどで送信側を隠してしまえば台などに固定する必要は有りません。

台の上にビンを乗せればこの通り。

無事設置完了です。

キレイに光りました。
ビンを少し持ち上げればLEDも消灯します。

距離によって微妙に光り方が変ります

仕掛けを知らないと結構不思議に思われますよ。

最後にもう一つ注意点を。
送信側を設置する台の素材はコイル同士の距離を近くするために薄いに越した事はないのですが、金属を使うと給電が上手く行かなくなりますのでご注意ください。

金属板がシールドになってます

上の写真はビンと台の間に1mm厚の鉄板を挟んだ状態です。
たった1mm挟んだだけで受信できる電力が著しく低下するため、もっとも低い電圧で光る赤色が弱弱しく光るだけになりました。

と言う訳で。
簡単でオシャレな『ボトルLED』に一手間加えて更にステキにする無接点給電化工作。
工作時間は30分ほど。それも主に電池BOXをバラす作業ですので、難易度も低めなので普段は手芸しかしない人にもオススメでございます。

知らずに見るとホント不思議ですよ

・seeed 無接点充電モジュール POW01141B ¥1450- ※価格改定しました
・電池式LEDワイヤー RGB点滅 ¥1296-

<記事:伊東>

通販ご希望の方は共立エレショップへどうぞ!
無接点給電ボトルLED部品セット / POW01141B-SET

siliconhouse at 17:00|PermalinkTrackBack(0)

2014年11月20日

手作りの飾りでクリスマスを演出しよう大作戦

まだ11月ですが、世間ではクリスマス熱が高まってまいりました。
と言う訳で、こんなものを作ってきました。

仕事しながらチャチャっと作りました

クリスマスツリーなんかに使える電飾オーナメントでございます。
と言っても大した事をした訳でもなく、極細LEDワイヤーに百均なんかで売ってる小さなクリスマス飾りを取り付けただけなんですが。

単純ですが効果的

LEDの下にかわいい飾りが付けば、クリスマスツリーに巻いてもいいですし、壁面や窓の飾りにもぴったりですね。

なお、注意点としましては、極細LEDワイヤーに取り付ける際、3本ある電線のうちLEDに接続していない電線に取り付けるようにしてください。

この3本目は補強用と思われます

こうするとLEDの真下にオーナメントが来るだけでなく、何かの拍子にオーナメントをつけている電線が切れてしまってもLEDには影響が及ばないので安心です。
吊り元の電線を1本にするとオーナメントがプラプラするので演出効果も高まります。

風になびきます

ちなみに最初にこれを作ったとき、横着して3本の電線を束にしてオーナメントの吊り金具にギュッと巻きつけて作ったんですよ。
そしたら強く巻き付け過ぎたせいかどこかで被服が破けてショートしちゃいまして。
初めてLEDがパンッと弾けるところを見ました。
安全の面からもオーナメントを取り付けるのは遊んでいる1本に取り付けてくださいませ。
 ※極細LEDワイヤー類の中にはこの3本目が付いていない物もございます。ご了承くださいませ。

本来はクリスマスツリーにでも巻きつけて展示すればよかったんですが、まだツリーが用意できてませんので1階入口付近に吊るして展示することにしました。

広いところだと解りにくいな・・・

興味をもたれた方は是非ご覧になってくださいませ。

製作には1時間も掛かりませんので、どうぞ手作りの電飾オーナメントでクリスマスをお楽しみください。

極細LEDワイヤー大好評販売中です

<記事:伊東>

siliconhouse at 18:00|PermalinkTrackBack(0)

2014年08月14日

『★夏休み工作企画★』ペルチェで発電してみよう!

夏休み研究のお役に立てられるような実験になれば幸い。

peltier
2種類の金属(半導体)に電気を流すと温度差ができるペルチェ素子。

この効果と逆に「温度差を与えると電気が流れる」特性もペルチェ素子にはあるらしいのですが、 目に見えて効果があるほどの電圧・電流が発生するのか常日頃疑わしく思っておりました。
と言うのも、私事ながら卒業研究のテーマが「熱電素子の作成」で、その時に作った物(ゼーベック素子)は「400℃以上の温度差を与えてやっと数百mVだった」経験があり、ペルチェ素子でも電圧を発生させるのは知識として知ってましたが、極めて微小しか発生しないのではと予想してました。
しかし、市販のペルチェ素子は幾重ものペルチェ効果を持った半導体を連結させているので、ひょっとしたら何かを動かせるくらいには電気が発生するかも?と思い、とりあえず実験してみました。

※補足
「電流を流すと温度差が発生する」→ペルチェ効果。
「温度差を与えると電圧差が発生する」→ゼーベック効果。

■概要
ペルチェ素子にお湯と氷水で温度差を与えてソーラーモーターを回してみる

(ソーラーモーターは普通のモーターに比べ低電圧・低電流で回るのが利点)。
ペルチェ1
主な実験材料
・ペルチェ素子
・紙コップ
・アルミ板
・氷水を入れるアクリルケース
・ソーラーモーター
・ソーラーモーターに付けるプロペラ

・ペルチェ素子
 40mm角「TEC1-12703T125」シリコンハウス価格¥1,944_
 最大電圧15.2V、最大電流3A、最大熱量28.3W。

・紙コップ
 お湯を入れるのに使用。保温と手の火傷防止を考えて二重にして使用。

・アルミ板
 1.5mm厚。「タカチ NP-21」シリコンハウス価格¥247_
 (本来200×100mmの大きさですが、他の実験で使った余りなので150×100mmになってます)。
 紙コップのフタをしてペルチェ素子を載せられるようにする物。
 熱が伝わりやすいアルミ板を選定。

・氷水を入れるアクリルケース
 (シリコンハウスで売ってません)
 ペルチェ素子への密着度を考慮して「底が平らな入れ物」を選びました。
 90mm角。

・ソーラーモーター
 「DS-300CA-20105-22.5」シリコンハウス価格¥411_
 クリップ付きで便利。

・プロペラ
 「童友社 DP3-60バラ」シリコンハウス価格¥61


まずはどれくらいの電圧が発生するのか、テスターで測定。
(電気を流した時に熱くなる面をお湯側にしています)

700mV以上出てます。

ペルチェ2
800mV近く出たのは個人的には意外過ぎる結果。
こんなにあっさり電圧が発生するとは思いませんでした。

それではソーラーモーターを繋げてみます。
モーター30秒しか

回りました。
が、30秒ほどで止まってしまいました。
???
実験器具を取り外して原因を探ると………ペルチェ素子が全体的に温かくなってました。
温度差が無くなって電圧が発生しなくなったようです。

これでこそ実験!
「やりました。できました」で終わっていては個人的な特色がありません。
特に夏休みの研究では他人と違いがなければ恥ずかしい限り。
「失敗→改善→実行」を推し進めていきます。

温度差が無くなった要因を考えます。
・お湯が熱すぎた?
・アルミ板が大きすぎて熱が全体的に広がった?
・アクリルケースとペルチェ素子の密着度が足りず、冷却が進まなかった?

これに対する改善案
・お湯を少なくする。
・アルミ板を小さくする。
・熱伝導両面テープを使って密着度を増す。

■改善案を実行。
ペルチェ50mmアルミ
アルミ板はプラカッターで何回かスジを彫って、
机の端を使って何回も折り曲げ切断。
50mm角にしました。
ペルチェ3
もう一つ紙コップと熱伝導両面テープを用意。
熱伝導両面テープ45×45mmシリコンハウス価格¥108_

もう一つ紙コップを用意した理由は
紙コップの口径が70mmあるので、このままでは50mm角のアルミ板が置けないため。
紙コップの底の口径は50mmなので、底を切ってアルミ板を置きます。
ペルチェ紙コップジョキ
高さを低くするため少し切って短くします。
ペルチェ改善セット
切った紙コップを逆さにしてこのように設置。

改善の効果は出るのか?
いざ実験。

(氷水を置いた直後が安定せず、氷水がこぼれそうになり、何とか安定させようと手を出してます。)
結果としては結構回りました。
途中、モーターの回転が弱くなってるように見えますが、撮影の関係上でその様に見えるだけで、実際は始めに勢い良く回り、それから徐々に落ち着いていってます。
この動画撮影終了後も回り続け、計3分以上回りました。
止まった結果はやはりペルチェ素子が全体的に温かくなり温度差が無くなったため。
原因は…
ペルチェラスト
氷水の重みに耐え切れず
紙コップが沈み込んでしまったため。
ペルチェ素子がお湯に浸っていきました。
実験はここまで。
ペルチェ素子の可逆特性を実証できました。
実験する前は「ソーラーモーターでも回らないのでは?」と懸念していましたが、見事に回ってくれました。
これより更に改善できる点もあると思いますので、最後に挙げておきます。
もし、同じような実験をされる方がいらっしゃいましたらご活用ください。

更なる改善案。
・氷水の入れ物を熱伝導の良い金属製に替える。
・お湯の入れ物をもっと丈夫な物にする(プラスチックのフタが付いた紙コップ飲料を利用しても良いかも)。
・お湯の温度を下げてペルチェが熱くなり過ぎないようにする。
その他、豆電球を光らせてみるもの面白そうです。
ちなみに、もう一度ソーラーモーターを回してみて電流を測定したところ最大で70mAほどでした。
(担当:小川)

siliconhouse at 15:35|PermalinkTrackBack(0)

2014年06月13日

ラピロ製作日誌 プログラム編 ロボット開発基礎の基礎

ラピロ販売から一ヶ月少し経ちました。
店頭で興味を持ってくださるお客様は増えていっているのですが
皆様が一歩踏み出すのを思いとどまる理由に「プログラム」をしなければならないというハードルが
重くのしかかっているのではないかと思います。

そこで今回はそのプログラミングの初歩の初歩を解説していくシリーズの第一弾でございます。

ではまずは前回のおさらいから。
前回は組み立てた後に基板への書き込みなどを行いました。
かなり長い記事だったので最後の方のサンプルスケッチ(プログラム)の書き込みから見ていきましょう。

まず書き込むためのソフトウェアを立ち上げ

arduino IDEスクリーンショット

サンプルスケッチをコピーして貼り付け

arduino IDEスクリーンショット

ラピロとパソコンを接続、この際に間違えがちなシリアルポートの選択

arduino IDE シリアルポートスクリーンショット

ここが間違ってるとRAPIROが正常に動作しません。私もココの選択を間違えて全く動きませんでした・・・・
一度シリアルポートを開き
#M1
と入力してみて下さい。
動かなければポートの選択が間違っているのでやり直してください。
初心者のはココが一番つまずきやすいところかなと思います。
あとは前回の記事を参照していただきましたら難しいところはさほど無いかと思います。
<RAPIRO製作日誌 〜組み立て編〜>

さて、ロボットで重要なのはやはりプログラミング。
ハード(機体)がどんなにダメダメでも優秀なソフトウェアがあれば
不利も有利に形勢逆転することもあります。それぐらい重要です。
しかしながらこのプログラミングという作業、
初心者の方が一番つまづきやすく挫折しやすいポイントでもあります。
そこで!!
ラピロのサンプルスケッチを参考に、プログラミングというものがどういうものなのか、
何をしているのか簡単に解説をさせていただこうかと思います。

まずはそもそもロボットってどうやって動いてるの?
と言うところから理解していただけたらなと思います。
全てのロボットに言える訳ではないのですが、
ラピロのようなホビーロボットと呼ばれるロボットに関して言えば
実はロボットのモーション動きというのは
ストップモーションアニメと同じ原理で動いています。
ポーズを指定してそのポーズに移るまでどれだけの時間をかけるか
という事を指示してあげてはじめてロボットは動きます。
しかしながらロボットは自分がどういう姿勢をしているかは
センサなどを積んでやらない限り、彼らはモータの回転角度からしか
自分の姿勢を把握できません。
実は自分の手の長さや足の長さなどもホビーロボットの場合認識してない事が多いです。

ではラピロではどのようにその作業を行っているか、サンプルスケッチを実際に見てみましょう。

サンプルモーションスクショ

サンプルスケッチを実際に見ていくと
なにやら色んな数字が羅列されているのがわかります。
なんのこっちゃ?
となられる方も多くいらっしゃると思いますが、
この数字は各サーボモータのそれぞれのフレームでの角度、LED、遷移時間、などを示しています。
横1列の行がそれぞれのサーボモーターの角度などを表しており、
サーボモーターなどの割り当ては、列の左から



右肩を上げる軸、
右肩を回す軸、
右手、
左肩を上げる軸
左肩を回す軸
左手
右足を回す軸
右足首
左足を回す軸
左足首
赤色LED
緑色LED
青色LED
遷移時間

となってます。
サンプルスケッチではモーションは8フレーム、
つまり8個のポーズで構成されており、
1行が1フレームをあらわしています。
なお、『遷移時間』と言うのは1フレームの長さの事で、単位は『秒』です。
サンプルスケッチで見ると行の最後が遷移時間で、この数字が『5』に
なっているフレームは各数字の動きを5秒かけて実行しろと言うことになります。
モーション1(1Forword)の前進を見ていくと
このポーズではどのサーボを何秒でどのくらいの角度動かして、と言うのが
数値で見てわかるようになります。

ちなみに何度関節を動かすと言う指定は
前回組み立ての際に行った基本姿勢のサーボの位置が基準点となり
その角度を基準に何度関節を動かすという指示になります。
頭を前向きにさせるには90度回転させる、
90度というのは分度器の0度〜を基準にした場合の0度です。
サーボモータの可動域はほとんどの場合180度です。
この前進の動きの場合は頭を前に向けた状態なので
90度の位置で頭のサーボを維持すると言う指示がなされています。
基準となる点が基本的にサーボモータで言うところの
真上、つまり90度の位置を基準としていますので、
とりたいポーズをとらせるときはそこから逆算した角度を指定してやる必要があります。
ポーズを取らせる事もシリアル入力で可能なのですが、
今回はロボットがどう動くか、その過程を皆様にわかっていただければと思います。

まずはサンプルスケッチの数字をいじくってみて、
ラピロがどういう動きをするかを見ながら数字の意味や特性を
実感してもらえればと思います。
但しその際には稼動域、サーボを動かせる範囲に注意しながら慎重に行ってください。
サーボモータが壊れてしまう可能性があります。
特に外装同士が干渉する場所を動かす際には、外装同士が干渉しないように
注意しながら行ってください。

本当にこれはロボット開発における基礎の基礎なので
ここからもっと理解を深めていけば、ラピロだけでなく自分のオリジナルロボットを
開発できる日が近づいてきます。

随時解説記事をアップしていきますので
解りにくいところは当ブログを参考にラピロを動かしていっていただければと思います。
今年は各社からロボットが色々発表されたりとロボットブームに世間が沸いている年。
そんなブームに乗り波を作り出す側に回ってみたいと思いませんか?

ラピロは当店一階、通販ページにて販売しております!!


<RAPIRO ¥45360->

RAPIRO製作日誌シリーズ

RAPIRO製作日誌 〜組み立て編〜

RAPIRO製作日誌 プログラム編2 プログラムを書き換えてみよう!

随時更新してまいりますのでご期待ください!!

<記事:福島>



siliconhouse at 17:00|PermalinkTrackBack(0)

2013年11月11日

ポータブル化?

 ここで問題です、本日11月11日は何の日でしょう?
・・・・・正解は電池の日でした!
世間ではあるお菓子の日に指定されていたりしていますが、やはりここはシリコンハウス、電池の日を推していきます!
なぜ、電池の日というかと言うと、漢字に直すと「十一月十一日」プラスマイナスプラスマイナスに見えることから電池の日にされたそうです。
 さて、このようなつまらない?話だけで終わってしまってはもったいないので、電池の日にちなんで実験してみました。
名付けて、「ファミコンポータブル化実験」です!!
実際のところは、ファミコン自体が大きくモニターも用意しないといけないんですけどね…
気を取り直して、スマートフォン用のモバイルバッテリーを使ってファミコンを動かしてみようという実験です。
 ファミコンを動かすためには、それにあった電圧と電流を調べないといけません。
ACアダプターを見てみると、電圧:DC10V、電流:850mAとなっています。
それに対し、手元にあるスマートフォン用のモバイルバッテリーは電圧:5V、電流:1Aという電圧が足りていない状況です。
しかーし、ここで登場するのがDC/DCコンバーターです。

ポータブル化?1


ポータブル化?2

(2Fに置いている、ストロベリーリナックスのLM2735Yです)

このコンバーターは昇圧型でして、電圧を上げることが出来ます。
これで、電圧に関しては問題ありません。
説明書には5V入力時、12V出力にした場合500mAを超えると書いてあるので、ちょっと期待はしています。
ということで、希望の電圧まで引き上げていきます。
10Vまで上がったところで、繋いでいくのですが、気を付ければならないのがファミコンはセンターマイナスのACアダプターで駆動しているということです。
極性を間違えて繋いでしまうと、最悪の場合壊れてしまうので、要注意です。

ポータブル化?3


で、繋いで電源を入れたところ、何もつかない…
もしかして、壊れたのかと思い、普通のACアダプターを繋いだところしっかり映りました。
そこで、ファミコンのACアダプターの電圧を測ってみると、安定型ではないので変動しますが大体12Vぐらいでしたので、電圧を再度上げてやってみましたがダメでした。
電流が足りないのか、昇圧する時のスイッチングノイズが邪魔をしているのか定かではありませんが、この組み合わせではダメなようです。
ふと、思いついたのが単3アルカリ電池8本で動くのではないかと思い、電池ボックスに入れて電源をつけてみると、映りました!
昇圧しているわけではないので、ノイズが出たり、電流が足りなかったということがなかったのだと思います。

ポータブル化?4


ポータブル化?5


 元々の実験とは違ってしまいましたが、これで外でもファミコンが楽しめます。
ただ、モニターの電源は別途ご用意下さい…

ただし、今回の実験はあくまでも自己責任でお願いします。
この実験を行って壊れてもこちらでは責任を負えませんのでどうかご容赦下さい。

<担当:服部>

siliconhouse at 14:58|PermalinkTrackBack(0)

2013年10月19日

おめぇらにやるお菓子はねぇ!!

本日もハロウィンネタでございます。

さて、ハロウィンと言えば子供にお菓子をあげるイベントというイメージが強いのですが、本場アメリカでは『お菓子をあげない』という選択肢を取る人も居るんだとか。
そう、『トリック・オア・トリート』の『トリック』を選ぶという訳です。
お菓子をあげないともちろん子供達はイタズラを仕掛けてくる訳です。
最もポピュラーなイタズラが『玄関に生卵を投げつける』なんだそうで、お国柄と言いますか日本ならお母さんに『食べ物を粗末にするな!』と本気で怒られそうないたずらです。
しかし面白いのはここからで、あえてお菓子をあげず、イタズラしようとする子供を撃退して楽しむ大人も居るんだそうです。

ソース:おたくま経済新聞『ハロウィンの「トリック・オア・トリート」でお菓子を断るとどうなるの?

と言う訳で本日は。
子供の撃退方法の中の一つ『カボチャにスピーカーを仕込み子供が訪問してくると怖い声で応対する』を工作してみたいと思います。

用意するのはこれ。

子供が喜ぶ変声キット

マイコンキットドットコムのアンプ付きボイスチェンジャーキット『MK-137B』。
このキットはディップスイッチの設定で出力する声の高さを6段階で変える事が出来るおもしろキットです。

スイッチの設定で声の高さを変える

しかも基板上に『LM386』が搭載されていて、スピーカーを繋ぐだけでそれなりの音量で音が出ます。

音量調節も出来ます

また、アンプIC横の半固定抵抗で音量も調整出来ます。
音声入力はコンデンサマイクからとライン入力を選べるので、直接しゃべり掛けて声を出すことも出来ますし、あらかじめ録音しておいた声を出すことも出来ます。
今回はコンデンサマイクをケーブルで延長して作成しました。

ではここで。
100円ショップで買ってきたカボチャを用意します。

お店ではよく見るハロウィングッズ

かわいそうですがカボチャのお尻に穴を開けます。

プラスチックなら熱した針なんかでも穴が開けられます

ココにスピーカーコードを通す訳です。

穴の大きさはコードの太さに合わせて下さい

今回使うのは2階で販売してます8Ω2Wの小型スピーカー。

ちゃんと音を出したい時は大きめのスピーカーを使ってください

これにコードをハンダ付けしてカボチャの中に仕込みます。

容器に合わせてスピーカーを選んでください。

電源なども接続すれば完成。

基板に繋ぐのはマイクとスピーカーと電源

あとはスピーカーを仕込んだカボチャを玄関先などに設置。

ここから変声が出てくる

離れた所から変な声を出して子供達をおどかしてあげましょう。
普通にお菓子をあげるよりも子供達に喜ばれるんじゃないかと思う次第でございます。

なお、今回のキットは他のボイスチェンジャーキットと同様、スピーカーから出てくる音声はやや不明瞭です。
テレビのドキュメンタリー番組などで使われるクリアな変声にはなりませんのであらかじめご了承ください。
また、マイコンキットドットコムのキットは中上級者向けの作りになっています。付属の説明書に作り方などは載っていませんので、基板に書かれている記号を見て部品を配置できないと製作は難しいです。
子供を驚かせる事に掛ける情熱で頑張って下さい。

また、今回製作しましたキットは店頭でデモをしております。

遊んでみてね!意外と感度が良いマイク

是非とも遊んでみてくださいませ。

ただお菓子をあげるだけではつまらない。
せっかくだから大人は大人のやり方で子供達と遊ぶ。
そんな時に今回紹介したような電子キットを使うと遊びの幅も広がって楽しいんじゃないかと思います。
子供は子供でイタズラのネタになるようなキットもありますので、ネタに困ったらシリコンハウスへGO!です。

イタズラしたりやり返したり、色んなアイデアで楽しいハロウィンを演出しましょう!

おもしろ音声キット他にもあります。

・マイコンキットドットコム アンプ付きボイスチェンジャーキット MK-137B ¥2980-

<記事:伊東>

siliconhouse at 16:29|PermalinkTrackBack(0)

2013年10月01日

提灯の豆電球をLEDに変える大作戦(変化球ぎみ)

ついに10月になってしまいました。
色々と焦る気持ちもありますが、ココは気分を変えて楽しいことを考えましょう!

そう、10月と言えばハロウィンでございます。
子供にお菓子あげたりイタズラされたりして親交を深める行事だったと記憶しております。
そしてハロウィンと言えばジャック・オ・ランタン。
自分で作ったり買ってきたりして飾り付けを楽しむご家庭も多いんじゃないかと思います。

と言う訳で本日は。

この提灯は販売しておりません

いえいえ、ジャック・オ・ランタン型の提灯を販売し始めた訳ではありません。
これは100円均一で買ってきた、店内用の飾りでございます。
この提灯、中に豆電球が入っておりまして、単四電池で光るようになってます。

昔ながらの豆電球これはコレで味がある

で、せっかくシリコンハウスで飾るんだから、中身をLEDに変えてもっと面白くできない物かと考えた訳でございます。

普通に豆電球を豆電球型LEDに差し替える案も出たのですが、それではたいして明るさが出ず却下。
『電池で光らせる』という縛りを付けて思案した結果、行き着いた物がこれでした。

定番の人気商品

そう、お馴染み電池式LEDワイヤーでございます。
安易な発想ですが、コレがなかなか簡単でイイ感じでした。
使い方は簡単。提灯を形作る内部の柱のような支えにグルグルと巻き付けるだけ。

グルグル巻くだけ。超簡単。

これでスイッチを入れて電池BOXを提灯の中に入れればそれで完成。

巻き付け方次第で光方も変わるちゃんと提灯っぽく光ってます

スタンドアローンで完結するLED提灯でございます。
では元々の豆電球と明るさを比べて見ましょう。

これはコレでイイ感じ

少し明るくなった気がしますね。
LEDワイヤーの巻き付け方によってはもっと均等に光らせる事も出来るでしょうし、今回は電球色のLEDワイヤーを使いましたが、代わりに赤や青、点滅式RGB型を使うとまた面白い感じになるんじゃないかと思います。
白色なら電球色よりも明るいのでもう少し差が出るんじゃないかと思います。
提灯に限らずランタンなどでも電池BOXの隠し場所さえどうにかなれば、今回の手法は簡単に応用できます。
何せワイヤーを丸めて突っ込むだけですから。
手軽にジャック・オ・ランタンをアレンジしてみたい人にオススメでございます。

さて。
このまま終わっては部品屋としては寂しい限り。
少し工作してもっと明るくできないモノかと考えてみました。
思い当たった商品はこちら。

売り切り終了品です

ドロップインモジュールでございます。
LEDライトのいわゆる替え玉なのですが、これならリチウムイオンバッテリー1本で点灯しますし、なにより明るい。
今回は売れ残り処分品の『MC-E M-WC』を使用しました。
明るすぎず消費電流も抑えめなので、今回の工作には扱いやすいモジュールです。
で、このドロップインモジュールにスイッチと電池BOXをハンダ付けします。

ちょちょっとハンダ付けするだけ

工作時間は10分程。今回は単三サイズの『14500』電池を使う事にしたので、取り付けた電池BOXは単三1本用でございます。
もっと長い時間光らせたい場合は『18650』用の電池BOXにするなど工夫してみてください。

ハートみたいな形にしたのは提灯の屋台骨に引っ掛けて使えるようにという工夫です。

中でぷら〜んとしてますメッチャ光ってます

こうすればスイッチも常に上に出ているのでON/OFFも楽です。
このクラスのドロップインモジュールでも明るさは充分。

明るいのがよく判る

明るい店内でも光っているのがシッカリ判ります。
では先程のLEDワイヤーと比べて見ましょう。

LEDライトに使うだけあって明るさは圧倒的

圧倒的な明るさです。
まぁその分電池は1時間程しか持ちませんが。

そんなこんなで。
ハロウィンに向けてジャック・オ・ランタンを自作したりアレンジしたい人は参考にしてみてください。
お手軽電子工作で楽しいお祭りを演出しましょう!

電池式LEDワイヤーも各色ございますドロップインモジュールは3種類ございます

<記事:伊東>

siliconhouse at 20:14|PermalinkTrackBack(0)

2013年05月05日

初心者でも簡単!時計ハッキング講座

『つい何時までも見入ってしまう』『見てると不安になる』などなど、人によって感想の異なる赤フグの『狂わない時計』キット。

作り方はこの時計を使って解説されてます

見た目にも面白いキットなので順調に売れております。
で、この『狂わない時計』、せっかくだから付属の時計以外にも使いたくなるのが人情というモノ。
普通に売ってる壁掛け時計でも使えれば、イタズラとしては面白さも増すというモノです。

と言う訳で、やってみた。

加工対象はシリコンハウスで販売しているアナログ時計モジュール、誠時の『スタンダードクォーツ』でございます。

スタンダードタイプで実験しました

中が見えるようにクリアタイプをチョイスしました。

今回の生贄はこれ

まずは赤フグの『狂わない時計』キットを普通に組み立てます。

普通に作る

次に誠時の時計モジュールをバラして心臓部の基板を取り出します。

慎重にバラそう歯車の位置を忘れないようにね

取り出した心臓がこれ↓

取り出したるは心臓部

これに『狂わない時計』と取り付けるのですが。
付属している時計の場合、メーカーサイトにてどこに取り付ければいいかを写真入りで解説してくれています。
しかし付属以外の時計を使う場合はどこに繋げばいいのか。
それが問題なのですよ。

そこでヒントになるのが時計モジュールの構造。
一般的なクォーツ時計のモジュールは水晶を使って1秒のリズムを取り、1秒ごとのタイミングでコイルに電気を流します。
このコイルはステッピングモーターと呼ばれるモノで、信号を受けた時に一定の角度で回るようになっています。
つまり時計モジュールの場合、ICから1秒ごとに出てくる信号を受けてステッピングモーターが秒針を1秒分回すようになっているのです。

簡単な解説

ちなみに水晶でリズムを取るからクォーツ(水晶)時計と言うんですね。
ゼンマイ時計の場合はゼンマイでリズムを取ってますし、電波時計は原子時計で測った時間を電波で受けて時刻を修正しております。(普段はクォーツでリズムを取っている)
この辺は『まんがサイエンス3巻』で解説されてますんでソレを読むのが一番わかりやすいと思います。

で、この『狂わない時計』。
このキットは何をしているかというと、ステッピングモーターを回す信号をランダムに出しているんです。
と言う訳でこのキットはステッピングモーターに直接繋ぐというのが正解。
つまりはココ↓

ココに付けるのが正解ハンダの際コイルの電線が外れないよう注意

時計のモーターは通常一方向にしか回転しないので極性は気にしなくてOKです。

時計モジュールに取り付けたら慎重に歯車を元に戻し、横ちょの穴から線を出せば完成。

誠時の時計には横に溝がある元に戻して完成

モジュールに穴がない場合はそこも加工してくださいませ。

ではちゃんと動くか見ていただきましょう。



『誠時』のくせに誠実でない動きをするようになりました。

サイバーパンク的な解釈をすると、あたかも元々ある脳の機能を停止させ、新たに電極を差込み動きを乗っ取るかのごときこの『狂わない時計』。
そんなマッドサイエンティスト気分が味わえるステキキット。
初心者だけどちょっとカッコイイ工作したいなぁと言う人にオススメでございます。

デモしてます

※スイープタイプ等特殊なモジュールの場合は使えないかもしれません。
 もし試した方がいらっしゃいましたらご一報くださいませ。

<工作:柿原、記事:伊東>

siliconhouse at 18:07|PermalinkTrackBack(0)

2013年02月15日

真空管の魅力とは

シリコンハウスではエフェクターに関する部品やキットは何点か取り扱いございますが、ついにこんなものが!
箱

八ヶ岳クラブ
9AQ8 TUBE BOOSTER
たつやブースター   ¥9800-

なんと真空管ブースターです。
世に歪み系のエフェクターは数あれど、真空管エフェクターというのはあまりメジャーでは無く、半導体での歪みを一通り経験した人が「まだ何か足りない」と感じたときに手をだすようなエフェクターです。
そもそも「真空管って何がいいの?」という事に関しては、はっきりとした理論が実証されているわけでは無く、だいたいが抽象的な表現でその良さを語られてしまいます。

そんなこともあってかエフェクターに限らず、真空管を採用した音響機器というのは、中々手の出しにくい物ではあるのですが、プロのミュージシャンやエンジニアが採用していることも多く、やはり何か魅了される物があるのかと・・・

前置きが長くなりましたが、そんな真空管エフェクターをキットで出してしまった八ヶ岳クラブ!
使われている球は9AQ8という耳慣れない型番の双3極管。
日本製で40〜50年くらい前に作られたと思われるデッドストック品です。

通常、この手のエフェクターは入手性から12AX7EやCC83Sという管が使われるのですが、なんでも
「ありきたりの球ではみな同じ音しか表現できない。自分は違った真空管でやってやる!」と思ったらしく、アメリカの倉庫に保管されていたものを発見し、連れ戻してきたそうです。

ちなみに「たつや」が誰なのかはまったく分かりません。
たつや?

キットは工具と配線材さえ用意すれば作れます。
あと、部品取り付けに皿ネジを使用している為、皿モミもあると加工が一段ときれいになります。(皿ネジを使わずナベネジを用意して使う場合は必要ありません)
ドリルに付けれる皿モミビットはシリコンハウス1Fでも取り扱いあります。

玄人志向の八ヶ岳クラブにしては、絵付きの製作手順や実態配線図、ケースの加工寸法図などもあり、かなり初心者向けな感じがしました。
電源にDC12V0.5A以上のACアダプターを使用しますので、別途ご用意ください。

回路は9AQ8のグリッド入力を2つとも使用する形で、入力、出力が2ch分あります。
2つの楽器をそれぞれ繋いで、個別にブーストをかけることも出来ますし、1chの出力をそのまま2chの入力に繋いで2段増幅させることも可能です。真空管のヒーター電圧は9Vですが、電源は12Vとなってます。
エフェクターを使うみなさんなら「9Vのままでええやん」と思うかもしれませんが、これは真空管が後々へたってきたときの事を考えて、手に入りやすい12AX7Eなど、ヒーター電圧12Vのものを容易にのせかえれるようにした為と、少しでもプレート電圧を高くする為です。ヒーター電圧は抵抗で9Vになるように調整されていますので、交換する場合はこの抵抗をジャンパーしてやればいいです。
またヒーターは電源に直結されているので、増幅回路のON/OFFと関係なく暖めた状態を保てます。

キットをそのまま組み立てた場合の完成図はこちら。
※ケース表面の印刷は含みません
完成予想図

キットでありながら、かなり実使用に適した作りになってます。

今までの歪みに満足できなかった方、真空管の魅力を自分の手で作って確かめてみたい方、いにしえの希少管を味わってみたい方に、非常にオススメです。

ちなみに台数限定ですのでお買い求めの際はお早めに!!


担当:鈴木


おまけ 〜作ってみた〜
完成品
自分は2ch分の入力はあまり必要無いと思ったので、そのまま内部で1段目と2段目を直結し、スイッチで個別にON/OFFできるようにしました。ヒーター用のスイッチも付け足しています。

内部回路
※LEDやコンデンサ、ジャックなど、キットに付属されているもの以外のパーツも使用しています。

火入れの瞬間、真空管がポワッと光りだしたときは想像以上にワクワクしました。


真空管アンプとソリッドステートアンプ、両方で試したのですが、個人的には、やはりソリッドステートアンプのほうが相性が良かったように思います。
2段増幅でゲインをフルにした場合の荒々しい歪みは、なかなか半導体のエフェクターでは再現できないと思われる音でした。また空間系も含めたすべてのエフェクターの最終段に挿入し、軽くトリートメントをかけるような使い方をしても、良い効果が感じられました。

siliconhouse at 00:00|PermalinkTrackBack(0)

2012年10月05日

電子工作の新たな地平。こいつはシュゲー!

中学校では『技術家庭科』とひとくくりにされて授業を受ける電子工作ではございますが、当時は『技術と家庭科が別々ならもっと成績が上がるのに!』と言った声を男女問わず聞いたモノです。
確かに『技術科目』は男の、『家庭科目』は女の得意分野という考え方が未だに残っている部分も多いのではないかと思います。
しかし一人暮らしで家事をして、仕事で電子工作に関わってみると、意外と両者の共通点が見えてくるものです。
特に電子工作と料理はその手順や考え方はほとんど同じようにも思える訳です。

と言う訳で本日は。
家庭科と技術科の融合。LilyPad商品の紹介でございます。

と、まぁ、いつもならココで商品の写真が出るんですが。
『LilyPad(リリーパッド)』というのは特定の商品のことではなく、『ファッションとエレクトロニクスの融合』をテーマに作られた商品群のことでして、『これがLilypPadでござい』と言う商品が無いので今回は写真は無いんですね。
と言う訳でこの『LilyPad』。その最大の特徴は、配線材料として電気を流す縫い糸『導電糸』を使い、電子部品を縫い付けていくことにございます。

噂の導電糸

その為、LilyPad系の商品には縫い付け用の大きな穴が基板上に開けられています。

左右に大きな穴が開いているのが見える

衣服のジャマにならないよう部品が基板の片側に集中して付けられているのも特長です。

しかし普段からハンダゴテを握って工作していると、糸で縫い付けるだけなんて不安で仕方ないと言う方もいらっしゃるでしょう。

と言う訳で、試してみた。

使うのは青色LED『DEV-10045』。これの両端に導電糸を結びつけて電気を流します。

固結びですらない

ホント簡単に結んだだけ。この導電糸にミノムシクリップで電気を注入。

はい点灯

見事に光りました。
まぁ電子工作というと仰々しく聞こえますが、電気を流す物同士が触れ合っていればそこに電気が流れてちゃんと動作するんですよね。
後は電圧と電気の方向(プラスとマイナス)さえ間違えなければ簡単なことならすぐに出来るようになります。
こうして見ると『電気』と言っても根本的なところは単純なんだと感じてもらえるのではないかと。

とココで。調子に乗って同じ要領でLED各色のデモを作ってみました。
現在店頭にLilyPad用のLEDが赤・青・白・緑・黄・紫の6色有りまして、ソレを全部ハンダ付け無しで光らせて展示しておこうという試みでございます。
手順は上の実験の応用。
各色のLEDの端に導電糸を結びつけて箱の中に吊すだけ。たったそれだけ。
つまりはこう↓。

結んだだけです。安上がりな工作

余った導電糸が垂れてショートしたりほつれて外れたりしたらイヤなのでセロテで止めましたが、どこにもハンダは使っておりません。
実際布に縫い付ける時にはボタンを付けるみたいにシッカリと縫い付けるのでこんな不細工な処理は必要ありません。

ちなみに電源はと言うと、各LEDに繋がった導電糸をまとめて括って、そこにミノムシクリップで電源を供給しました。

簡単すぎて鼻で笑われました

コレもちゃんとした並列つなぎでございます。
製作時間は1時間ほど。ほとんど糸を結んで箱に通す作業の時間です。

最近はコスプレイヤーさんの中にも光る衣装を作りたいと言う要望が増えていると聞きます。
裁縫は得意だけど電子工作は全くやったことが無くて不安!と言う方も多いことでしょう。
しかしこのLilyPadなら、自慢の裁縫技術と簡単な電気知識さえあれば大丈夫です。
もちろんLilyPad初心者のための書籍も店頭にございます。

関連書籍です

『LilyPad』というと『マイコンを使ってプログラミングで云々』と難しそうなイメージを持つ方もいるかも知れませんが、LEDを光らせるくらいならマイコンとか必要ありません。LED縫い付けて電気流せば光るんです。たったそれだけです。
やってみれば意外と簡単なのは技術科目も家庭科目も同じです。
冬のイベントまでまだ時間がありますので、今の内から挑戦してみてはいかがでしょうか。
手芸感覚で楽しめる電子工作『LilyPad』。電子工作の新たなカタチでございます。

導電糸のでかい巻きミシンで使い易いボビン巻

LilyPad商品群LilyPad部品群

<記事:伊東>

siliconhouse at 22:00|PermalinkTrackBack(0)

2012年02月08日

手軽に作る猫用自動給餌器

こんにちは。
ご無沙汰しています。
工作部です。

さて、先ず今回の工作の主役をご紹介させていただきます。

1

名前:ゆーじろー
性別:♂
年齢:約1年6ヶ月
特技:パパの眼鏡をズリ落とすこと
口癖:「うんなお」

個人的な理由で彼に自動でご飯を供給してくれる機械が必要になったので、曲がりなりにもパーツ屋の店員ならレッツDIY!!と勢いだけでやってみました(後日5000円前後でしかもより高性能な給餌器をネットで発見してかなり悔しい思いをする羽目になるのですが、、、)。
メカニズムはこんな感じです。
猫まんまーん
出来る限りコストを抑えるためにかなり原始的な造りにしてます。決して製作者の発想力が貧j(以下略

私は午前7時と午後19時の2回に分けて彼にご飯を供給しています。
給餌器には午後19時の分を担当してもらうので供給できるのは一食分としました。

材料はコチラ。
2
ああ、邪魔しないで!
気を取り直して・・・

34

<シリコンハウスで購入した物>
・シンクロナスモーター 1r/min ¥1400-
・タイマーコンセント ¥1420-
・タミヤ 3mmシャフトセット ¥400-
・レインボープロダクツ インラインカラー3mm ¥546-
・コンデンサバンド35mm ¥126- ×2個
・メガネケーブル ¥230-
・ミニヒューズ125V 50mA ¥150-
・ヒューズホルダ ¥105-
・メガネソケット ¥73-
・ネジ類、スプリングワッシャ、ナット 計¥220-

<デジットで購入した物>
・1mm厚プラ板 ¥630-

<100均で購入した物>
・深底のタッパー(ロックポット) ¥105-
・L字アングル ¥105- ×2個
・木ネジセット ¥105-

<某巨大雑貨店で購入した物>
・メスシリンダー ¥840-

ぶっちゃけ適当な容器を見つけるのに一番手間が掛かります。
私は難波の100均と心斎橋の某雑貨店を往復してクタクタになりました。

では製作過程を追っていきます。
先ず容器にピンバイスでシンクロナスモーターやコンデンサバンド、ヒューズホルダ、メガネソケット、L字金具を取り付けるための穴を開けていきます。
15
容器の底面はなるべく平坦にしておきたいので、皿ネジを使用します。なので底面に開ける穴は面取りしておきます。
16
次に餌を詰めるためのメスシリンダーを鋸で切ります。

56
短い方も給餌口として使うので捨てずにとって置きます。
切り口は適当なサンドペーパーで削って滑らかにしておきます。
10
次にメスシリンダー用の蓋を作っていきます。
容器の側面に干渉しない範囲で出来るだけ大きな扇形にプラ板を切って穴を開け、シャフトとクランクを取り付けます。
78
クランクも皿ネジで固定するのでネジ穴は面取りしておきます。
9
これでプラスチック部品の加工は終了なので、削りカスや油脂を食器用洗剤で洗い落とします。
プラスチック部品が乾いたら給餌器を組み上げていきます。
1114
ヒューズホルダやメガネソケットもハンダ付けします。
19

給餌器を固定するL字金具は先に壁などに木ネジで固定して後から容器を取り付けました。
17

20
後はメスシリンダーに餌を詰めて、蓋をすれば準備OK!

最後にタイマーコンセントを設定します。
今回使用したタイマーコンセントはスマイルキッズさんの24時間タイマーコンセント“ACT-100”です。
厳密な時間設定が出来ない上に機能もかなり限られてはいるのですが、それを差し引いても1420円というぶっちぎりなコストパフォーマンスが素晴らしいです。
今回の様なシンプルな用途にはぴったりです。
使い方もいたって簡単で、本体の頭についてるスイッチで連続通電/設定時間通電を切り替えて(今回の様なケースで使用する場合は設定時間通電)、背面のスイッチでコンセントの50Hz/60Hzを選択します。
24
そして動作させたい時間の駒を押し下げて、矢印を現在の時刻にあわせてからコンセントに差し込むだけです(写真の場合だと7時からカウント開始、19時〜19時15分までスイッチオン)。
25
最小通電時間が15分なのですが今回は目を瞑ります。

なるべく簡単な構造で、しかも大急ぎで作ったこともあってかなりアラの目立つ工作になってしまいました。
例えばメスシリンダーおよびメスシリンダーの蓋がすぐズレる、シンクロナスモーターなどを固定する容器の蓋が思いのほか堅くて外しづらい(すなはちご飯を充填しづらい)、1食分しか供給出来ないので用途が限定されてしまう等々。
まあ暇を見て追々グレードアップしていこうと考えています。
もう2週間近く使用しているのですが問題なく動作しているので、取り合えず完成ということにしました。
21
ちなみに名前ですが「猫まんマシ〜ン1号」と命名しました。

今回使用したタイマーコンセント、シンクロナスモーター、痒いトコに手が届くタミヤやレインボープロダクツのパーツはシリコンハウス1Fにて好評販売中です。
困ったことがあれば取り合えずシリコンハウスに来ればいいじゃない!
店員一同ピンチな貴方のご来店をお待ちしております!!

担当:幸せって肉球の形をしてると思う☆1⇔2階の平田

こちらの商品通販でご注文の方はこちらのエレショップ
ダミーカートより注文お願いします。
http://eleshop.jp/shop/info/irregular.aspx

siliconhouse at 10:00|PermalinkTrackBack(0)

2011年04月26日

ゲームは一日、一時間

こんにちは。
突然ですが、皆さんゲームは好きですか?
好きなら、一日一時間守れてますか?

僕はタイトルとは真逆に、先日発売されたばかりのPSPの地球防衛軍を10時間以上ぶっ通しでプレイしてしまい、自分のダメ人間っぷりを再認識しました…

さて、このブログをご覧の方はもう3DSをお持ちでしょうか?
僕は勇み足で買ってしまいましたが、肝心のソフトはまだ一本も持ってなかったりします(汗
今はとりあえずスターフォックスとロックマンDASH3を気長に待つ感じですね。
嗚呼、何で買っちゃったんだろ…

という訳で、我が家のDS liteはまだまだ現役です。
しかしまあ3DSも手に入ったこの機会に前々からやりたかったliteの改造を行うことにしました。
改造内容はズバリ、連射化です!
今更感は否めませんが、どうかご容赦下さい。


では、作業を追っていきましょう。

先ず最初にDSをバラしていきます。
ネジはどこにどのネジが付いていたかメモなどにまとめておき、無くさないようにパーツケースにしまっておきましょう(Yネジの取り外しにはエンジニアのドライバーDTY-02を使用しました)。
あとLRボタンのバネは外した時に飛んでいきやすいので要注意です。
勿論電池も外します。
1

次に基板の何処のテストパターンに配線すれば良いかをテスターのチェック機能で探っていきます(本当はゲームラボのDS改造記事などを参考にしたかったのですが手元に無かったので)。
2

以下見つかったパターン。
Y/Aボタン
3

電源(+)
4

電源(-)
5

電源の+ですが、タッチパネルの裏側のテストパターンから引き回しています。なので配線する際はタッチパネルを一度取り外す必要があります。取り外す際はケーブルを切らないように慎重に作業をします。
また、電源の-はDSカートリッジのリーダーの金属ケースからとりました。


テストパターンの場所が分かったら次は配線作業です。
ハンダ付けするパターンに予めフラックスをチマッと塗っておき、更に予備ハンダをしておくと、配線材をハンダ付けする際楽になります。
6

また、なるべくスペースをくいたくないので、配線材にはラッピングワイヤ(KYOWAのETFE0.32mm)を使用しました。
ハンダ付けする箇所ごとにワイヤの被覆の色を分けておくとガワを閉じた後にどの線が何処に繋がっているかすぐに分かるので便利です。
7-17-2

ラッピングワイヤはしなやかな撚り線に比べてかなり折れやすくなっています。取扱は十分注意します。


基板のボタン側からバッテリー側に配線材を引き回す為に、ガワにカッターナイフなどでV字の溝をつけておきます。
8

後はDSの裏のガワに開けた穴から配線を引き出して、ガワを元通りに付け直します。
9

下写真の丸印の部分は配線が噛みやすいのでネジを付ける際十分に注意です。
10

このタイミングで一度動作チェックを行っておきます。
電池をはめて電源をオンにして問題なく動作すれば大丈夫。
これで第一段階終了です。


第二段階は連射部分を作っていきます。
使った部品を下にまとめておきます。

・シリコンキット SK-555
・タイマーIC LMC555CN
・SW1,SW2:SS-001A
・SW3:MS-402
・ケース:SW-55
・LED青色3φ:AL-314B2T-A0
・LED用抵抗 250Ω:ERDS2TJ251
・なべネジM2×5mm(スライドスイッチ固定用)

[回路図]
555

スライドスイッチSW1で連射装置の電源のオン/オフ、スライドスイッチSW2でY/Aボタンの切り替え、プッシュスイッチMS-402で出力を入り切りしています。

ちなみにココまで書いといてなんですが、DSの内部に部品すべてを収めようなんてことは端っから考えてませんでした。DSのガワにケースをくっつけてすべての部品を放り込んでいきます。おかげで完成した後の見た目はかなり痛々しくなってしまいましたが…


では再び作業を追っていきます。

ケースは最初に穴あけしておきましょう。
この段階でDSのガワにケースをネジで固定する為の穴を開け忘れてたことに気付きました。
今更ガワを外すのも面倒くさいので薄い両面テープで固定してます。
11

さてココでのポイントですが、この回路の主役は勿論SK-555な訳です。
12

しかしこのキットをそのまま使うわけには出来ません。
理由ですが、キットに入っているタイマICのNE555は電源電圧が最低でも4.5V必要です。
しかし、DSのリチウムイオンバッテリーの電圧はは約3.7Vしかありません。
そこで機能、ピン配置は全く同じながら電源電圧1.5Vから動作するLMC555を代わりに使用します。
13
周辺部品は勿論そのままで、ICを入れ替えるだけです。簡単!

あと今回はSK-555についてるタクトスイッチは使用してません。
代わりにパネル取付可能なミヤマのMS-402を使用しています。
プッシュスイッチと出力の配線は下の写真の印の部分に配線して下さい。
14

その他のスイッチや基板への配線ですが、先に述べたようにラッピングワイヤは非常に断線しやすいので、最後に配線していきます。

LEDはホットボンドでケースの底板に固定しています。また、LED用の抵抗はスライドスイッチの端子に空中配線しました。もちろん、絶縁には気をつけましょう。
15

最後に部品をケースに固定すれば完成です(基板はスポンジタイプの両面テープで固定しました)。
16-1

どないでしょ?
シリコンハウスでは「うわ、、、なんつうか痛々しい、、、」と引かれる方、「何これかっこええ!」と食いつかれる方と真っ二つに分かれましたです。はい。

実際にDSのソフト「ロックマンゼクス アドベント」で連射機能を使ってみると主人公の銃がマシンガン化しました(まあ当たり前なんですが)。
敵に近接した状態で使うとタメ撃ちいらずです(ご存知無い方には伝わりづらくて申し訳ないです汗)
近々ファミコンミニの「スターソルジャー」にも挑戦してみようと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは、今日も一日頑張りましょう!

[最後に宣伝的なものをば]
今回使用したキット
SK-555 ¥555-
はシリコンハウス1階にて、

タイマーIC
LMC555CN ¥80-
は2階にて販売中です!

あと製作サポートは勿論行っておりません!
改造は用法用量を守って自己責任でお願いします!

担当:2F平田

こちらの商品通販でご注文の方はこちらのエレショップ
ダミーカートより注文お願いします。
http://eleshop.jp/shop/info/irregular.aspx


siliconhouse at 20:16|PermalinkTrackBack(0)

2011年01月03日

皆大好きギターエフェクター製作2

こんにちは&あけましておめでとうございます。

寒いですねー。
つい先日までジャージにロンTという軽装で何とかしのいでいたのですがついに耐え切れなくなり、山岳用品店に駆け込んでゴアテックスのウインドブレーカーを購入しました。
んまあ個人的にはかなりの高額商品だったのですが、さすが島崎三歩お墨付きのゴアテックス。通勤時間がぬくぬくです。

さて、工作部ですが前回のディストーションに引き続き今回もギターエフェクターです。
元ネタはコチラ。

<武蔵野電波のプロトタイパーズ>
・ハンダづけ抜きのエフェクタづくり
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/musashino_proto/20101129_409282.html
・mbedでデジタル・エフェクタを作ろう
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/musashino_proto/20101210_412951.html

ご存じない方のために紹介させていただくと「武蔵野電波:船田戦闘機、スタパ齋藤、上杉季明によるユニット。電子工作からバンド演奏までさまざまな活動を行なうが、各活動に共通するテーマは“電気が通ること”としている。電子部品・電子回路の玄人ではなく、それらに対して強い興味を抱いている。ブレッドボーダーズは、そんな立ち位置から電子部品・電子回路に触れていくプロジェクトである。(サイトより引用)」。
個人的にはArduinoをやり始めたとき色々参考にさせていただきました。

また、スタパさんのスタパブログで頻繁に登場する猫ちゃんのうか様とろ様の写真にはかなり癒されます。
シリコンハウスでも猫派の人が多いですし、電子工作やってる人って猫好きの方が多いのでしょうか?
僕自身も昨年の7月から猫を飼ってまして、名前はゆーじろーというのですが三白眼が良く似合うイケメンかつラブリーな以下略


話を戻しましょう。
今回のコンセプトはシリコンハウスとデジットで手に入る部品を使ってプロトタイパーズさんのネタを再現しようというものです。

早速作業を追っていきます。
といってもブレッドボードですのでサイトに掲載されている回路図とにらめっこしながら部品を穴に差し込んでいくだけです。
ただし今回使ったブレッドボードのKH-102Nは穴数がそう多くはないので何も考えずに作業を進めていくと後々詰まります。
またオプションでサンハヤトのリードベンダーRB-5を使うと抵抗やダイオードを差し込むときにイライラせずにすみます。

3

回路が間違っていないか入念にチェックしてから恐る恐る電源を投入して動作確認しましょう。

4

余談ですが、プロトタイパーズさんの記事ではR3を色々変更して最終的には0Ωに落ち着いています。
僕も0Ωで動作確認をしてみましたが、何故かサスティーンが悪くなってしまったので4.7kΩのままにしました。


続けてディレイも組んでいきます。
この回路の主役はmbedなわけですが、ヘッダピンが若干太いのでKH-102Nに差し込むとき力が要ります。
勿論抜くときも力がいるわけで、あまり深く差し込まないほうがいいでしょう。

次にmbedを仕込んでいきます。
mbedをパソコンに繋いでmbed.orgにアクセス。サインアップして自分のアカウントを作ります。

b5

「mbedでデジタル・エフェクタを作ろう」に貼られたリンク→Ivan Sergeevさんのページのリンク→mbed.orgにアクセスしてecho_effectのコードをインポート、コンパイルします(インポート、コンパイルはアカウントを作っていないと利用できません)。

dc


e

後は出来上がったBINファイルをmbedにドラック&ドロップして完了です。

f

最後に両者のグランドを繋ぎ合わせて終了。信号はファズ→ディレイの順で通るようにしておきます。

6

実際に演奏してみました(パソコンはただの電源です)。

7

プレイヤーはシリコン2F担当のミスター☆エスです。
撮影中は僕がドライバーで半固定抵抗を調整しました。最初はファズのみ、後々ディレイも加わってきます。
とくとご覧あれ!



演奏中ノイズが若干気になりました。
ブレッドボード上の回路ということもあるのでしょうが、電源を引き回しすぎたのも原因かもしれません。USBからも確実にノイズが入り込んできてるはずなので、電池駆動にすればもう少しマシになったかもです。
また、ファズのダイオードや入力部のコンデンサーなど部品も入れ替えて聞き比べをやりたかったのですが時間が無くかないませんでした。
またの機会に個人的に色々試してみようと思います。


さて、今回参考にさせていただいたプロトタイパーズさんですが、こんな書籍を出されています。

[武蔵野電波のブレッドボーダーズ]

8

勿論シリコンハウスでも取り扱いございますので、新年から心機一転、電子工作でも始めたろかいという方は是非ブレッドボードと共にお買い求めくださいませ!

記事・製作:シリコン2F平田


<映像特典>
前回のミント缶ディストーションの記事をご覧下さった方、最後の方で「ん?」ってなりませんでした?

『完成したミント缶ディストーションに大人の科学vol.26付録のミニエレキを繋げて演奏してみました。』
などと書いているにもかかわらず配線した写真一枚だけ、動画が無いじゃないかと。

はい、実はちゃんと動画撮ってたんです!
が、僕の手違いでアップできなかったんです!すみませんでした!
このままお蔵入りではミスター☆エスに申し訳が立たない・・・と、いうわけでこの場をお借りして「ミスター☆エス with アルトイズ feat 大人の科学」をお送りしたいと思います!
ミスター☆エスの幻のデビュームービー、心行くまでご覧くださいませ。



共立エレショップで必要部品が一括購入できます。
通販ご希望の方はご利用ください。
ハンダづけ抜きエフェクタ(FUZZ)製作用パーツ
mbedで作るデジタルエフェクタ(ディレイ)製作用パーツ

siliconhouse at 07:00|PermalinkTrackBack(0)

2010年12月22日

皆大好きギターエフェクター製作

こんにちは。
挨拶もそこそこに本題切り込ませていただきます。
おひけぇなすって!!

さて、久々の工作部です。
テーマは皆大好きギターエフェクターです。

シリコンハウスでも「ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作(著者・遠藤智義/シンコー・ミュージック刊)」などの自作エフェクター関連の書籍を片手に部品を買いに来られるお客様が後を絶ちません。
実際、定番部品のアルミダイキャストケースや500円フットスイッチは小まめに補充しなくてはならない商品だったりします。

そして今回製作したのはエフェクターの中でも定番中の定番、ディストーションです。
完成品はこちら!
photo_s01

Make(オライリージャパン刊)ではこれまた定番アイテムのミント缶に納めてみました。

回路図と部品一覧は下記の通りです。

<回路図>
dist01

<部品一覧>
photo_s02

・IC
 U:TC4049BP {東芝 ¥42-}

・コンデンサ
 C1:電解コンデンサ(バイポーラ) 25V22μF {ニチコン UES1E220 ¥30-}
 C2:セラミックコンデンサ 10pF {¥10-}
 C3:積層セラミックコンデンサ 0.1μF {ムラタ RPE104 ¥21-}
 C4:セラミックコンデンサ 10pF {¥10-}
 C5:電解コンデンサ(バイポーラ) 25V22μF {ニチコン UES1E220 ¥30-}
 C6:電解コンデンサ 25V100μF {松下 ECA1EM101 ¥15-}
 C7:積層セラミックコンデンサ 0.1μF {ムラタ RPE104 ¥21-}

・抵抗
 R1:1/4W小型カーボン抵抗 1MΩ {松下 ERDS2TJ105 ¥5-}
 R2:1/4W小型カーボン抵抗 1kΩ {松下 ERDS2TJ102 ¥5-}

・ボリューム
 VR:Bカーブ 1MΩ {ROC 16K4-B1M-15RE ¥85-}

・その他
 ユニバーサル基板 {ROC 21-109 ¥84-}
 ICソケット(16ピン) {ROC GS031-1630 ¥30-}
 006P電池スナップ {ROC BS-IC ¥31-}
 ステレオジャック {ホシデン HSJ0857-0160109 ¥73-}
 モノラルジャック {ホシデン HSJ0296-0101509 ¥52-}
 LED {PARALIGHT L-314GD ¥21-}
 トグルスイッチ 二回路二接点 {ROC 2MD1T1B1M1R ¥78-}
 ツマミ {サトーパーツ K-8075-6.1 ¥90-}
 配線材少々
 ハンダ少々


ボリュームで歪み具合を調節、スイッチで信号をディストーション回路を通すかスルーさせるか切り替える、という極々シンプルな構成です。

では早速作業を追っていきましょう。


先ずユニバーサル基板に細かい部品を実装していきます。
回路図のバッファー(三角印に丸ちょんマーク)の下に小さく書いている数字が4049の足の番号です。間違えないよう注意してください。

photo_s03


次にケースに取り付ける部品と基板を配線材で繋いでいきます。配線材は部品ごとに色を買えておくと後々わかり易いです。

photo_s04


ここで3つ注意点があります。
まずボリュームはツマミの奥行きに対して軸が長すぎる場合、ハンダ付けする前に軸の余分なところを金鋸で切り落としておきましょう。
ハンダ付けの後だと他の部品や配線材が金鋸に当たって作業が非常にやりづらくなります。

また、この回路は市販のエフェクターと同様に入力のステレオジャックにプラグを差し込むと電源がオンするようになっています。
ステレオジャックのどの端子がLでRでグランドなのか確かめて、電池のマイナスを確実にRの端子に繋いでください。

photo_s05


三つ目はスイッチについてですが、スイッチの二接点のうち片方は信号をスルーさせるためにスズめっき線などでショートさせておきましょう。

photo_s06


ケースを加工していきます。
オートポンチで窪みをつけて、ピンバイスで穴あけします。
今回の作例のようにケースの壁が薄くて柔らかい場合すぐに歪んでしまうので、力を入れすぎないよう注意してください。

photo_s07


また、ボリュームなどのパネル取り付け部品がケースのふたに干渉してしまう場合、ふたをヤスリであらかじめ削っておきましょう。

photo_s08


最後に基板をケースの底面に固定して(勿論、絶縁には気をつけてください!僕は100均のスポンジタイプの両面テープを愛用しています)、ジャックやボリュームなどをネジ止めて、LEDをホットボンドに固定して完成です。

photo_s09


完成したミント缶ディストーションに大人の科学vol.26付録のミニエレキを繋げて演奏してみました。

photo_s10

はい、今回は簡単なディストーション回路の作例を紹介させていただきましたが如何でしたでしょうか?
勿論これは一例に過ぎません。
各部品の定数を変更したり、余ったバッファーを利用するのも面白そうです。
入力に直列に抵抗をかませば割ときれいな音のプリアンプになります。
三端子レギュレーターを使用してACアダプターを繋げられるようにしても良いでしょう。


最後に宣伝ですが、シリコンハウスには自作エフェクターに関する書籍やパーツを多数取り扱っております。
興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ!


記事・製作:シリコン2F平田

*掲載されている回路の製作サポートは行っておりません。ご了承ください。

siliconhouse at 21:19|PermalinkTrackBack(0)

2010年10月25日

おそらく二卵性でしょう

最近続々と新入荷が続いておりますケーブルから、本日はBELDEN9778を紹介致します。
BELDEN 9778
前から紹介しよう紹介しようと思って、なかなか紹介できなくてようやく紹介できるっ、と思ったら……

もっさり……!!
またもっさり入ってきてしまった・・・
頑張って順次紹介していきたいと思います。

そうそう、もっさりの中に暫く品切れになっておりました、BELDEN9395も入荷しております。
9395
お値段も¥300-/mとお求め安くなりました!


さて9778の紹介に戻ります。
まず簡単な仕様から、
  芯数:1
芯線形状:より線 20AWG(約0.52sq)
絶縁体材:EPDM
外被覆材:Neoprene
  外径:5.9φ〜6.0φ

では解体していきましょう。
横巻きシールドですシールドの下には導電性の布が…
横巻きシールドです。
密度スカスカやんっ!て一瞬思いましたがシールド下に黒い導電性のある布テープが入ってましたので問題ないでしょう。

導電性布は取り除きましょう9395よりちょっと細い
コネクタにハンダ付けする時は芯線と導電布テープが接触しないように、布は切り取っておくのが吉です。
芯線はAWG20と、9395より若干細いです。というかそれ以外で9395と違う所がないぐらい似ております。双子?
なのに2本とも音が結構違うんだから不思議ですよね。

スイッチクラフトのモノラルプラグを使って楽器用シールドケーブルを作成したいと思います。
すき間がちょっと気になる
うーん、ケーブル径が少し細いのですき間が気になります。
まぁ気にならないと言えば気にならないのですが、やはり気になるっ!

こんな時は・・・
収縮チューブ二重作戦
熱収縮チューブ重ね作戦!
今回は二重にしてみました。

うむ、満足。
ピッタリ。満足。

両端付けて完成!
完成!

いつものケーブルにウルサイ知り合いのギタリストに試してもらいました。
9395は中域にクセがあるのに対し、9395ほど中域は出ないが高域に特徴があるんだそうな。
是非ご自身の耳で違いを楽しんでみて下さい。

9778と9395
9778と9395。
売場も隣同士並んでますが、この二本ほんとに見た目はソックリなのに性格は違うんですね。
ま、人間もそんなもんなんでしょうけれども。


3階ケーブル売場、1階オーディオコーナーにてどちらも好評販売中です!!

・BELDEN 9778 1芯シールドケーブル ¥290-/m
・BELDEN 9395 1芯シールドケーブル ¥300-/m

<記事:3F平田>

共立エレショップにも登録しましたのでご利用ください。
http://eleshop.jp/shop/g/gA9M131/
http://eleshop.jp/shop/g/gA6M148/

siliconhouse at 18:42|PermalinkTrackBack(0)

2010年10月04日

行く末はナノかピコかそれとも…

機器の小型化の波はある程度落ち着いてきたかと思われる今日この頃ですが、それでもまだまだ終着点には程遠い事でしょう。どこが終わりと言えるのかも定かではありませんが。

さて、機器の小型化に伴いまして使われる部品にも必然的に小型化が求められる訳ですが、コネクタに関しても例外ではありません。

マイクロUSBプラグ B型比べて下さい10円と。
マイクロUSBプラグ B型。ついに時代はマイクロへ。
規格自体は数年前からあったようですが、最近になってようやく採用している機器が増えてきました。
モバイル機器で、今までminiB型が使われていたのにバージョンが変わって知らぬ間にマイクロに切り替わっていて従来のケーブルが使えなくなった!なんて事も良くあるのではないでしょうか。

ちっさ。バラすと意外にかさばる
そんな時は市販の対応ケーブルを買っても良いですが、miniBが付いてる方を切り落としてマイクロにつなぎかえるのも選択肢の一つでしょう。


ということでハンダ付けしてみた。

ロボットケーブル4芯シールド付き
今回使うケーブルはシールド付きロボットケーブルKRT-SW AWG28×4芯
細身で柔らかいのでUSBのケーブルには丁度良いのではないでしょうか。

しかしながら、
コテ先の方が太いやん
端子よりコテ先の方が太いのはどうしたものか……
いや、これぐらい簡単やんとか言われますけどねぇベテラン店員さん、私は手先が器用じゃ・・・ハイやります。


     1時間後


なんとか付けれた…
バッチリ一つ無駄にしましたよ…。
端子が3つくらいショートしました。
まぁ男なら細かいことは気にしない。

シェルに差し込んでーケーブル長すぎた…
ハンダ付けした端子を本体に差し込みます。
しもた、ケーブル長く剥きすぎてた…。

パタッと閉じましてーカバーを戻して完成!
フタをパタッと閉じて、カバーを戻して完成!!(片側だけだけど)

返しがついてますヒレ?
おや?よく見ると先の端子の上側にサメのヒレみたいな返しが付いてますね。
機器側のソケットに差し込んだ時にこの返しが引っかかって簡単に抜けないようになってる訳ですね。
確かにコネクタが小さくなった分、接合する面積も小さくなって抜けやすくなるので、このような仕様になったのでしょうか。

抜く時は…グッと押しながら引っ張る
カバーの上からグッと押すと返しが下がるので、そのまま引っ張れば抜けます。
どうでもいい事ですが、挿したり抜いたりする時の感触はなかなか癖になるものがあります。
なんか独特のクリック感といいますか何というか……。

まぁそれはともかく、今後はもっとマイクロUSBが採用される機器が増えていくのではないでしょうか。
もし貴方が買われた機器に今までのとは違うUSBが付いていたら、ひょっとするとマイクロUSBかもしれません!
そんな時は是非一度シリコンハウスを覗きに来てみて下さい。

3Fにてこっそり好評販売中!ソケットも宜しくお願いします!
ノーブランド品 マイクロUSBプラグB型 ¥200-
ついでに… ノーブランド品 マイクロUSBソケットB型 ¥155-


<記事:平田>

共立エレショップにも登録しましたのでご利用ください。
http://eleshop.jp/shop/g/gAA8131/
http://eleshop.jp/shop/g/gAA8132/

siliconhouse at 19:18|PermalinkTrackBack(0)

2010年08月16日

ちょっとの工作で大満足?

led_1
こちら、担当愛用の自転車用テールランプ。
(注:シリコンハウスでは販売しておりません)
シンプルで…小型で…安くて…など、褒めればいっぱい出てきますが、話が逸れてしまうのでココまで。

led_2
このライト、中にLEDが3個入っています。
これでも問題あるかといえばそうでもないのですが、フタをあけると…

led_3
それぞれのLEDに挟まれて、LEDを更に載せられそうなパターンが。
まぁ、普通は何か部品を載せないと使えないことが多いのですが…

led_4
ちゃんと電圧でてます…

ってことでLEDを増設してみます。
割とメジャーな改造らしいですし、単に2個を追加するだけじゃ面白くないので、LEDを全て取り替えます。
今回使用するLEDは「輝度:18000mcd」と、シリコンハウス取扱いの5mm赤色LEDの中でダントツの明るさを誇る、
OptoSupply 「OSR5PA5201A-VW」販売価格50円を使用します。

まずは分解から。
基板を取り外して
led_5

元々付いていたLEDをキレイに取り外して
led_6

新しいLEDを5個実装します
led_7

無事、改造完了となりました。
そしてその改造ライトの実力は…

led_8led_9led_10
左:改造前    右:改造後
全く別物になっちゃいました(笑
壁に当てた光が、素子の形状のまま四角いのは面白いです。

工作時間もそんなにかかっていませんが、結果は上々。
よりこのライトが好きになりました。

ライトに限らず、加工次第で予想外の性能を発揮する製品もたくさんあるかと思います。
気楽に、一から製作だけではなく安い既製品を改造するのも、DIYの醍醐味ですし。
簡単なところからでも電子工作・ハンダ付けを楽しんで頂ければ幸いです。

<担当:入江>

※今回の製作は「成功」となりましたが、製品の組み合わせや生産ロットなどで失敗してしまう可能性があります。
製品の改造においては自己責任にてお願い致します。


siliconhouse at 21:08|PermalinkTrackBack(0)

2010年06月21日

万能ネギ並みに万能

昨日系列店のデジットから問い合わせがありまして。
「4Cで使えるBNCコネクタは取り扱いありますか?」と。

そういわれてみると『4C対応』を謳ったBNCプラグって置いてないなぁと思いまして。
手元にあった東洋コネクターさんのカタログを見てみましても、これがまた『4C対応』のBNCプラグは載っておりませんで。

最近はテレビアンテナでも『4C』が増えてきておりまして、『5C』では太すぎる、『3C』では頼りないと言うところで活躍しております。
そんなケーブルをBNCでも使いたいと思うのは自然な欲求だと思います。

はてどうした物かと考えていましたところ、ふと思い立った訳です。

BNCP-117ならイケるんじゃね?

シリコンでは2種類ございます。

BNCP-117と言えば、知る人ぞ知るBNCプラグでございまして、3Cと5Cの両方に対応した便利なコネクタでございます。
以前このブログでも、東洋コネクターさんのハンダ不要のBNCP-117をご紹介致しました。
基本は5Cに合わせた形になっているのですが、3Cを使う時は付属のゴムチューブを被せて外径の差を埋めるというアイデア商品です。
中心導体のハンダ付けは、半円筒型の端子に導体を乗せて行うため、多少導体が太かろうが細かろうが問題ありません。

ハンダも楽々

BNCP-117-SCPTに至っては挟むだけですので更に問題になりません。

で、思い立ったが吉日。早速やってみた。

コネクタが傷だらけなのは店頭サンプルだから

ビックリするほどの違和感のなさ。
完璧に取り付けできましたよ。
同軸ケーブルはテレビアンテナ用のS-4C-FBを使用しました。
そもそも『3C-2V』と『S-4C-FB』とでは、仕上がり外径の差は0.6mmしかありません。
そのくらいの差ならゴムチューブが吸収してくれても不思議ではありません。
まぁその0.6mmの差でゴムチューブを被せるのは少々手間でしたが。

少しきついけど何とかなります

それさえクリアーしてしまえばコッチの物。
あとは『3C-2V』と同じように加工してやれば完成です。

気になるお値段はハンダタイプのBNC-P-117が420円。ネジ止めタイプのBNCP-117-SCPTが840円でございます。

しかしこの117タイプのコネクタ、ゴムチューブの部分さえどうにかすれば、5C以下の同軸ケーブルなら何でも使えるって事なんじゃないでしょうかね?
まぁ3Cと5C以外はメーカーが推奨する使い方ではないので、その辺りは自己責任でお試し下さい。

なんにせよ、BNCプラグ選びに迷った時『なんかない、なんかな~い?お母さん?』と聞く前に、『117、あったでしょ!』と思い出していただければ幸いかと。

人気商品です。

・ノーブランド BNC-P-117 ¥420-
・東洋コネクター BNCP-117-SCPT ¥840-

<記事:伊東>

[追記]新店移行に伴い扱いフロアが変更しております。
2010年10月4日現在こちらの商品は3Fにて扱っております。

共立エレショップにも登録しましたので、通販ご希望の方は
ご利用ください。
BNCプラグ BNCP-117-SCPT

siliconhouse at 15:28|PermalinkTrackBack(0)

2010年06月15日

懐かしのあの名作ゲームをキットで!!

物心ついたころにはファミコンがあった世代ですが、レトロなテレビゲームのグラフィックや映像の荒さは、独特のローファイ感、懐かしい昔の近未来感がありまして、ロマンチックこの上ありません。
また画面上を拙く動くドットが、ハードの電気回路やプログラムが走っているんだなぁ。。。と実感させてくれます。くれますよね?

今回ご紹介するのは、電子工作でTVゲームを作ろうというものです。
その名も「CLASSIC TV GAME」。

パッケージnew

Velleman CLASSIC TV GAME / MK121-NTSC
¥2480-
電源:DC4.5V(単3電池×3本)
出力:ビデオ出力×1(NTSC)
   音声出力×1

・オートオフ機能つき
・1プレーヤーモード(レベル4段階)、2プレーヤーモード選択可能

※電池とAVケーブルは付属しておりません。別途ご用意ください。
 マニュアルは英文のみとなります。




キットはメインチップのPIC16C505と数種類の外付けパーツで構成されており、それらをプリント基板に実装して、ハードとコントローラーをワンボード上に展開するつくりになっております。

どんなテレビゲームができるんでしょう?
ということで、作ってみましょう。

ただ組み立てるだけというのも何なので、今回はちょっとだけ手を加えてみました。
・往年のテレビゲームらしく本体とコントローラーを分離して適当なケースに収める。なおかつコントローラーは取り外し可能に。
・電池駆動のキットのため、電池ケースが付属しているが、こちらは使用せずACアダプターから電源を引っ張ってくる。

以上2点。
では、まず、必要な部品を基板に実装していきます。

基板new

基板を収めるケースにはテイシンのTB-23B(¥715-)を使用。
ステレオジャック、RCAジャック、ACジャック、LED、リセットボタンを取り付ける穴を開けておきます。アルミの底板にも基板をネジ&スペーサーで固定するための穴を開けます。

本体穴new 本体穴2new

コントローラーのケースにはテイシンのTB-55B(¥135-)、ボタンには押し心地とサイズを考慮してミヤマのDS-663(¥84-)使用、ケーブルには適当な2芯のシールド線を使いました。

コントロラ1newコントロラ2new

コントローラーと本体はステレオジャックとプラグで接続して、取り外し可能にします。

コントロラ完成new

続いて電源部分。
DC5V/1A/センター+のACアダプターWG-05100(¥1430)でAC100VからDC5Vに変換。
安定化回路の三端子レギュレーターにはTA48033Sを使用。但しキットの電源が単三電池3本の約4.5Vなのに対して、レギュレーターの出力が3.3Vなので真ん中のCOM端子からグランドに向かって順方向に一般整流ダイオード1N4001を2つ直列で取り付けて出力を約1.2V底上げしてます。

電源基板new

電源部分も本体ケースに収めます。
インジケーターのLEDにはキットについてる赤色ではなく、ブラケットに取り付けた着色青色LEDに変更しました。LEDに繋がる抵抗は変更しなくても特に問題ありません。

本体組み込みnew完成後new

これで完成です。

完成前new

モノトーンのボディーが渋いですね。
早速テレビにつないで遊んでみましょう。



テレビゲームの元祖ともいえる「PONG GAME」。そういえばパッケージにテニスっぽいイラストが描かれていました。
コントロールは簡単、2つのボタンでパドルの移動、両ボタン押しでスマッシュです。
動画はコンピューターと対戦してる様子です。レベルが上がるとコンピューターもスマッシュを打ってくるみたいです。

単純なゲームですが、これが意外とはまります。

今では携帯電話でも、こういったゲームが標準で付いていたりするものですが、そこをあえて電子部品で組み立て、大画面液晶テレビで、というのも粋な遊び方ではないでしょうか?
なんにせよPICマイコンひとつでテレビゲームができるということに感動を覚えました。(そういえば、1KBに満たないソースのHTMLでテトリスなんてのもありました。。。)

作って遊んで二度楽しいこちらのキット、シリコン1Fにて販売しております!

あるベテラン店員がこの動画を見て「パドル操作はぜひともロータリーエンコーダでダイヤル方式にして欲しかった」と嘆いておりましたが、あまりゲームに詳しくない私が「何を言ってるのかよく分からない」という顔をするとさらに嘆いておりました。



※こちらのキットの製作に関するサポートは行っておりません。またキットの改造をされる場合は自己責任でお願いいたします。


記事:鈴木  製作:3F平田

[2010年10月4日現在取扱終了しております]

siliconhouse at 00:00|PermalinkTrackBack(0)

2009年12月23日

小さくてもホンモノ

先週は引きこもりたくなるような寒さでしたが、本日は比較的マシな気がします。
本格的な襲撃に備え、冬将軍も一旦本陣に後退中でしょうか。
この隙に是非当店へ足をお運び下さい!


さて、先日(と言っても結構前…)ご紹介致しましたミニキャノンコネクタ3Pin
ミニ
↑これらはケーブルに使う用のコネクタでした。
今回はコチラです↓
ミニキャノンパネル付け
・ITTキャノン Mini-XLシリーズ
左:ピンレセプタクル(オス)3Pin M-XL-3-14
右:ソケットレセプタクル(メス)3Pin M-XL-3-31
定格電圧:125V
定格電流:3A

ケースやらパネルに取り付ける用のコネクタです。
自作機器を作る際には必須でしょう。

それではオス・メスそれぞれを見ていきます。
3ピンオス:正面3ピンオス:側面

3ピンオス:背面
オスはナットで取り付けるタイプで、参考取付穴径はΦ11mmとなってます。
ナット、ワッシャは付属しております。

3ピンメス:正面3ピンメス:側面

3ピンメス:背面
メスはネジで止めるタイプで、参考取付穴径はΦ15.3mm、ネジ穴径はΦ2.7mmです。
ネジ類は付属してませんが、当店3階にてネジやらワッシャやらナットを販売しておりますので是非ご利用下さい。M2.6のネジで適合するかと思います。

それにしても上の写真だけ見てるとあまり「ミニ」な感じがしなくなってきました。
ホントにこれミニやったっけ…?

比べてみた
ってことで比べてみた。
左がミニ、右が標準、見て納得です。

せっかくなので(というより個人的にやってみたかったので)パネルに取り付けてみます。
取り付け穴をあけますネジ用の穴もあけます
まずアルミ板にドリルとかピンバイスで穴をあけ、リーマで穴を広げていきます。
空けすぎ注意です、後戻りはできません!人生のように。
でも一からやり直しはできます。人生のように。

ぴったしカンカン横から見てみた
うむ、ピッタリ。少ーしくらいなら空けすぎてもナットで留めてしまうので大丈夫です。

ネジ穴もぴったしM2.6ネジでよくってよ

横から〜
こちらもピッタリ。ネジはM2.6の皿ネジを使いました。
後ろからはワッシャとナットで固定します。

パネル背面
仮にこれがケースの内側だとすると、あとはハンダ付けでアンプの基板やらトランスミッターの基板やらと配線すれば自作のミニアンプや送信機が作れてしまう訳ですか。素晴らしい!

カチッと挿さる!カッチリ挿さる!
よく使われているミニステレオプラグと違ってカッチリ挿さるのが良いです!
いつもよりちょっと信頼性が必要な時にももってこいなコネクタですね。

4階コネクタ売場にて、絶賛販売中です!

売場です徐々に種類増えてます

・ITTキャノン Mini-XLシリーズ
ピンレセプタクル(オス)3Pin M-XL-3-14 ¥615-
ソケットレセプタクル(メス)3Pin M-XL-3-31 ¥660-


<記事:平田>

[追記]新店移行に伴い扱いフロアが変更しております。
2011年6月1日現在こちらの商品は3Fにて扱っております。

こちらの商品通販でご注文の方はこちらのエレショップ
ダミーカートより注文お願いします。
http://eleshop.jp/shop/info/irregular.aspx


siliconhouse at 15:58|PermalinkTrackBack(0)

2009年12月01日

イヤホン/ヘッドホンの断線をなおす 〜実践編〜

昨今の携帯オーディオプレイヤーの普及に伴い、イヤフォン、ヘッドフォンも様々なブランドから良さげなものがたくさん出てます。私もAKG K27iというモデルを愛用しております。
ところが!
ある日片方の音が出なくなりました。断線だ!
どこかが断線してるんだろうと、コードをいじくってみましたが、ノイズすら鳴らないのでドライバユニット部分もばらしてみました。

てすと
音は出るので、スピーカー自体は生きてるようです。
でも、どこで断線してるのか分からなければ、どこを修理すればいいかも分からないじゃないですかぁっ!
電車通勤で片道1時間くらいかかる私にとって、通勤時間は最高のリスニングタイムであり、その至高のひと時を奪われることは以下略。

ということで今回はコード自体を交換してみた。

イヤフォン、ヘッドフォンのコードにはリッツ線がよく使われていますが、当店では取り扱いしておりません。なので細径シールドケーブルを使うことにしました。

3bon
ステレオ分岐前に、KPPV-SW 13/0.08mm ×2芯
ステレオ分岐後に、KPPV-SW 13/0.08mm ×1芯
を使用します。

ちなみに、今回の場合はシールド線である必要はありません。また、こちらはスパイラルシールドとなってるので曲げによるシールドの乱れが発生する可能性があります。

じゃあなんで?
と言うのも、ほんとはしなやかなロボットケーブルを使いたかったのですが、K27iのスピーカー部分に使われているブッシュに通るロボットケーブルがなかったため、上記のシールドケーブルとなりました。
カバンに入れるときなど、コードがあまり曲がりすぎないよう注意する必要がありますが、その分、もともと使われていたリッツ線より耐久性はあるかと思われます。

あとK27iには、コードの中間にこんなヴォリュームが着いていて、便利っちゃあ便利ですが、トラブルの原因になりかねないので(めんどくさそうなので)取り除きます。大切にしまってまたなんかに使いましょう。
中間ヴぉる


まず分岐部分のはんだ付け。

よびはんだよびはんだ2 びにて

L、R それぞれの芯線をからげてから、多めに予備はんだした部分でつなぎ合わせて、ビニテで絶縁します。

そしてグランドライン。

グランド アルミ箔ぐらんど2

こちらもあらかじめはんだで絡げてからつなぎ合わせるのですが、すでに加工済みの芯線にはんだごての熱が伝わらないように、アルミホイルで保護してあげます。アルミなので、はんだはのりません。

L、R、グランドが接続し終わりました。
接続部分に、ギボシ端子のソケットと圧着スリーブを取り付けて、テンションがかかっても折れないように強くします。
ぎぼし

仕上げに強力接着のエーモンの防水収縮チューブをかぶせて、引っ張りに対する強度を上げます。
つべかぶせた

チューブから溶け出した接着剤はカッターなどで丁寧に取り除きます。


次はスピーカ部分のはんだ付け。

まず元のはんだを除去しようとしたのですが、こてを当てたらホットボンドらしきものとはんだが一緒に溶けてブクブクしだしたので、除去はあきらめて、上からはんだを増殖することにしました。

ここで注意!
何も考えずに元のコードを切り取ってしまったのですが、スピーカーを2個以上接続する場合、極性を合わせてやらないとダメです。極性を合わせないと、音が鳴らないことはないのですが、面白いことになるとは思います。幸い赤色のしるしで極性をあらわしていたので助かりました。AKGの中の人に感謝。
すぴーかースピーカーずーむ

赤のしるしが、もともとホット側だったのかコールド側だったのかはわかりませんが、とりあえず、どちらかに揃えてやればいいです。ということで赤色のしるし側をグランドにしました。事前にコード抜け防止のため短めに切った熱収縮チューブを通してます。


最後は、ピンプラグ。こちらにはノイトリックのNTP3RCを使います。
のいとりっく
今までの作業に比べると非常にはんだ付けしやすいです。

じゃーん
ふぃにっしゅ

完成しました!
うむ、我ながらなかなかの出来栄え・・・

まだまだ音は出るのに、コードがダメになったからもう使えないなんて、もったいないですよね。
それから最近のイヤホン、ヘッドホンはあらかじめコードを長めにしているのが多いのですが、自分好みの長さにすることもできるのもポイントです。

どうでしょう、今回の部材はすべてシリコン4Fで調達可能です。全部で900円弱でした。
普段はんだ付け等をされない方でも分かりやすいように説明したつもりですが、作業自体は単純な半田付けの繰り返しです。ただ、通すものを通すのを忘れたりしないように注意して、あなたもレッツトライ!


担当:鈴木

[追記]新店移行に伴い扱いフロアが変更しております。
2011年6月1日現在こちらの商品は3Fにて扱っております。

siliconhouse at 12:10|PermalinkTrackBack(0)

2009年11月27日

近未来のスタンダード!?

来ました。
ついにやって来ました!
待ちに待った(個人的に)あのコネクタが!!

はいっ。
ミニキャノン

コネクター!

正面からどうぞ。
お顔を拝見!
そうです、ミニキャノンコネクタがついにやって来たのです!シリコンに。
ミニXLRコネクタと言ったりもします。

・ITTキャノン Mini-XLシリーズ
ピンプラグ(オス) M-XL-3-12S
ソケットプラグ(メス) M-XL-3-11S
定格電圧:125V
定格電流:3A
適合電線径:〜3.5Φ

ちなみにこの商品が入荷して来た時の話ですが、現物を初めて見たとある店員が「普通のキャノンコネクタとそんなにサイズ変わらないですよね」
と言いました……





親子…左:キャノン 右:ミニキャノン
変わるっちゅーねん!
通常品から考えるとまさに「ミニ」の名にふさわしいサイズ。

バラしてみるとこんな感じです。
分解!更に分解!
オスを分解。

メスも分解!分解の分解!
メスも分解。

ところでこのミニキャノンコネクタ。
最近作られた物ではなく以前からメーカーは作っていたのですが、今になって何故店頭で扱い出したかと申しますと、「今後採用されていく可能性」が高いと感じたからです。

少し話はそれますが音楽を聴くためのヘッドホン、皆様も持っておられる方は多いかと思います。
イヤホンではなくて耳にカポッと覆いかぶさるタイプの物です。
私も持っているのですが、通常ヘッドホンのケーブルって直接ヘッドホン本体から出ているものが殆どです。
普段からよく使うお方、一度は断線して接触不良!?それも本体ギリギリの部分が断線してるっぽい!なんてことを経験した事があるかと思われます。
直そうと思ってもまず本体を分解してケーブルを切ってみて「中の線細っ!」とか言ってみたり、どこにどの線が付いてたか分からなくなったり、修理するのも一苦労であります(筆者経験済み)。

そこでヘッドホン本体とケーブルをコネクタで接続しよう、っということで音響機器メーカーであるAKGやパイオニアの一部のヘッドホンがそのような仕様になっているのですが、そこで採用されているコネクタが実は今回紹介しております3ピンの「ミニキャノンコネクタ」なのであります!

これにより、もしケーブルが断線してもコネクタ付きのケーブル自体を交換してしまえば本体をいじること無く解決。
でも純正ケーブルはそこそこの値段するんですよねーーー・・・・・・・そこでっ!
自作してしまえばいいじゃないか、という時に是非当店をご利用下さいませ。
好きな長さで作るも良し、使うケーブルを色々試すも良し、ヘッドホンと反対側のコネクタを好きなコネクタにするも良し、ケーブル両端にミニキャノンのオス・メスをそれぞれ付けて延長ケーブルを作るも良し、です。





…という訳で作ってみた。

今回は柔軟性のある、このケーブルを使います。
2芯シ−ルド線シールド線断面

横巻きシールドです
シールド付きスリムロボットケーブル KRT-SW AWG28 X 2芯 ¥210-/m

キャノンコネクタと同じようにピンに番号が刻印されているのでハンダ付けの時に迷わずにすみますね。

オス(表)オス(裏)
オスは裏に

メス(表)メス(裏)
メスは表に番号が入ってます。

さて進めていきましょう。
線を剥きましてー適当な長さに切りましてー
ケーブルを剥きまして、適当適切な長さに切ります。

ブッシングを通しておきましてー
※ハンダ付けする前に通しておかなきゃいけないものを通しておきましょう。

ハンダ付け!
1番にシールド、2番3番が信号ラインなので芯線をそれぞれハンダ付けします。
今回はとりあえず2番に白、3番に黒の線をつけました。

ケーブル押さえを…ペンチでギュッとします
ケーブルをしっかり挟み込みましょう。ぎゅぎゅっと。

本体をかぶせて完成!!
頭を被せて完成!
あとは反対側のオスも同じ番号に同じ線をつければOK!

AKGを延長!?
うむ、我ながらなかなかの出来栄え。

ミニキャノンコネクタも標準キャノンコネクタと同じようにロック式なので外れにくく外しやすいのが良い所。
ヘッドホン以外にも小型のコンデンサマイク等にも採用されていたりします。
機器の小型化に伴い、今後は色んな場面で使われる可能性は大いにあるでしょう。
自作機器にキャノンコネクタ使いたいけどちょっとデカいし重いし……
なんてときにも是非オススメできるミニキャノンコネクタ、4階コネクタ売場にて好評販売中です!!


ご来店お待ちしておりますっ!

・ITTキャノン Mini-XLシリーズ
3Pinピンプラグ(オス) M-XL-3-12S ¥615-
3Pinソケットプラグ(メス) M-XL-3-11S ¥635-


<記事:平田>


この商品がすぐ買えるシリコンハウスblog通販はこちら http://www.siliconhouse.jp/blog2/order.html


siliconhouse at 19:03|PermalinkTrackBack(0)

2009年11月18日

衝撃の新事実はCMの後!

先日パナ電のACコンセントプラグの付け方を紹介したところ、ご指摘を頂きましたのでそのことについて。

記事の最後にゴムキャップ『WH4007』の写真をあげたんですが、
「ネジ穴の横にある穴にコードを通すのが正しいやりやり方じゃないか」
と言うご指摘を頂きました。
色々調べてみましたが、ゴムキャップの取付方に関する公式資料はインターネットの海の中には落ちていませんでした。

で、仕方ないので商品パッケージに書いてある取付方をご紹介致します。
それがコレ↓

パナ電の公式見解

やはりご指摘いただいた通り、穴に通してネジ止めが正しいやり方のようです。
あまり考えずに写真を撮ったことをお詫びして訂正致します。

で、せっかくなんでやってみた。

前回使ったゴムキャップと圧着端子付きのVFF電線。
コレを使って図のように加工してみた。

なんか無理矢理

うわ、なんかスンゴイ無理矢理感が・・・
やはり圧着してる部分が出っ張る為あまりよろしくないようです。

で、一計を案じてみました。

まず電線を多めに引き出して余裕を持たせ、圧着端子を付ける方法。

見た目イイ感じ

なんか見た目キレイに仕上がりました。
電線の弛みがだいぶ大きく感じますが、ゴムキャップは懐が深いのでノー問題です。

続いて、圧着端子をペンチで曲げてL型にしてみました。

スッキリとはしてるけど・・・

これはコレでキレイに行きましたが、なんかちょっと怖い感じが残りますね・・・
この方法でやる時は圧着部分を絶縁保護した方がいいように感じます。

また、電線を通す穴が明らかに圧着端子より小さい気がしますが、絶縁部分もゴムなので案外と通ってくれます。この辺りも心配ゴム用です。

グイッと。グイッと!!

とまぁ、圧着端子での付け方を色々書いてきましたが、実はパッケージに

全否定かよ・・・

『圧着端子は使うな』って書いてあったりするんですね、これがorz
だって穴に通した後捻った電線を止めるのが結構手間だったんだもん・・・

と言う訳で、パナ電の公式見解は
『穴に通した後圧着端子は使わずに電線を巻き付けて結線する』
でした。


で、余談ですが。
この辺の電設部材を調べたい場合は、『パナソニック電工 カタログ 電設資材』でググると電子カタログにたどり着けます。

あぁ、あと3階の人はちゃんと交換日記にお返事書くように。

<記事:伊東>

共立エレショップに登録しました。通販ご希望の方はご利用ください。
ゴムキャップ / WH4007

siliconhouse at 16:38|PermalinkTrackBack(0)

2009年11月16日

最も身近な電子工作

先日書きましたACコンセントプラグの記事に、『電線のつなぎかたはどうされてますか?』と言う質問コメントが付いていましたので、今回はACコンセントプラグの加工について見ていきたいと思います。

まずパナソニック電工の公式見解ですが、旧松下電工のカタログを見ると、『電線をねじって巻き付けるだけ』と言うのが正しい加工要領のようです。

パナ電の公式見解

ネジに付いたスプリングワッシャーやボディに付いた電線固定用の突起などにより、コードを引っ張る力からガッチリと接触部分を守るんだそうです。

色々工夫されたネジ部分

実際加工の仕上げにボディを被せる際、『ホントに大丈夫なのか?』と思うくらいグイグイとコードを締め付ける感触が手に伝わってきます。加工の際は怖がらずに思いっきりねじを締めてあげてください。

と、まぁコレだけでは何なんで、実際に加工してみた。

今回使用したのはベターキャップ『WH4015』と、VFF1.25SQ。
まずは平行電線VFF1.25SQを17mm剥きます。そして捻って撚りがほどけないようにします。

まずは電線を剥きます。

その後ネジに対して時計回りに電線を巻き付けます。

巻き付けます。

一般的にネジというのは時計回りに回すと締まるようになってますからね。逆に巻いちゃうとネジ締めてるウチに電線がエラいことになりますのでご注意を。
ネジに巻き付けたら後はネジを締めるだけ。

締め付けます。ガッチリ締め付けてます。

コレで作業は完了でございます。
後は股を挟まないようにボディを閉じればACプラグの完成です。

ボディを付けて完成です。多少引っ張ったところで抜けません。

以上がメーカー推奨の加工法でございます。
しかしやってみて思うのは、捻った電線を巻き付けるのが意外に手間だと言うこと。
ヘタにやると電線の撚りがほどけて見た目になんか不安になったり、引張強度的に不安に感じたり。

そこで思った訳です。
ネジに付けるんだったら丸型圧着端子を付けてみてはどうかと。

で、やってみた。

用意しましたのは先程と同じくベターキャップ『WH4015』とVFF1.25SQ電線。
そして丸型圧着端子『R1.25-3.5』。コレをVFF電線に圧着致します。

丸端子を付けてみました。

松下のACコンセントプラグに付いているネジは、穴径3.5mmの圧着端子が使えます。
コレをネジに通して

ネジにジャストフィットです。

取り付けるだけ。

キレイに付けられてます。

コレで加工完了です。
見た目にもシッカリと付いており、安心感があります。
はみ出した電線が隣に接触することもないのでショートする心配もありません。

外から見ても判りません。

ちなみにゴムキャップなどではこの『丸端子法』の方が加工しやすいようにも思いました。

ゴムキャップは左右にネジが付いている。取り替えも簡単です。
※上の写真の加工には不備があります。
 詳しくはコチラをご覧ください。

電化製品を大事に使おうと思うと、ACコンセントプラグを修理する機会が必ず出てくるモノです。
そんな時、この記事が皆様にとって少しでも参考になれば幸いです。

<記事:伊東>

siliconhouse at 17:51|PermalinkTrackBack(0)

2009年11月08日

USB3.0ケーブルを捌いてみた。

ついこないだご紹介しました、USB3.0ケーブル
3AA-10コネクタ先

なんだか物足りないと感じた方も多かったんじゃないでしょうか。
シリコンハウスのケーブル紹介といえば切り刻むのが通例。
「切り裂いて中を見せてくれるんじゃないか」と期待されてた方、お待たせしました。

バッサリやってやりました!
ケーブルがギッシリ
断面図はこんな感じです。9ピンということでケーブル内はギッシリと詰まっています。

外側網組シールド内部アルミ箔シールド
被覆を剥くと編組シールドが見えます。
更にシールドを剥くと内部にはアルミ箔シールドが巻かれていました。
ここまでされているとは・・・。3.0の凄さを感じます。

アルミ箔むいてみた
更に剥いていくと、2組の青い箔で巻かれたケーブル(赤矢印)と、4本のケーブル(黄矢印)が現れました。
黄矢印の4本は既存のUSB配線です。信号線2本と電源線2本ですね。
赤矢印の2組はUSB3.0用のケーブル束です。

薄いフィルムが付いてます
剥いてしまう前にちょっと注目。薄いフィルムが巻かれています。シールドの保護でしょうか。

青いシールドを剥いたら・・・
そして青いシールド箔を剥いてみました。この箔は表と裏で導通はありません。
そして中にはドレインワイヤーと2本の線がありました。
赤矢印真ん中のがドレインワイヤーです。

全部で9端子
もう一組のも剥いてみました。
赤矢印のシールドはそれぞれ繋がっています。

ではこの9本がコネクタのどの端子になるか見ていきましょう。
ケーブル-端子対応_1ケーブル-端子対応_2
右写真のシールド(黄矢印)はUSB3.0用ケーブルのシールドです。
一つ上の写真の赤矢印のシールドですね。


こうやって見ると、全体的にかなりしっかりした作りになっているのがわかります。
USB2.0の10倍という転送速度を実現するためには妥協を許さないといったところでしょうか。
LANケーブルなんかでもCAT7あたりになるともう別物かってくらい変身してたりします。

今のところはUSB3.0の転送速度を必要とするような物ってなんだろう?ってくらいの認識ですが、将来的に一般化した場合、気になるのはケーブルの太さと固さでしょうか。
線の数が多いのとしっかりとしたシールド。取り回しに関しては今より不便になりそうな気がしてなりません。

※ちなみにコネクタ部もカッターで切り刻んでみたんですが、しっかり固められていて納得のいく分解はできませんでした。


記事:楠原
写真:伊東


この商品がすぐ買えるシリコンハウスblog通販はこちら http://www.siliconhouse.jp/blog2/order.html


siliconhouse at 18:00|PermalinkTrackBack(0)

2009年10月31日

ヘイブラザー!

先日紹介致しました日本圧着端子のELコネクタ、本日はその兄弟とも言えるコネクタを紹介致します。

Lコネクタちょっと透けてます
JST(日本圧着端子) Lコネクタ
定格電圧:MAX300V
定格電流:MAX15A
使用温度範囲:-25℃ 〜 +90℃

ELとL
比べてみました。左がELコネクタ、右がLコネクタ。
どうでしょう、そっくりではありませんか?
右が兄貴で左が弟。
兄貴のほうが定格電流が大きくなっております。
さすが兄貴!

ちなみに兄貴は通称「タミヤコネクター」とか「7.2Vコネクタ」といった異名をもっておりまして、RCの分野では彼の存在を知らない者はいないほどです。


さて今回も圧着実験してみたのですが、正直なところ店頭で扱っている圧着ペンチを色々試したのですがコンタクトピンのサイズが大きいためか、どれもあまり上手く圧着できませんでした。(私の腕が悪い…?)
で、一応試してみるか……程度の気持ちで使ってみたこの工具!

隠れた名機!?PA-01横から見たとこ
エンジニア PA-01

実はこの工具、圧着専用の工具ではありません。
ワイヤストリッパや裸端子の圧着など色々な歯がついた多機能工具なのですが、今回のようなコンタクトピンの圧着にはあまり向いていないと思っていました。

が、

中心をギュッと…(優しく)

これが

根元もギュッと…(愛を込めて)

これで

なかなかの出来?
あ、普通にキレイやん…。

大きめのコンタクトピンには向いてるのかもしれません。
おっと本題が工具のほうに逸れそうになりましたが、このLコネクタのピンは大きめなので電線も太めのものが使えます。

シリコンコードを圧着
14AWG(2.0SQ相当)のシリコンコードなんかも圧着できました!
この辺りの電線を使えばコネクタの定格の上限いっぱいまで使える事でしょう。

見たことあるある
ホビー系のパーツ売場に置いてそうな延長ケーブルも自由な長さで作成可能です!

兄貴(Lコネクタ)のほうが弟(ELコネクタ)より優れてるの?お互い対立してるの?
いえいえ、この兄弟は仲がいいんですよ。
弟のほうもサイズは手頃ですのでサクッと使いやすいですし、以前に照明器具に使われているのを見た事があります。
兄貴がRC部門でのエキスパートとすれば弟は幅広い分野で活躍するマルチプレイヤー的な感じですね。
どちらのコネクタとも宜しくお願いします。


50ヶパックもあります!

・JST(日本圧着端子) Lコネクタ 
2ピン プラグハウジング LP-02-1 リセプタクルハウジング LR-02F-1
どちらも¥21-
(50ヶで¥945-)

コンタクトピン
プラグハウジング用 LLF-61T-2.0 適用電線範囲 AWG20〜AWG14(0.5SQ〜2.0SQ)
リセプタクルハウジング用 LLM-61T-2.0 適用電線範囲 AWG20〜AWG14(0.5SQ〜2.0SQ)
どちらも¥15-(100ヶで¥1415-)

今回使用した圧着工具
・エンジニア PA-01 ¥3810-


<記事:平田>

共立エレショップにも登録しましたので、通販ご希望の方は
ご利用ください。
JST Lコネクタ/コンタクトピン

siliconhouse at 14:26|PermalinkTrackBack(0)